第19回グローバル・スタディーズにて吉川元国連大使による特別講義「ポスト・コロナの国際情勢」が開催されました

グローバル・コミュニケーション研究所(GCI)が開催する第19回グローバル・スタディーズ(7月8日)において、吉川元偉(よしかわ・もとひで)元国際連合日本政府代表部特命全権大使(本学客員教授)による特別講義が行われました。今回は新型コロナウイルス感染症対策として、会議アプリ「Zoom」を利用した遠隔授業となりました。
外交官として大きな活躍をされた吉川大使の特別講義ということで、「∞」グローカル教養講座を受講している学生だけではなく、多くの在学生・教職員が参加しました。
外交官として大きな活躍をされた吉川大使の特別講義ということで、「∞」グローカル教養講座を受講している学生だけではなく、多くの在学生・教職員が参加しました。


吉川大使は、ポスト・コロナの国際秩序に関連する様々な考え方について解説し、現在の国際社会で起きていることを包括的に示しました。また客観的な指標から各主要国の動向を分析し、国際関係の実態を学生に伝えました。
授業の後半では、米、中、北朝鮮、韓国、ロシアなど日本との関わりが深い国々の現状を分析するとともに日本外交の課題について述べました。続いて地球環境問題にも焦点を当て、大使自身が署名をしたパリ協定の現状についても説明しました。
講義の終盤では受講生からの質問時間が設けられ、吉川大使は一つひとつの問いかけに対して丁寧に回答されました。質問をした受講生は吉川大使からのフィードバックを受け、自らの意見を振り返り新たな知見を得られた様子です。授業時間の終了後にも数多くの質問が寄せられ、惜しまれながら特別講義は終了となりました。
授業の後半では、米、中、北朝鮮、韓国、ロシアなど日本との関わりが深い国々の現状を分析するとともに日本外交の課題について述べました。続いて地球環境問題にも焦点を当て、大使自身が署名をしたパリ協定の現状についても説明しました。
講義の終盤では受講生からの質問時間が設けられ、吉川大使は一つひとつの問いかけに対して丁寧に回答されました。質問をした受講生は吉川大使からのフィードバックを受け、自らの意見を振り返り新たな知見を得られた様子です。授業時間の終了後にも数多くの質問が寄せられ、惜しまれながら特別講義は終了となりました。



吉川元偉(よしかわ・もとひで)
元国際連合日本政府代表部特命全権大使
神田外語大学 客員教授
1951年、奈良県生まれ。
国際基督教大学教養学部社会学科を卒業後、1974年に外務省に入省。
国際連合日本政府代表部特命全権大使・常駐代表、在スペイン日本国大使館特命全権大使、初代アフガニスタン・パキスタン支援担当大使、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部特命全権大使等を歴任。
英、仏、西3カ国語を話す。

神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所における「グローバル・スタディーズ」とは
本学グローバル・コミュニケーション研究所ではリベラル・アーツ(教養)を推進する一環として、その柱の一つであるグローバル・スタディーズをオムニバス形式で開催しています。
この講座で学ぶことの本質は、机に向ってテキストの問題を数多くこなすことではなく、日ごろ耳にするキーワードや日々起こりうる事象に対し、如何に関心が持てるかの感性を鍛えることです。この感性は勉強や本だけでは補うことはできないと考え、グローバル社会で実際に活躍された経験豊かな方々に講師をお願いし実施しています。本学4年間でこの講座をとおし、物事に対して不思議・疑問(wonder)を一杯(full)に感じ、互いが議論できれば、大学生活もよりwonderfulになることでしょう。
(グローバル・コミュニケーション研究所 久保谷富美男 先生)
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