第9回全国英語プレゼンテーションコンテスト学内表彰式を実施

2020年11月28日に開催された、神田外語グループ主催第9回全国英語プレゼンテーションコンテストにて、本学から出場し全国上位50位(Top50賞)に入賞した2組4名の学生のオンライン学内表彰式を行いました。表彰式では二次予選通過、Top50賞 表彰のほか、2組には受賞したプレゼンテーションの披露もしていただきました。

Top50入賞者

トラン トゥ アンさん(国際コミュニケーション学科2年)
徐 銘晨さん(イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻1年)

野村 茉佑さん(国際コミュニケーション学科3年)
上野山 智香さん(国際コミュニケーション学科3年)

トランさんと徐さんのペアは、化学実験や歴史上のイベントの追体験などを例に、VRを使った実験や実習を通して対面方式よりも高い学習効果の得られる教育手法を提案しました。国内のベンターと協力することで費用を抑えることが期待できるほか、コロナ禍にある今だからこそ、これまでの教育手法を見直す大きなチャンスにあることを強調しました。プレゼンテーションコンテストに参加する学生の指導に関わるSamuel Morris先生は、「論点がよく整理されていて分かりやすいプレゼンテーションでした。新しいアイディアのポジティブな面だけでなく、想定される課題についてもよく議論されていて素晴らしいです。是非、次回のコンテストにもチャレンジして本選進出することを期待しています。」と評価しました。

大会に出場した感想として、「(徐さん)今回は余り準備する時間が無かったのですが、次回の大会には、しっかり準備して参加したいと思います。」「(トランさん)普段の授業や課題をこなしながら大会の準備をするのはとても大変で大きなストレスでした。次に参加するときはもっと早めにしっかり準備したいと思います。」と話してくれました。
野村さんと上野山さんのペアは、気候変動問題に対抗する手段として、各家庭からの二酸化炭素排出の一番の割合を占める冷蔵庫の電力消費をモニタリングするアプリ「ECS(Energy Conservation Supporter)」を提案しました。「ECS」は、冷蔵庫の電力消費状況をリアルタイムで利用者に知らせるだけでなく、使用している家電のモデルを共有できるSNSのような使い方もできるなど、二酸化炭素排出量を抑える行動をより引き出す工夫を組み込んでいます。また、初期投資やランニングコストの課題解決方法として、「ECS」を広告やマーケティングに活用可能な大手家電メーカー同士の連携を提言しました。宮内学長は、「もとビジネスマンとして、非常にワクワクするプレゼンテーションだった。ポイントを貯められるようにすると、もっと多くの利用者が見込めるのでは。」コメントしました。

関連リンク