「第4回 外国語による応急処置体験講習」を千葉県立保健医療大学にて実施

2025/3/8(土)に千葉県立保健医療大学、神田外語大学との共催で第4回目となる「外国語による応急処置体験講習」が行われ、両大学から計26名(千葉県立保健医療大学13名、本学13名)の学生が参加し、初期医療で必要な英語(外国語)表現や知識全般を学び、修了証が授与されました。

ボランティア参加時や外国人のケガ人や急病人に遭遇した時に、英語(外国語)を使いながら応急処置ができることを目標に、同じ幕張新都心に拠点を置く千葉県立保健医療大学と本学が両校のそれぞれの知見を生かし、2019年に第1回目、2023年に第2回目、昨年に第3回目が行われ、今回が4回目の実施となりました。

研修は千葉県立保健医療大学にて行いました。
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【Module1】対象者への声がけと状況把握
声がけ・症状・病名等の英語表現
【Module2】体勢への配慮、誘導
対象者の体勢と誘導・英語表現など
【Module3】一次救命処置(一般市民用)講習
心肺蘇生法の手順・AED使用方法
【Module4】一次救命処置(一般市民用)演習
心肺蘇生法の手技・AEDを使用した演習
【Module5】まとめと振り返り・修了証交付
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応急処置に関連する外国語表現や心肺蘇生・AED使用方法などについての講座内容には、ところどころ実習も含まれ、どの学生も熱心に知識や技能の習得に取り組んでいました。

両校の学生とも普段関わる機会のない他大学の学生同士の交流を持つことができ、応急処置についての学びはもちろん、お互いの大学や授業内容について共有し合ったり、新たな気付きを得ることができて楽しかったとの感想も多く寄せられました。

共  催:千葉県立保健医療大学、神田外語大学
日  程:2025/3/8(土)
講習内容:外国語を使いながら応急処置ができることを目標に、初期医療で必要な外国語(主に英語)表現や知識全般を実習も交えて学ぶ
参加者:県立保健医療大学学生13名 本学学生13名

参加学生の活動報告より

・昨年も参加しました。外国語で救急医療を学ぶ機会は少ないし、海外や日本ではもちろん参加しなかったら知らなかったこと、千葉県立医療大学の素敵な学生さんとは会うことはなかったと思います。今年度は先生からお誘い頂き参加しましたが、人数も増えてまた違った雰囲気の中、救急医療を復習することができ、聞くだけではなく実践することで自分の対応力の理解や不十分も分かったので今後に備えようと思います。
・来年もまた絶対参加したいです。
・次はぜひ、千葉保健医療大学の学生さんに神田外語大にお越しいただき、他国の習慣や宗教を学び、それを医療に活かしてもらえればと思います。例えば、イスラム教徒の方は豚肉を食べなかったり、ヴィーガンで菜食主義の方もいらっしゃいます。またキリスト教の方は輸血を禁止している方もいらっしゃると思います。それを考慮した医療行為や献立を考えるのに良い機会になるのではと思いました。
・外国語大学は医療系の授業が全く無いので、怪我や病気など医療について外国語を交えながらの講習があればぜひ参加したいと思いました。

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