「幕張ビーチ花火フェスタ2025」に延べ10名の学生がボランティアとして参加

2025/8/2(土)、「幕張ビーチ花火フェスタ2025」(第47回千葉市民花火大会)が幕張の浜にて開催されました。それに先立ち行われた7/30(水)の事前ビーチクリーンのボランティアに6名、花火大会当日のゴミ分別マナー呼びかけのボランティアに4名の学生が参加しました。

事前ビーチクリーンでは、花火大会をより安全・快適に楽しんでいただくために、幕張の浜に落ちているゴミを拾う予定でしたが、当日カムチャツカ半島東方沖で起きた地震により津波警報が出た影響でビーチに近づくことができなくなったため、観覧席につながる通路周辺を清掃しました。初めてボランティアに参加する学生や、ゴミ拾い活動に興味がある学生の参加が見られました。当日花火を見に行く予定の学生もおり、花火の火花がゴミに燃え移って火事が起きるなどの事故を未然に防ぎたいと思い参加したとのことでした。

花火大会当日は、主に会場のゴミ分別の声かけやゴミの分別を行いました。ゴミの分別は、呼びかけをすると協力してくれる人もいました。花火終演後は、帰宅ラッシュでゴミ捨て場も混雑し、分別の呼びかけをしても分別せず捨てて行く人がたくさんいて大変でしたが、その時こそ一緒に活動したボランティアのみんなと協力しコミュニケーションをとりながら対応しました。

今回の活動を通して、改めて自分たちの行動を見直し、より環境について考えるべきであると多くの学生たちは感じました。想像以上にゴミが落ちていたことが印象に残った学生も多く、日頃からゴミ用の袋を持ち歩こうと思ったという感想も聞かれました。

綺麗な幕張の浜で来年も花火大会が開催されることを楽しみにしています。

主  催:千葉市民花火大会実行委員会
日  程:2025/7/30(水) 事前ビーチクリーン/2025/8/2(土) ゴミ分別マナー呼びかけ
活動内容:花火打ち上げ会場の事前清掃と当日のゴミ分別
参加者数:延べ10名

参加学生の活動報告より

・持続可能な観光業についてのゼミで海洋汚染と地域住民の関連について学び、海洋生物にとっても地域の人にとっても海が汚れることにメリットはなく、海のレジャーをする私たちが海の綺麗さを保たなければならないことを考えました。そこで、このボランティア募集を見つけ、考えるだけでなくこの機会に行動をしたいと思い参加しました。
・海や砂浜の綺麗さを保つためにゴミ拾いをすることや、ゴミを捨てる一人ひとりに分別して捨ててもらうことが必要だと、口にすることは簡単ですが、実際に行動することは簡単ではありません。しかし、この機会に自ら行動することができたので第一歩として行動することができました。
・地震の影響で活動予定が急遽変更になりましたが、柔軟に対応することの重要性を学びました。またゴミ拾いとしなくても日常的に自分の身の回りに目を向けてごみを見つけたら拾うようにしていて、この行動の意味を学んだことにより、より意欲がわきました。
・予定では清掃するはずではなかった場所を清掃しましたが、思ったよりもごみを集めることができました。ポイ捨てされたであろうゴミが多く、ここを清掃できてよかったと感じました。

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