神田外語大学が2月15日(水)に翔凜高等学校との高大連携協定調印式を実施

神田外語大学は、翔凜高等学校(千葉県君津市/校長:栗原康徳)とグローバル人材育成に関する高大連携協定を締結するため、2023年2月15日(水)に本学にて調印式をおこないました。
この締結をもって、本学と翔凜高等学校は、互いの特徴や強みであるグローバル教育およびコミュニケーション指導を生かし、教育の充実と相互連携を強化していきます。締結後は2023年度に高大連携の新講座「ロジカルコミュニケーション講座」を開講するなど、ポストコロナの時代にたくましく未来を切り拓いていく力を備えたグローバル人材を育成したいと考えています。
(左から)協定書に署名する宮内学長と栗原校長

連携協定調印式 概要

(1) 日 時:2023年2月15日(水)11:30~12:00
(2) 場 所:神田外語大学(8号館)
(3) 出席者:
<翔凜高等学校>
栗原 康徳 校長(協定書署名者)
白根 英隆 教頭
五十嵐 辰也 高校部長
<神田外語大学>
宮内 孝久 学長(協定書署名者)
佐野 元泰 理事長
菅野 文博 事務局長
玉造 美恵 産官学・地域連携部 ゼネラルマネージャー
(4) 調印式次第:
1.事前説明・開式の挨拶
2.両校 出席者紹介
3.高大連携協定の概要
4.佐野理事長 挨拶
5.両校代表者 挨拶
6.協定書 署名
7.写真撮影

両校コメント

翔凜高等学校 栗原康徳 校長

1年ほど前から大学との連携を検討しておりましたが、本校の卒業生が多く、彼らと久しぶりに会ったときに、目が非常に輝いており、将来に向けて力をつけている姿を見て神田外語大学と高大連携を進めていく運びとなりました。2023年度に実施予定の「ロジカルコミュニケーション講座」のカリキュラム策定におきましては、私共がもともと実施しておりましたディベートの授業を、より高度且つ実のある素晴らしい内容にしていただき、本当に感謝しております。
本校は神田外語大学と同じ「千葉県の中でグローバル人材を育てたい」という気持ちを非常に強くもっております。これからさまざまな形で連携させていただく中で、多くの生徒が神田外語大学で学び、グローバル社会で貢献できる力強い人材を育てたいと考えております。校長として非常に期待しているところでございますため、ぜひこれから忌憚のない意見交換をさせていただきながら、素晴らしい連携になるよう頑張って参りたいと思います。

神田外語大学 宮内孝久 学長

このたびの高大連携、大変光栄に思っております。私は画一教育が、日本の競争力低下の主原因だと思っており、どうすれば児童・生徒・学生の個性を生かしながら、自信をもって自己肯定感を高めて人生を送ってもらえるかを模索しております。偏差値という一つの指標だけで自分の価値を認識してしまう、または社会が判断してしまうことは個性を摘んでしまいます。しかし、少子化の影響で大学全入学に近くなったことで、偏差値をベースに大学選びをしていた時代から、自分の好きなポイントで大学を選ぶ時代に変化してきたと思います。そのような時代で生徒たちは、中学・高校時代から自分の価値観や好みを探っていく必要があり、そのために一番良いのは「ロジカルコミュニケーション講座」のような体験授業だと考えます。この講座が生徒ひとりひとりに合うとは限りませんが、こういったマッチングが重要です。人生にとってお互いの相性を確かめ合う機会を設けることは非常に大切です。本学としてはこういった講座を開講し、お互いを行き来して、自分の好みや価値観を発見してもらいたいです。中高生が自分の価値観を発見することは簡単ではないため、その際の一助になればよいと考えております。この連携を機会にぜひ親交を深めさせていただきたく思います。

神田外語大学 佐野元泰 理事長

同じ千葉県内でグローバル人材を互いに作り出していこうという想いのもと、こういった連携ができるのは本望であり、ひとりでも多くの生徒が熱い想いをもって世界へ飛び立って欲しいと思います。本学は「言葉は世界を繋ぐ平和の礎」という建学理念から、コミュニケーションを通して相手を理解し、最終的に国際社会の中で平和を作っていく、そういった意識をもった人材を育成したいと考えております。今年の2月でロシアによるウクライナ侵攻から1年が経ちますが、このようなことは起こしてはならず、また、今後起こらないようにしないといけません。そのため、これからの若い人たちひとりひとりが他者に対する思いやりや理解をもって接していく国際人材になる必要があります。「ロジカルコミュニケーション講座」を通し、本学のカリキュラムの一部を翔凜高校の生徒たちに知ってもらえるのは本当に嬉しいことです。ぜひ、本学を通してよりさまざまな経験をしていただいて、それを将来の糧にしていただければと思います。
(左から)署名後の協定書をもつ宮内学長と栗原校長
出席者の記念撮影
(左から)玉造ゼネラルマネージャー、菅野事務局長、佐野理事長、宮内学長、
栗原校長、白根教頭、五十嵐高校部長