「世界のウチナーンチュ大会」にて本学在学生が大活躍!
今年10月31日〜11月3日、沖縄県にて「第7回 世界のウチナーンチュ大会」が開催されました。この大会は、かつて移民として海外に渡った沖縄県系人やその子孫などが5年に1度、沖縄に集まるイベントです。今回はコロナ禍の影響を受けて1年延期され、6年ぶりの開催となりました。
大会では、JICA緒方研究所のもとで参加者を対象とした調査が実施され、アンケート調査実施の補助調査員として本学の学生も参加しました。イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻とブラジル・ポルトガル語専攻、英米語学科、国際コミュニケーション学科国際コミュニケーション専攻の計8名です。
10月30日、那覇市の国際通りで前夜祭が行われ、海外13カ国からの参加者1,600人を含むおよそ3,000人が集まりました。前夜祭では北米・南米・アジアなどさまざまな国から来た参加者が、おそろいの衣装を着て旗を振ったり、伝統の音楽や踊りを披露したりしながら国際通りを歩きました。
調査活動は大会2日目から本格的に始まりました。本学の調査員は、特に南米からの参加者に対して、ポルトガル語やスペイン語でのアンケート協力の声掛けを行いましたが、前大会に比べて南米の参加者が非常に少なかったこともあり、この二つの言語だけではなく英語や日本語の声掛けにも力を入れました。
大会最終日には閉会式が開かれました。今回は天気に恵まれて、予定通り、沖縄セルラースタジアム那覇にて盛大に行われました。閉会式の後はグランドフィナーレが同会場で行われて、BEGINなど沖縄を代表するアーティストがステージを彩り、5日にわたる祭典が幕を閉じました。
日頃からダブルメジャーとして地域言語(スペイン語/ポルトガル語)と英語の両方を学ぶ学生たちは、多言語での大会調査に貢献することができました。また、専攻言語圏の知識を活かしながら、世界のウチナーンチュと交流して沖縄県の歴史や沖縄県系移民のことを知る貴重な機会となりました。調査員として参加した学生からは、「次回もまたぜひ参加したい!」という声もありました。
5年後にまた、世界のウチナーンチュに会えることを願っています!
文 グスターボ・メイレレス(ブラジル・ポルトガル語専攻教員)
写真 グスターボ・メイレレス(ブラジル・ポルトガル語専攻教員)
植村冠太(ブラジル・ポルトガル語専攻4年生)
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