八千代松陰高校生が本学で国際体験 高大連携プログラムを実施

 神田外語大学は、八千代松陰高等学校との高大連携協定の一環として、2025年7月28日(月)・29日(火)の2日間にわたり、「Multicultural Adventure Program(MAP)」を実施しました。両校の協力のもと、高校生が英語や多言語の授業、在学生との交流、多文化体験を通じて国際的な学びを体感しました。

1日目:英語で学び、先輩学生と交流

 初日は、オリエンテーションの後、本学ELI(※1)教員による英語レッスンが行われました。複数回にわたる実践的な授業を通じて、生徒たちは英語での発表やコミュニケーションに挑戦しました。昼食後には、本学に在籍する八千代松陰高校の卒業生との座談会を実施。大学での学びやキャンパスライフについて先輩から直接話を聞くことで、高校生にとって進路選択の参考となる有意義な時間となりました。

※1 ELI(English Language Institute):神田外語大学が誇る英語教育の専門家組織。
座談会の様子
座談会の様子

2日目:多言語・多文化への挑戦

 2日目は、グローバル・リベラルアーツ学部の石井雅章教授による授業から始まりました。その後、韓国語・スペイン語・ベトナム語の多言語レッスンが行われ、生徒たちは言語の背景にある文化にも触れながら新しい学びを体験しました。午後には、MULC(※2)にて、多文化共生をテーマとした体験活動を実施。学びを振り返るフィードバックの時間を経て、プログラムは幕を閉じました。

※2 MULC(Multilingual Communication Center):本学の外国語学部 7専攻言語(中国語/韓国語/インドネシア語/ベトナム語/タイ語/スペイン語/ブラジル・ポルトガル語)が話されている国や地域の建物を再現した、言語と文化を学べる疑似留学空間
MULCでの活動の様子
MULCでの活動の様子

高大接続を見据えた継続的な取り組み

 本学と八千代松陰高校は2020年10月に高大連携協定を締結し、語学教育や海外研修、総合的な探究の時間の授業サポートなど、多角的な交流を展開しています。今回の「Multicultural Adventure Program」は、その実践の一つとして位置づけられるものであり、大学での学びを先取りする機会を通じて、生徒たちの国際感覚をさらに磨く機会となりました。

 神田外語大学では今後も、高校生との連携を深め、次世代を担う若者たちの成長を支援する教育活動を展開してまいります。

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