名誉教授・江藤一郎先生の特別最終授業が開講されました

2020年1月11日(土)の13:00~14:00に本学2号館で、神田外語大学名誉教授の江藤一郎先生による特別最終授業が行われました。1996年から20年超の長きにわたり本学スペイン語学科・スペイン語専攻にて教鞭をとってこられた江藤一郎先生は、2017年3月に定年退職後も本学でのスペイン語教育に尽力してくださいました。
当日は在学生や教職員、さらに江藤先生からスペイン語を学んだ卒業生たちが多数、教室に集いました。それは、当初予定した会場が満員となったために急きょ大教室に移動して開講されるほどで、江藤先生の人気ぶりをうかがわせました。
授業は「スペイン語"雑"学概論ースペイン誤訳留学ー」と題し、江藤先生が長年の研究教育のかたわら蓄積してきたスペイン語とスペイン文化にまつわる数々の「雑学プリント」のエッセンスを、ご自身のスペイン・グラナダでの留学・在外研究での経験を交えながら、縦横無尽に語ってくださいました。出席者はそれぞれに、マシンガントークによって繰り出される江藤節を笑顔で堪能しました。
惜しまれながらも授業は満場の拍手のうちに終了しました。授業後の教室には最後まで江藤先生との会話を楽しむ在学生・卒業生の姿がみられ、長年、江藤先生がいかに教え子たちに慕われてきたかということが伝わってきました。今後も、江藤先生は神田外語大学の公開講座にて教鞭をとられます。
司会を務めた松井健吾先生(イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻講師)