神田外語大学・千葉県立保健医療大学にて「初期医療言語サービスボランティア研修」を実施

2019年9月15日(日)、16日(月)に神田外語大学、千葉県立保健医療大学にて「初期医療言語サービスボランティア研修」が行われ、両大学から計18名の学生が参加し、2日間に渡り、初期医療で必要な英語表現や知識全般を学び修了証が授与されました。

2019年~2020年に開催される様々な国際的なスポーツの祭典では、幕張新都心にも訪日外国人の増加が予想されます。加えて猛暑の中での開催となるため、緊急医療の初期対応や応急手当をサポートするための知識・技能を持つ専門性のある言語サービスボランティアが不可欠となるため、同じ幕張新都心に拠点を置く神田外語大学と千葉県立保健医療大学が両校のそれぞれの知見を生かし、今回の研修が実現しました。
2日間の研修はModule1~4を1日目に神田外語大学で、5~8を2日目に千葉県立保健医療大学にて行いました。



Module 1) 対象者への声がけと状況把握 Offering Help and Support

声がけ・症状・病名・身体の部位(臓器・既往症)等の英語表現

Module 2) 体勢への配慮、救急・医療関係者への誘導 Positioning and Calling Medical Help

対象者の体勢と英語での誘導・安心させる英語表現など

Module 3) 各種症状への対応・応急手当 First Aids and Symptoms

各傷病者の管理・外傷・出血・けいれん・てんかん・熱中症

Module 4) 注意・配慮すべき文化・宗教・ジェンダー Cultural Issues to Consider

文化・宗教・ジェンダー

Module 5) AED 講習 AED Lecture

心肺停止・一次救命処置・心肺蘇生法・AED使用方法

Module 6) AED 実習 AED Training

AED 使用練習・心肺蘇生法の手技

Module 7) ボランティアの自己管理・事前準備、災害時対応 Self Care and Preparation

体調管理・準備するもの・事前準備・確認事項

Module 8) まとめ・自己学習へ向けて Review

まとめ・自己学習へ向けて・修了証交付




講座の内容にはところどころ実習も含まれ、参加した学生は熱心に知識や技能の習得に取り組んでいました。

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