「第2回高校生東南アジア小論文コンテスト」授賞式が開催されました

10月27日(土)、千葉市美浜区の神田外語大学において、「第2回高校生東南アジア小論文コンテスト」の授賞式が開催されました。東南アジア情勢に関心のある全国の高校生が、共同通信社の記者が東南アジアで取材し執筆した記事と写真をテーマとして、自分自身の経験を基に1,000~1,200字の小論文にまとめるものです。東南アジアの中でも対象となるのは、インドネシア、ベトナム、タイの3か国。

今年は、タイ部門にエントリーした兵庫県・私立神戸女学院高等学部1年生の田中陽帆(たなか あきほ)さんが最優秀賞に輝きました。インドネシア部門優秀賞に東京都・国立東京学芸大学附属国際中等教育学校5年生のマイケル瑛美(まいける えいみ)さん、ベトナム部門優秀賞に茨城県・私立清真学園高等学校1年生の和田凛々子(わだ りりこ)さんの作品が選ばれました。

今年は北海道から九州までの高校生個人、団体から合計1,231作品の応募がありました。コンテスト応募者は、「インドネシア部門」「ベトナム部門」「タイ部門」に複数応募も可能で、同大は今後も同コンテストを継続開催していく予定です。

日本全体の国際化が進む中、次世代を担う高校生に対し、発展著しい東南アジアへの興味関心を抱くきっかけとなる様なコンテストを目指していきます。

「第2回高校生東南アジア小論文コンテスト授賞式」概要

【会 場】神田外語大学7号館3階 KUISカフェ
【日 時】2018年10月27日(土)10:30~11:45
【主 催】神田外語大学
【後 援】外務省、駐日ベトナム社会主義共和国大使館、在東京タイ王国大使館、
     国際機関日本アセアンセンター
【協 賛】株式会社千葉銀行、イオン株式会社
【協 力】一般社団法人共同通信社
【審査員】神田外語大学・宮内 孝久学長
     同大アジア言語学科インドネシア語専攻・髙地 薫講師
     同大同学科ベトナム語専攻・岩井 美佐紀教授
     同上           春日 淳教授
     同大同学科タイ語専攻・高橋 清子教授

【募集対象】全国の高等学校に在学中の生徒
【各賞詳細】下記リンク先よりご確認いただけます

受賞者インタビュー

最優秀賞 タイ部門
兵庫県・私立神戸女学院高等学部1年 田中陽帆(たなか あきほ)さん
夏休みにタイへ家族旅行した時に学んだ経験を何かで伝えたいと思っていたところ、インターネットで高校生東南アジア小論文コンテストを見つけました。ほとんど小論文を書いた経験がないなか、実際にやってみると楽しくて、自分の学んだ経験や過去に考えていたことを振り返るきっかけになり、新しい発見に繋がりました。小論文を作成するにあたって、事後学習で理解が深まったとも思っています。私は家族で海外旅行によく行きますが、行った後にその国を深く調べることで、宗教や歴史などから、今までとは異なった角度から物事を見ることが出来る様になりました。
優秀賞 インドネシア部門
東京都・国立東京学芸大学附属中等教育学校5年 マイケル瑛美(まいける えいみ)さん
今年の夏休みにアジアサイエンスキャンプでインドネシアに行きました。その経験からインドネシアという国が大好きになり、この小論文コンテストを学校で知り、応募を決めました。小論文を作成する前は情報収集をする必要があったのですが、その際インドネシアに行った時に学んだ経験や帰国後にさらに深く同国について事後学習したことが役立ちました。今回はインドネシアに実際に行って学ぶことが多かったですし、その国の歴史などを勉強することでさらに興味を持てるようになりました。
優秀賞 ベトナム部門
茨城県・私立清真学園高等学校1年 和田凛々子(わだ りりこ)さん
学校でこのコンテストを知り、応募を決めました。最初は何を書けばいいのか全く分からず、学校の先生や両親に沢山相談し、もらった意見を小論文作成の参考にしました。多くの方々の協力があっての「優秀賞」だと思っています。ベトナムという国を知るにあたり、「比較」が大切だと考えました。日本とベトナムを比較して考え、小論文にまとめることで、日本についても改めて学ぶきっかけになったと思っています。
▲ 各部門トップ賞の3人
▲ 作品を発表する 優秀賞・和田凛々子さん

来賓祝辞

  • 駐日ベトナム社会主義共和国大使館 教育担当一等書記官 ファン クアン フン様
    最近、日本の高校生が修学旅行でベトナムに来ることが多くなりました。両国の間で、お互いの国に対しての関心が広がっています。神田外語大学については、ベトナム語専攻の先生方のレベルも高く、同大が開催しているスピーチコンテストにも注目しています。若い世代の方々には、アジアに視点を向けることは本当に大切なことだと思います。

  • 一般社団法人共同通信社 ビジュアル報道局長 高橋 昭様
    全国の高校生たちが、東南アジア情勢に関する小論文で競い合うというものは、他に例を見ません。高校生たちの作品を見ると、私たち新聞社でも考えない切り口の考えを持っています。私たちにとっても新しい切り口となるものが多いと思います。作品はどれも素晴らしい問題意識を持っているなと思いました。私たち共同通信社は日々、各国の出来事を配信しています。これまでは欧米中心の記事でしたが、東南アジア情勢にもさらに注目していく必要があると感じています。
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