活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.40/中国)

“活躍するKUIS在外公館派遣員たち”というテーマで、赴任中または帰国後の様子を紹介するシリーズ第40弾。

元在大連領事事務所派遣員の渡邊 舜さんをご紹介します

渡邊 舜さん(アジア言語学科中国語専攻2020年3月卒業)

派遣員を目指したきっかけ

3年生の時、台湾に1年間留学した経験から海外で働くことに強い憧れを抱いていたところで友人から「在外公館派遣員制度」を勧められ、派遣員の道を志しました。久保谷先生(神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所)主催の勉強会を通じて周りと切磋琢磨するとともに先輩派遣員の話を聞くことで派遣員に対してより魅力を感じることが出来ました。合格通知の電話をもらった日のことを今でも鮮明に覚えています。

現地での生活

大連市は旧満鉄本社をはじめ旧満鉄ヤマトホテルなど日本統治時代に建てられた歴史的建造物が多く残る魅力的な都市です。高層ビルが建ち並ぶ路地裏へ入ると、日本風建築の民家が当時のまま残っており、ノスタルジックな雰囲気が感じられます。実際に戦争跡地を訪れることで戦争の歴史について考えるきっかけにもなりました。また、大連は沿海都市なので海鮮料理が大変有名美味しく食べられます。治安も良好だったので、公私ともに大変充実した3年間となりました。

派遣員の仕事

派遣員の仕事は主に便宜供与と官房業務でしたが、便宜供与は数が少ないので、領事業務や広報文化業務を担当させていただくこともありました。領事業務では現地でトラブルに遭った邦人を助けるための「邦人援護」に通訳として同行したり、広報文化業務では日中の学生同士が自国の伝統文化を広め合う日中青少年交流の行事のお手伝いをしたりしました。便宜供与では主に空港送迎、宿舎留保や配車手配を担当しました。民主党議員団訪問時には館を挙げて一丸となり事前準備に壮大な時間とエネルギーを費やしましたが、始まってみればあっという間に終わってしまうのがロジです。ただ、ロジが終わった後の達成感を味わえたことや日中関係発展への外交に携われたことは自分の自信に繋がるとともに大きな財産となりました。

今後派遣員を目指す皆さんへ

派遣員に求められる主な素質として「先見性」、「何でもやるボランティア精神」、「突発事項に対応する柔軟性」が挙げられると思います。学生から社会人まで、語学をフルに活用出来る良い機会だと思いますので、少しでも興味がある方はまず久保谷先生の勉強会に参加されてみては如何でしょうか。勉強会を通じて派遣員制度への理解を深められるだけでなく、同じ目標を持った同志から刺激を受けることが出来ますし、きっと今後の進路決定の一助になってくれるはずです。

中華人民共和国(People's Republic of China)

【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:約960万平方キロメートル(日本の約26倍)
2. 人口:約14億人
3. 首都:北京
4. 民族:漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族
5. 言語:中国語
6. 宗教:仏教・イスラム教・キリスト教など

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