KUISグローバルアンバサダー(KGA)による国際協定校学生とのオンライン交流会「Language Exchange Meeting」が実施

以下のインフォメーションは原稿を「KUISグローバルアンバサダー※」の本学学生が作成し、寄稿したものです。

9月30日(木)に神田外語大学の学生組織 KUISグローバルアンバサダー(KGA)が主催するオンライン交流会「Language Exchange Meeting」が開催されました。この活動の目的は、新型コロナウイルスの影響で海外渡航が厳しい中でも、オンラインを通して海外にいる学生と交流し繋がることでした。当日は、本学の留学生別科オンラインプログラムを受講中の国際協定校の学生と、留学に関心のある本学の学生の計約20名がオンライン上に集まりました。お互いの「キャンパスライフ」、「外国語を勉強しようと思った理由」、そして「将来のプラン」について日本語と英語の両言語で共有し合いました。時差を超えて世界中から協定校の学生が参加、意見を交わし、有意義な交流の時間になりました。

参加者出身大学(国際協定校)

STIE (Sekolah Tinggi Ilmu Ekonomi) Malangkucecwara(マランクセスワラ大学、インドネシア)
Universidad de Guanajuato(グアナフアト大学、メキシコ)
Wenzao Ursuline University of Languages(文藻外語大学、台湾)

トピック

<それぞれの大学の特徴やキャンパスライフについて>
それぞれの大学の特徴を伝えるために、大学の正門や施設内の写真を用いて、説明していました。KUISおすすめの場所に関しては、8号館(KUIS8)の予約制の学習室、2階からKUIS8を見渡せる学習スペースなど、KUIS8を積極的に利用する学生が多いことが見受けられました。
<外語大生として言語を学ぶ上で今回のパンデミックについて考えること>
  • オンラインばかりで自分の学びたいことがしにくくなった
  • キャンパスの設備や施設を利用できる機会が少ない
  • 留学生との交流が少ない
  • 大学内で他国の人と関わることが少ない

さらに、対話を深めていく上で、中国人と日本人の英語教育の共通点・相違点について話し合っていました。共通点としては、11歳前後から英語教育を始めること、そもそも日常で英語を使う機会が少ないことの2点が上がりました。相違点は、中国は大学進学を目指す人の場合、より高い英語力が求められるため、日本より比較的多く学ばなければいけないといった違いがわかりました。また、日本語と中国語の発音の違いによる難しさなど、私たちが日本語を扱うなかでは感じ取れない特徴を説明してくれた興味深い意見もありました。
<語学を学ぶ理由と将来について>
  • ホームステイ先のアメリカ人との交流がきっかけ
  • 海外の人と友達になりたいという強い好奇心
  • 日本のアニメやドラマが好き
  • 将来は日本語の先生を目指している
といった、多岐にわたる意見が交わされていました。

さらに、あるグループは話を進めるなかで、「外国語を学ぶ難しさ」を互いに共有していました。例えば、「日本語を学んでいるが、実際に日本人と話す機会がない」といったアウトプットの機会の少なさに悩む意見が上がり、それに対して他のメンバーもうなずき、賛同していました。

参加者の方からのフィードバック

良かった点
  • 日本語と英語を交えて話せた
  • 相手の国や文化について聞けた
  • メキシコからの参加者がいたため、時差を超えて交流できた
  • 非ネイティブの英語話者と交流して、自分自身の英語レベルを確認できた
  • SNS交換の時間があって良かった

今後の活動について

コロナ禍で実際の海外渡航が難しいことは非常に残念である一方で、オンライン上であれば交流機会を気軽に設定することが出来るのは大きなメリットです。今後の活動として、語学関係の交流会だけではなく、お互いの国を紹介し合うセッションなどの企画を考えています。オンラインライフでも十分に語学力を伸ばしたり、国際交流活動を行うことは可能かと思います。今後もKGAの活動に興味を持った学生が多く参加できる企画を実施したいと考えています。お時間があればぜひご参加お願いいたします。

※「KUISグローバルアンバサダー(KGA)」

神田外語大学国際戦略部運営のもと、学生が主体となって留学支援・国際交流イベントを企画・運営する活動です。

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