イオンモール幕張新都心で行われた献血に延べ15名の学生がボランティアとして参加しました

毎月行われているイオンモール幕張新都心での献血に、2022年5月~8月にかけて延べ15名の在学生がボランティアとして参加しました。主な活動内容は、献血への協力の呼びかけや献血室への案内でした。

血液は人工的に造ることができず、長期間の保存もできません。また、献血者の健康を守るため、一人の方が1年間に献血できる回数や量には上限があり、患者さんに安定的に血液製剤をお届けするためには、一年を通じて多くの方に継続してご協力いただく必要があるそうです。それにくわえ、新型コロナウイルスの影響により、関東甲信越地域では企業や学校等での集団献血の中止が未だ続いており、そのため安定した献血協力が得られていません。

病気や怪我、出産などで輸血を必要とする方を間接的に救うことができると知った学生たちは、少しでも多くの方に献血に協力していただけるよう、試行錯誤しながら声かけを行いました。はじめは立ち止まってくれる人が少なく役に立てているのか実感しづらかった学生も、献血をしてくださる方の列が出来ているのを見たときに、自分たちの活動が少しでも貢献できたことを感じることができました。

基準を満たせず今回は献血の協力をできなかった学生は、日を改めて献血ルームに行ったり、大学に献血バスが来た時は友達にも足を運んでくれるよう声かけをしたいと話してくれました。

人々の善意の献血によって多くの患者さんの命が救われることを知り、この活動が尊いことを学生たちは肌で感じることができました。今回のボランティアは、興味があったけれど今まで献血をしたことがなかった学生の参加が多く、ボランティアに参加することで献血に対する知識や意識が高まり、とても貴重な機会となったという声を多く聞くことができました。

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