修士課程(日本語学専攻)
-
博士前期課程
興味に応じて学べる2コース
日本語学専攻には次の2コースが設けられ、日本語や日本語教育に関連する各分野に、より高度な専門性をもってアプローチすることが可能です。
日本語学コース
日本語学コースの一つの柱は、今日の言語理論の研究成果を踏まえ、日本語の構造的特質を明らかにし、日本語の個別性から言語の普遍性を解明していくことです。もう一つの柱は、方言をはじめとする変容・多様性に関する研究です。日本語の理論的追究と、実態研究が相互補完的に行われ、バランスの取れた日本語研究を行うことができます。
日本語教育学コース
日本語の教育に関する専門的な知識と技能を身につけ、国内外の日本語教育関連分野で専門家として活躍できる人材を育成します。理論面では、日本語の習得と使用にかかわるさまざまな要因を解明し、効果的な言語習得を促す教育のあり方を探求します。実践面では、学習者のニーズや環境的制約に対応できる創造的な応用力を開発します。また、教育的な観点から言語を分析する力を育成します。
教員紹介
研究指導教員
授業担当教員
時間割
開講科目
共通科目群
授業科目名 |
単位数 |
開講時期 |
担当教員 |
日本語学 コース |
日本語教育学 コース |
---|---|---|---|---|---|
言語科学演習B
|
2
|
通年
|
堀場 裕紀江
|
●
|
●
|
言語科学演習C
|
2
|
通年
|
遠藤 喜雄
|
●
|
●
|
言語科学演習D
|
2
|
通年
|
岩本 遠億
|
●
|
●
|
言語科学演習E
|
2
|
通年
|
木川 行央
|
●
|
●
|
修士研究
|
2
|
通年
|
堀場 裕紀江 木川 行央 岩本 遠億 遠藤 喜雄 |
★
|
★
|
統計処理法
|
4
|
通年
|
Park Siwon
|
◎
|
◎
|
言語研究科目群
授業科目名 |
単位数 |
開講時期 |
担当教員 |
日本語学 コース |
日本語教育学 コース |
---|---|---|---|---|---|
言語学概論
|
4
|
春学期
|
岩本 遠億
|
◎
|
◎
|
日本語学研究(音声・音韻)
|
4
|
春学期
|
木川 行央
|
◎
|
◎
|
日本語学研究(統語)
|
4
|
通年
|
遠藤 喜雄
|
◎
|
◎
|
日本語学研究(語彙・意味)
|
4
|
通年
|
岩本 遠億
|
◎
|
◎
|
日本語学研究(方言・日本語史)
|
4
|
秋学期
|
木川 行央
|
◎
|
◎
|
日英対照言語研究
|
4
|
通年
|
遠藤 喜雄
|
◎
|
|
日中対照言語研究
|
4
|
通年
|
井上 優
|
◎
|
|
日韓対照言語研究(院)
|
4
|
通年
|
浜之上 幸
|
◎
|
|
日西対照言語研究
|
4
|
通年
|
Arsenio Sanz
|
◎
|
|
言語習得研究
|
4
|
休講
|
|||
言語学特論
|
4
|
休講
|
言語教育研究科目群
授業科目名 |
単位数 |
開講時期 |
担当教員 |
日本語学 コース |
日本語教育学 コース |
---|---|---|---|---|---|
応用言語学研究
|
4
|
通年
|
堀場 裕紀江
|
◎
|
|
日本語習得研究
|
4
|
春学期
|
堀場 裕紀江
|
◎
|
◎
|
評価法研究
|
4
|
秋学期
|
堀場 裕紀江
|
◎
|
|
日本語教育学研究
|
4
|
通年
|
堀場 裕紀江
|
◎
|
|
日本語教育文法研究
|
4
|
秋学期
|
岩本 遠億
|
◎
|
|
日本語教育教材研究
|
4
|
通年
|
上原由美子
|
◎
|
|
言語教育学特論
|
4
|
休講
|
|||
日本語教育実習A
|
2
|
休講
|
|
◎
|
|
日本語教育実習B
|
2
|
秋学期
|
徳永 あかね
|
◎
|
コミュニケーション言語文化研究科目群
授業科目名 |
単位数 |
開講時期 |
担当教員 |
日本語学 コース |
日本語教育学 コース |
---|---|---|---|---|---|
異文化コミュニケーション
|
2
|
休講
|
|
◎
|
|
日本研究
|
4
|
通年
|
町田 明広
|
◎
|
|
言語文化研究
|
4
|
通年
|
遠藤 喜雄
|
◎
|
◎
|
比較文化論
|
2
|
休講
|
|||
比較文学研究
|
2
|
秋学期
|
Mustatea Alexandra |
||
談話分析研究
|
4
|
通年
|
遠藤 喜雄
|
◎
|
|
社会言語学研究
|
4
|
通年
|
Sau Kuen Fan
|
◎
|
◎
|
修了要件
1. 研究テーマに関連する科目を中心に履修して32単位以上を修得し、かつ、研究した結果を「修士論文」としてまとめて提出し、最終試験に合格すること。
2. 専攻及び関連分野から幅広く科目を履修して40単位以上を修得し、かつ、調査研究した内容を「修士研究報告」としてまとめて提出し、最終試験に合格すること。
ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績をあげた者は大学院に1年以上在学すれば足りうるものとします。
大学院シラバス検索
日本語教育教員養成プログラム修了証の取得について
1.下の表にある領域全体から合計28単位以上修得する。
2.領域区分(c)の*印のついた科目のうち1つを必修とする。
3.領域区分(d)の*印のついた科目は2つとも必修とする。
4.領域区分(e)の日本語学研究から1科目(4単位)を必修とする。かつ、領域区分(e)から計8単位以上修得する。
領域 |
区分 |
科目名 |
---|---|---|
社会・文化・地域に関わる領域
|
(a)社会・文化・地域
|
日本研究 比較文化論 比較文学研究 |
(b)言語と社会
|
社会言語学研究 言語文化研究 異文化コミュニケーション研究 |
|
教育に関わる領域
|
(c)言語と心理
|
*応用言語学研究 *日本語習得研究 言語教育学特論 言語習得研究 |
(d)言語と教育
|
*日本語教育学研究 *日本語教育文法研究 日本語教育教材研究 評価法研究 *日本語教育実習A・B |
|
言語に関わる領域
|
(e)言語
|
言語学概論 日本語学研究(音声・音韻) 日本語学研究(統語) 日本語学研究(語彙・意味) 日本語学研究(方言・日本語史) 日英対照言語研究 日中対照言語研究 日韓対照言語研究(院) 日西対照言語研究 談話分析研究 |
ティーチング・アシスタント制度
本学の学部または大学院での教育補助業務を行います。ティーチング・アシスタントは大学院生の研究指導を担当する教員の指示に従い、教員が担当する学部または大学院修士課程の学生に対する講義、実習、演習、試験等での教育補助業務を行います。
この経験を通して、将来の研究者、指導者としての素質を養うことを目的としています。
●本学大学院の博士課程後期に在学している者または修士課程に在学し、学業成績優秀かつ、教育補助業務を遂行する能力・適性を有する者からの選抜です。
●1週間当たり5時間の勤務を基準とすることが条件です。
●ティーチング・アシスタントには、勤務に応じて月給が支給されます。
※ティーチング・アシスタントには任期があります。
関連情報
- 外国語学部
- 英米語学科
- アジア言語学科
- イベロアメリカ言語学科
- 国際コミュニケーション学科
- グローバル・リベラルアーツ学部
- 留学生別科
- 大学院 言語科学研究科
- 教員紹介(SALC / ELI、附属研究所・センター等)
- 教員紹介(学部・大学院・別科)