神田外語大学-Kanda University of International Studies

千葉県NO.1大学生を決めるビジネスコンテスト「千葉限定キャリアインカレ2019 決勝大会」に国際コミュニケーション学科の鶴岡公幸教授ゼミより2チームが出場しました

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　千葉県NO.1大学生を決めるビジネスコンテスト「千葉限定キャリアインカレ2019 決勝大会」が9月13日（金）に開催されました。11大学28チーム（88名）の応募の中から、国際コミュニケーション学科の鶴岡公幸教授ゼミから3年生の2チームを含め６チームが書類審査をパスして決勝出場を果たしました。
　本大会は、株式会社マイナビ MY FUTURE CAMPUS 運営事務局が実践している「キャリアインカレ」という大学生を対象とした、課題探求をテーマにしたコンテスト型キャリア教育の一つです。県内大学で学ぶ学生たちに地元を愛する風土や地元への就労意識の醸成を図って企画されたもので、今大会は2回目の開催となります。
県内企業 3 社に、まさに“今”抱えている課題をテーマとして出題し、学生はその解決策を提案します。決勝大会では、書類審査を通過した６チームが会場でプレゼンを実施し、審査員による厳しい選考の上、最優秀賞が決定しました。

　今大会の課題提供企業及び課題テーマは下記の3つです。

■京成トラベルサービス株式会社
「千葉にある観光資源を活用して、京成グループならではの訪日外国人向け旅行商品・サービスを考えよう。」
■株式会社ティエフケー
「TFK が提供している機内食サービスを活用して新しいフードビジネスを提案しよう！」
■古谷乳業株式会社
「拡大を続ける食品宅配の中で、減少傾向にある牛乳宅配（牛乳屋さん）の再生策を提案して下さい。」

本学の決勝大会出場チーム

チーム名：YMK
メンバー：亀井優奈さん、勝又みすずさん、髙木華乃さん
選択課題：株式会社ティエフケー
「TFK が提供している機内食サービスを活用して新しいフードビジネスを提案しよう！」

　チームYMKはムスリム市場の拡大を背景として、日本におけるハラール需要が増加していることに着目をしました。しかしながら、イスラム教徒が訪日前に日本食を食べることを期待していながら、成分表示が十分でないこと、ハラール対応店が少ないことを現状分析し、株式会社ティエフケーのハラールメニューの商品開発能力を活かした提案を行いました。イオン株式会社のコンビニエンスストア事業である「ミニストップ」と連携して「日本食ハラール弁当」を販売することで、売上を伸ばすだけでなく、株式会社ティエフケーの認知度向上を図ったプレゼンを発表しました。
　審査員からは「市場調査や分析がよくなされており、探究心あるプレゼンになっている。また、産学官の連携が取れており、ビジネスプランとしては一番良く出来ていた。」と評価されました。

チーム名：HAM
メンバー：秋山日南子さん、丸屋明日香さん、山口まいさん
選択課題：古谷乳業株式会社
「拡大を続ける食品宅配の中で、減少傾向にある牛乳宅配（牛乳屋さん）の再生策を提案して下さい。」

　チームHAMは古谷乳業株式会社の認知度や、どういった時に牛乳を消費するか等を分析、現状の各牛乳の商品名が製造者目線となっていることを課題としてあげました。それに対し、商品名を「食パンのための牛乳」「シリアルのための牛乳」「コーヒーのための牛乳」といった、消費される場面に応じた商品名に変更することで、既存製品の魅力を理解してもらうことを提案しました。また、ターゲットを若年層に絞り、若者にとって身近な存在である「ネット」での、ネーミングを変更した牛乳のお試し注文を開始することで、宅配サービスや商品の認知度の向上、ひいては宅配サービスの再生策に繋がるということをプレゼンしました。
　こちらのチームも審査員から「3つの課題の中で一番難しい課題を選択し、その中でアンケート実施による認知度・商品分析や、工場へ直接足を運んでの情報収集など、丁寧なアプローチでプレゼンをまとめあげている。」と評価されました。

　結果としては残念ながら、最優秀賞を受賞することはできませんでしたが、チームYMKは企業賞を受賞しました。またチームHAMも工場へ直接足を運んで情報収集するといった努力が認められ副賞をいただきました。

チーム代表、鶴岡教授からのコメント

▲チームYMKのメンバー（左から高木華乃さん、亀井優奈さん、勝又みずずさん）
▲チームHAMのメンバー（左から丸屋明日香さん、山口まいさん、秋山日南子さん）

チームYMK代表の亀井優奈さん
鶴岡先生に協力いただきながら、3人で力を合わせて企業賞を受賞することができてよかったです。この経験を生かして、これからみんなを“あっ”と言せるようなアイデアやプレゼン能力を磨いていきたいです。

チームHAM代表の秋山日南子さん
今日まで頑張ってきましたが、学校外には自分たちよりも優れている人がいることがわかったので、これからの勉強意欲につながりました。また、自分たちが思いつくことは既に取り組まれているので、この度のプレゼンを通して、商品開発・改良の難しさを学びました。

鶴岡公幸教授
自分だけでなく、他のチームのプレゼンも見ることができましたし、審査員のコメント等も参考になったので非常にいい経験が出来たと思います。今回の経験を今後のゼミ活動に生かしていきたいと思います。

千葉限定キャリアインカレ2019　決勝大会概要

【日　時】　2019年9月13日（金）　18時00分～20時00分
【会　場】　イオンシネマ市川妙典
【主　催】　千葉県インターンシップ推進委員会
【参加対象】千葉県内の大学及びキャンパスに所属する大学生・大学院生
【決勝大会審査員】
千葉県経営者協会、千葉県中小企業家同友会、千葉県商工会議所連合会、株式会社マイナビ

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