活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.47/インドネシア)

“活躍するKUIS在外公館派遣員たち”というテーマで、赴任中または帰国後の様子を紹介するシリーズ第47弾。

元在インドネシア日本国大使館派遣員の吉永 眞衣夏ジャネシィさんをご紹介します

吉永 眞衣夏ジャネシィさん(国際コミュニケーション専攻2019年3月卒業)

派遣員になるまで

久保谷先生率いるグローバル教養講座へ参加し始めた大学2年時は、英語での在外公館派遣員を志望していました。3年生になり留学を考える際、インドネシア人の家族とコミュニケーションを取りたい、また、幼少期にコンプレックスであったインドネシアというバックグラウンドに自信を持ちたいという想いからインドネシア留学を決意しました。留学後は、学んだ語学を実践的に活かしたい、直接関わらずともインドネシアへ恩返しがしたい、より深く理解したいという理由でインドネシア語の在外公館派遣員試験へ臨みました。

大使館での勤務

日々の庶務業務(配車、館員支援、翻訳通訳、レセプション運営等)を通して、派遣員はよく「縁の下の力持ち」と言われるがその通りだと実感しました。在インドネシア大は世界でも大所帯公館(100人超)で、大型ロジの時に応援出張者も合わせて一人一人が小さな用務をこなし、直前まで慌ただしく準備しながら当日を迎え、最後日本に戻る飛行機を見送る際に、「あの時の自分の交渉や努力はここに繋がっていたのだな。」と、思い返してみると点と点が線で繋がる瞬間に感動します。
また、政府機関なだけに様々な機関(他省庁や警察)から派遣されてくる方も多く、普段関わることがないような職業の仕事内容等や苦労、醍醐味なども知ることができ面白いです。

ジャカルタでの生活

休日は行ったことがない食堂やカフェに足を運び、趣味のバドミントンをしたり、日曜日はローカルの伝統舞踊教室で練習し、結婚式やレセプションで披露していました。パンデミック前の長期休暇の際は、一人旅で同期を訪ねたり、館員との旅行を楽しんでいました。

派遣員を目指す仲間たちへ

泣いても笑っても2年はあっという間に過ぎるので、深く考え過ぎず気楽に捉え、全てを吸収するスポンジのつもりでただ目の前のことを着々とこなしていくのがおすすめです。派遣員の仕事は誰にでもできる内容かもしれないですが、その中でも+αとして自分に何ができるのか、探していくと面白いかもしれません。

インドネシア共和国(Republic of Indonesia)

【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:約192万平方キロメートル(日本の約5倍)
2. 人口:約2.67億人(2019年、インドネシア政府統計)
3. 首都:ジャカルタ(人口1,050万人:2019年、インドネシア政府統計)
4. 民族:大半がマレー系(ジャワ、スンダ等約300種族)
5. 言語:インドネシア語
6. 宗教:イスラム教87.21%、キリスト教9.87%(プロテスタント6.96%、カトリック2.91%)、ヒンズー教1.69%、仏教0.72%、儒教0.05%、その他0.50%(2016年、宗教省統計)

【赴任国の紹介】
a. 歴史:オランダに約300年、1942年から1945年までは日本が植民地支配したが、オランダに比べると、日本はインドネシアの独立を後押しし、隣組や学校、社会の組織制度を伝えたため、新日も多い。そのため日本語が話せる老人もいる。和食レストランや日本祭り、日本風ファッションも若者に人気を集める。
b. 食事:主食は米がほとんどで、肉魚、スープなど日本人に馴染みやすい料理が多い。料理によっては香辛料や唐辛子で印象的な味付けをすることもある。
c. 在留邦人:19,612人(2019年現在:在留届に基づく)

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