世界で活躍する卒業生

Global Career

グローバル・リベラルアーツ学部がめざす、世界の人々と協調し、平和のためにグローバルに活躍できる人材です。これまで輩出してきた卒業生の中から、同じ志で活躍している3人をご紹介します。

人と人の信頼関係を築き、国と国の関係につなげていく。
その大きな使命を胸に

政策の企画・立案をはじめ、国家間のやり取りを動かしているのが外務省です。たとえば外国との合意文書の作成であれば、署名式といった大舞台に臨む人はもちろん、そこに至るまでに粘り強く折衝を重ねる人、要となるところでサポートする人など、数多くの外務省職員が関わっています。こうした末に国と国の関係に新たなページが加わり、それが50年、100年と続いていく。そんな一つの「歴史」が刻まれる瞬間に立ち会い、携われるのが、この仕事の大きな醍醐味といえるでしょう。一方で、重要な場面に遭遇することも多く、交渉事がその後の国のあり方に直接関わってくることもあるので、仕事で感じる責任と緊張もかなりのものです。

山根 賢太郎さん
外国語学部英米語学科 2003年卒
外務省 北米局 北米第一課 主査

【写真】赴任先では親しい友人もでき、愛着も沸くので、離任時にはいつも寂しさが込み上げてきます。

途上国を支援する中で、自身も助けられながら成長を遂げる。
青年海外協力隊を支える誇り

青年海外協力隊事業を応募から帰国後まで全面的にバックアップするのが、私たちJOCA(青年海外協力協会)という組織です。私が現在担当する部署では、赴任時に必要な書類の取り寄せや途上国での生活に関するアドバイスなど、多岐にわたりサポートします。協力隊は1隊あたり約500人。それを年3回、日本の代表として世界へ送り出しています。私自身の元協力隊としての経験から言うと、途上国支援のつもりで赴任すると、実は自分が現地の人々から助けられていることに気づかされます。でもこれが、隊員自らの成長につながっていくのです。協力隊を通じて得た経験を、さらに社会へと還元させていく。そ んな素晴らしい事業に携わるいま、大きなやりがいを感じています。

鈴木 亜依子さん
外国語学部スペイン語学科(現 イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻)2004年卒
JOCA(青年海外協力協会)JOCA 東京 青年海外協力隊支援グループ

【写真】青年海外協力隊での経験がJOCAでの仕事にも活きています。

キルギスで蒔いた「技術協力」の種が根を張り、
10年、20年と続いていく大きな喜び

JICA(国際協力機構)では途上国での技術協力として、大分県発祥の地域おこし「一村一品運動」をモデルとしたコミュニティ・ビジネスを広めるプロジェクトを世界各地で推進しています。最初はJICAの青年海外協力隊、その後はプロジェクト専門家として、私は6年半にわたり中央アジア・キルギスでこのプロジェクトに携わりました。限られた期間と予算、異文化の中で、順調なことよりも計画通りに進まないことの方が数多くありました。しかし苦労をした分だけ達成感は大きく、私を含めたスタッフ全員が成長できたと実感します。キルギスの人々が自立への一歩を踏み出し、これから10年先、20年先と続く仕事に関われたことに、喜びを覚えています。

西田(旧姓:北島)すみれさん
外国語学部国際言語文化学科 (現アジア言語学科)インドネシア語専攻 2008年卒
JICA(国際協力機構)/プロジェクト専門家

【写真】農村部に暮らす女性たちの雇用創出をめざし、フェルトづくり産業を根づかせる取り組みに尽力しました。