ベトナム語専攻

ベトナム語を通じて多文化社会への理解を深め、広い視野をもつ力を養う。

ベトナムはアジア・太平洋地域で高い経済成長率を達成しているエネルギッシュな国です。豊富な労働力と雇用コストの安さ、さらに勤勉な国民性がその大きな要因でしょう。そのため日本だけではなく、海外企業も多く進出しています。一方で、優秀な人材は国外でどんどん活躍し始めています。ベトナムは今さらなる発展が見込まれ、世界においてもその存在感がますます高まることが期待されています。

  • 美しい言葉を学び心豊かに

    ベトナム語には独特の「声調」があり、音の高低があります。声調は中国語やタイ語にもありますが、ベトナム語は6種類と多いのが特徴です。とくに女性が話すベトナム語は「小鳥のさえずりのようだ」と表現されることもあります。本専攻では、4年間で発音や聞き取りなどをネイティブのレベルまで習得するだけでなく、ビジネスでもすぐに使える実践的なベトナム語のスキルを身につけます。

  • ベトナムのアクティブな姿勢も学ぶ

    近年、日本国内でベトナム人と接する機会が増えました。在留外国人統計では、中国に次いで2位(約45万人、2021年)となっています。優秀なベトナム人と肩を並べて働くには、彼らと同等のアクティブな姿勢と世界で通用するスキルを身につける必要があります。ベトナム語を学び、ベトナムを知り、その一方で日本の特徴も改めて理解するなど、ベトナム語を通して広い視野をもつ力を養いましょう。


  • ベトナム語はアルファベット表記ですが、中国文化の影響を受けて、漢字起源の語彙が多数あります。そのため日本人も学びやすい言語です。

  • 専門科目である学科・専攻指定研究科目は日本語で行われるものが多数あります。

  • 上記の到達目標を目安にしてください。SALC、MULCといった学習施設がありますので、授業以外の場でも語学力を伸ばしていくことが可能です。

  • 長期の留学以外に、1年次修了の春休みに海外短期研修が行われています。海外短期研修にはほとんどの学生が参加するので、在学中にほぼ全員が何かしらの形でベトナムに行っています。

  • ベトナム語専攻は、英語も同じ比重で学ぶダブルメジャーの専攻です。授業以外でもSALCやMULCなどの学習施設を利用しながら、両方の語学力をさらに養うことができます。

  • 確かに課題は多いですが、学生は上手に時間を使いながら部活やサークル活動にも励んでいます。

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