10月24日(火)~27日(金)海外ボランティア活動報告会を開催

今年8~9月に海外ボランティアに参加した本学学生10名による活動報告会が、10月24日(火)から27日(金)の4日間、オンラインで開催されました。学生たちは活動国と活動内容をそれぞれ選び、約2~3週間の間、さまざまなボランティア活動に従事しました。

発表内容(※一部抜粋)

■木幡里桜さん(外国語学部 英米語学科 4年)
インドネシア プルウォケルト/ 幼稚園で日本文化を教える(3週間)
「海外で生活してみたい」「海外の子供たちに日本に興味をもってもらいたい」「新しい価値観を発見したい」という想いで、海外ボランティアに参加しました。幼稚園で日本文化を教えるボランティアをおこないましたが、子供たちに日本語の歌を歌ったときに、みんな覚えようとしてくれたことがとても印象に残っています。スパイシーな食べ物が多かったり、公用語が英語ではないためコミュニケーションに難しさを感じたりはしましたが、子供たちが私を受け入れて仲良くしてくれたり、日本文化に興味をもってくれたことが凄く嬉しかったです。
■中澤凛菜さん(外国語学部 イベロアメリカ言語学科 1年)
アメリカ サンフランシスコ/ 低所得者支援(3週間)
「貧困や飢餓で苦しんでいる人たちの状況を実際に目で見て知りたい」「留学では得られないような体験をしたい」「英語を通して行動を起こしたい」などの想いから、このボランティアに参加しました。 活動としては大きく3つあり、低所得者層に配給する食事の材料切りや配膳をおこなう「Glide」、ダウンタウンの屋外で食事を配給する「Foodbank」、児童施設の子供たちの勉強をサポートする「学童」に参加しました。実際にボランティアに参加してみて、低所得者層にアメリカ人以外の方が多かったこと、また、必ずしも所得と幸福度は比例しないことなど、自分で体験しないと分からなことが多くありました。ボランティア活動を通じて、改めて日本での暮らしを見つめなおす貴重な経験を積むことができました。
■山邉佳奈さん(外国語学部 英米語学科3年)
フランス/鉱山の中の歩道整備(3週間)
「学生のうちに海外を経験したい」「自分の英語力を海外で試したい」「海外に友達が欲しい」などの参加理由がありましたが、根底には「大学生のうちに何か一つでも大きな挑戦をしたい」という想いがありました。活動内容は、鉱山の保全活動のサポートとして、鉱山内の歩道整備/外の柵づくり/本の整理などがありました。休日は、メンバーと一緒にハイキングなどのアウトドア活動に参加しました。今回の活動を通して、自分の英語力に関して課題が見つかったり、はじめての海外&一人旅に達成感を感じたり、今でも連絡を取り合える海外の友達ができたりなど、多くのことを得ることができました。また、日本人が自分一人という環境で不安もありましたが、その経験があったことで「挑戦することに不安を抱えている人の助けになりたい」という人生の指針を見つけることができました。

参考