『1990年代韓国のサーカス日誌 ~ 木戸口(キド)からみた興行記録 ~』が発売されました
『1990年代韓国のサーカス日誌 ~ 木戸口(キド)からみた興行記録 ~』が発売されました
                        神田外語大学外国語学部 林史樹教授の新著『1990年代韓国のサーカス日誌 ~ 木戸口(キド)からみた興行記録 ~』が発売されました。
移動集団をフィールドワークするつもりで飛び込んだ異国のサーカス団。慶州、木浦、光州、江陵……と、テントを建ててはバラシの巡業暮らし。肉体労働と人間関係に翻弄されながら必死で書いた日誌から、今は昔のローテク時代の韓国、周縁に生きる人々の心がよみがえってくる一冊です。
                    
                            移動集団をフィールドワークするつもりで飛び込んだ異国のサーカス団。慶州、木浦、光州、江陵……と、テントを建ててはバラシの巡業暮らし。肉体労働と人間関係に翻弄されながら必死で書いた日誌から、今は昔のローテク時代の韓国、周縁に生きる人々の心がよみがえってくる一冊です。
                                                            著者 林 史樹教授からの解説文
 本書は、私が一九九四年九月一七日から一九九五年六月一〇日まで韓国のあるサーカス団の団員となり、人類学的調査をしていたときの日記をもとに加筆訂正したものである。すでに著書『韓国サーカスの生活誌』(二〇〇七年、風響社)にも書いたように、サーカス団には多くの人が出入りする。それだけ事件も多く起きる。サーカスでは毎日、早朝に起きて大学ノートにフィールド・ノートとして日記をつけていた。かなり整理したつもりであるが、前後した箇所があれば容赦いただきたい。
 日記を見返すと、慣れない生活と格闘する中で、何とか適応しようとするフィールドワーカーとしての「私」がみえてくる。今は、完全な斜陽産業となったサーカス団であるが、移動集団としての記録としてみたとき、とても稀な記録であると同時に、またとないおもしろい読み物となる。
 調査日記を刊行することで、フィールドワーカーの苦悩とともにサーカスの「昔話」を残せたらと思う。
林 史樹 教授プロフィール
                        神田外語大学外国語学部教授。
著書に、『韓国サーカスの生活誌』(風響社、2007年)、『韓国がわかる60の風景』(明石書店、2007年)、共著に『韓国食文化読本』(国立民族学博物館、2015年)など。                    
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