「旅×キャリア」卒業生の講演会を開催

2026年10月29日(木)、本学卒業生で、現在は国際戦略部に勤務する高瀬あゆみさんを迎え、「旅×キャリア」をテーマに、卒業生講演会を開催しました。学科や学年を越えて集まった22名の学生に対し、世界一周の旅での出会いや挑戦、その後のキャリアについて、写真を交えながらお話しいただきました。

旅を通じて広がった、世界とのつながり

高瀬さんは、コロナで一旦帰国を余儀なくされましたが、約2年をかけて約46か国を訪問。ウユニ塩湖の幻想的な景色や、モロッコの街並みなど、各地の魅力を紹介しました。

旅の大きな楽しみとなったのは、人との出会いです。ミャンマーで知り合った74歳のバックパッカーとは、後にウェールズの自宅を訪ねるほど親交を深めたそうです。ホステルでの交流や、海外で活躍する日本人との出会い(その中には、JICAや在外公館で働く卒業生との再会も!)など、年齢や国籍を越えたつながりについて語りました。

不安と向き合い、自分らしいキャリアへ

世界一周に踏み出す前には、仕事を辞めることや帰国後の再就職、一人旅の安全など、多くの不安があったという高瀬さん。家族に計画や安全対策を説明し、仕事でも経験や強みを積み重ねながら、準備を進めたと振り返りました。

帰国後は他大学での勤務を経て、本学へ。「教育業界×グローバル」を軸に、現在は学生や留学生の成長を支えています。講演では「計画的偶発性理論」にも触れ、好奇心や柔軟性を持って行動することが、思いがけない機会につながると紹介しました。

「世界一周を終えた後、燃え尽きたような気持ちになりませんでしたか」という学生の質問には、次の目標に迷った時期もあったと回答。現在は日々の仕事に喜びを感じていると話し、目標を探す時間も大切にしながら、さまざまなことに挑戦してほしいと伝えました。

学生が感じた、自分の可能性

参加した学生からは、旅への関心とともに、将来の生き方や働き方を前向きに捉える感想が寄せられました。

●「目標がなく迷っていましたが、自分の未来が明るく感じられる時間になりました。葛藤や努力を経て今があるというお話が、希望につながりました」
●「大きな旅は学生のうちにしかできないと思っていましたが、社会人になってからも挑戦できると知りました」
●「周りと違う人生を歩むことには不安もありますが、深く悩みすぎず、やりたいことに挑戦していきたいです」

夢の実現だけでなく、その過程にある不安や迷いにも触れた今回の講演。学生にとって、自分らしいキャリアや人生の選択肢を考える機会となりました。

神田外語大学 キャリア教育センター