第104期外務省在外公館派遣員の壮行会を開催

 第104回外務省在外公館派遣員試験赴任内定者の壮行会が2026年7月23日(木)に行われ、試験に合格した8名(他1名)の在学生・卒業生が参加しました。当日は芦沢真五学長をはじめ、ファン サウクエン副学長、久保谷富美男客員教授(グローバル・コミュニケーション研究所)、関係部署職員が同席し、これから各国に赴任する合格者と懇談を行いました。

 壮行会の冒頭では芦沢学長から、「派遣員としての誇りと、選ばれたという自覚を持ち、一定の緊張感を保って2年間取り組んで欲しいなと思います。」と激励の言葉が贈られました。

 ファン サウクエン副学長は、「新しく始まる海外生活は、毎日が新たな発見と挑戦の連続になると思います。」「仕事はもちろんのこと、日々の何気ない出会いを通じて文化や人々への理解を深めながら、自身の可能性を手に入れられることができると信じています。」と述べ、派遣員として広がる可能性に大きな期待を寄せました。

 久保谷客員教授は、『人生の本舞台は常に将来に在り』という言葉を贈り、「皆さんの本当の舞台はまだまだこれから先です。そこでいいパフォーマンスができるように頑張ってもらいたい。」と温かい応援の言葉を添えました。

 壮行会では、合格者の皆さんが派遣員に選ばれた喜びやこれまでの想いを語り、それぞれの覚悟と熱意が伝わる温かい会となりました。

 第104回外務省在外公館派遣員に内定し今回の壮行会に出席した在学生・卒業生は、久保谷教授が開講する「『Team∞』グローカル教養ゼミ」に参加して勉学に励んできました。この度の合格者を含め、講座が始まってから現在まで283名の在学生・卒業生(神田外語大学および神田外語学院)が在外公館派遣員として合格し、その派遣数は94ヵ国に上ります。

赴任予定者の紹介

在クウェート日本国大使館
成田 葵さん(英米語学科4年)

 この度、在クウェート日本国大使館に内定をいただきました。派遣員制度に出会ったのは2年生の頃で、当時は海外で活躍される先輩方が憧れの存在でした。今回、私も派遣員として挑戦できる機会をいただけたことを、大変嬉しく思います。 これまでご指導くださった久保谷先生をはじめ、一緒に学んできたゼミ生、ELIの先生方、派遣員OB・OGの皆様に心から感謝申し上げます。初めての中東、初めての社会人経験となるため、大変なことも多いと思いますが、笑顔と前向きな姿勢で乗り越えていきます。大使館のお役に立てるよう、2年間精一杯頑張ります。

在エチオピア日本国大使館
竹石 達也さん(英米語学科4年)

 このたび、在外公館派遣員としてエチオピアに派遣される機会をいただき、大変光栄に思います。派遣期間中は、日本国在外公館の一員として責任と自覚を持ち、一つひとつの業務に誠実に取り組んでまいります。また、大学で培った語学力や異文化理解、SALCでの経験を生かしながら、日本の外交や国際交流に少しでも貢献できるよう努めてまいります。現地での業務や生活を通して多くのことを学び、この貴重な2年間を自身の成長につながる実りある時間にしたいと考えています。

在エリトリア日本国大使館
片岡 桃之介さん
(国際コミュニケーション専攻4年)

 この度、在エリトリア日本国大使館に内定をいただきました。私自身、これまで一度も海外に出たことがなく、その中で初めての海外がアフリカということになります。不安がないと言えば嘘になりますが、それ以上に、新しい場所で見たこともないような景色や、これまで経験したことのない出来事に触れることで、自分自身が大きく成長できるのではないかと想像すると、とてもワクワクしています。 実際に現地に足を運び、人々と関わりながら、自分とは異なる文化や価値観に触れることでしか得られない学びがたくさんあると思います。そうした経験一つひとつを大切にしながら、これまでの人生で培ってきた知識や力を存分に活かし、二年間、精一杯貢献していきたいと思います。

在パキスタン日本国大使館
土谷 茉楠さん
(国際コミュニケーション専攻2026年卒)

 第一志望であった、在パキスタン大使館に内定をいただきました。パキスタンは一度旅行で訪問していますが、旅行に行くのと住むのとではまた違った経験ができるのではないかと楽しみにしています。また今回は、第97期に在チェンナイ総領事館の派遣員として勤務して以来、2回目となります。前回の経験を生かしながらも、また新たな地で新たな館員の皆様と働く上で、新鮮な気持ちも忘れずに2年間を全うしたいと思います。

在バンクーバー日本国総領事館
長嶺 優さん
(グローバル・リベラルアーツ学科4年)

 将来、国際機関で働くという夢を胸に、大学4年間励んできました。そんな私のキャリアの第一歩として、在外公館派遣員として勤務できることを大変嬉しく思います。高校生の頃には想像もできなかった未来が、今まさに現実になろうとしています。派遣員を志してからの半年間、こんなにも多くの方々に支えられて今の私があるのだ、と実感する毎日でした。久保谷先生、石井先生をはじめ、支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。正直なところ、不安はありません。一つ一つの業務に自分の100%で取り組み、誠実に目の前のことを積み重ねていきます。2年後に胸を張って復学できるよう精進してまいります。

在サモア日本国大使館
後藤 咲乃さん
(グローバル・リベラルアーツ学科4年)

 「なんとなく生きるな」。中学時代、部活のコーチからいただいた言葉が離れず、でも大学卒業後やりたいことがよくわからなかった時、この派遣員制度があることをゼミの先生から教えていただきました。今まで大学生活でやってきたことを活かしながら、海外に住み社会人経験を積めるこの制度に魅力を感じ、挑戦することを決めました。久保谷先生のご指導や先輩派遣員の方々、同じ志を持った仲間の存在のおかげで、今回合格することができ、皆さんに出会えたことに感謝しております。友人らと離れ離れになることは、正直とても寂しく感じますが、堂々と胸をはって「ただいま」といえるよう、努力して参ります。

在レシフェ日本国総領事館
曽根 暖生さん
(ブラジル・ポルトガル語専攻4年)

 この度、ご縁があり在レシフェ日本国総領事館より内定をいただきました。まず、日頃よりご指導、ご鞭撻を賜っておりますブラジル・ポルトガル語専攻の先生方、そして久保谷先生、派遣員OB・OGの皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。大学三年次のサンパウロ留学を経て、これが二度目のブラジルへの渡航となります。秀でた語学力があるわけではありませんが、通訳という目標に向けて、人一倍の熱意を持っています。さまざまな業務に真摯に取り組み、任期を全うするとともに、この貴重な機会を無駄にしないよう、日々精進してまいります。

在サンパウロ日本国総領事館
庄司 陽大さん
(ブラジル・ポルトガル語専攻2026年卒)

 社会人生活の第一歩を、かつて留学していたサンパウロで迎えられることを大変嬉しく思います。留学中に進路で悩んでいた際、派遣員として来伯された先輩から本制度について伺う機会に恵まれました。一度目の受験では合格に届きませんでしたが、結果を素直に受け止め、自分に何が足りなかったのかを真剣に考えました。大学卒業後は通訳コールセンターで実務経験を積みながら勉強を続け、二度目の挑戦で合格することができました。最後まで支えてくださった久保谷先生をはじめ、卒業後もお力添えいただいたポルトガル語専攻の先生方には、心より感謝申し上げます。これから新たな壁にぶつかることもあると思いますが、周りと比べず、失敗にとらわれず、自分らしく成長しながら任期を全うします。

在モロッコ日本国大使館
仲村 愛子さん
(スペイン語専攻3年)

 この度、在モロッコ日本国大使館に内定をいただきました。高校生の時にオープンキャンパスへ参加した際、在外公館派遣員制度を知りました。入学後はゼミに参加し、OB・OGの方々から貴重なお話を伺い、多くの刺激を受けながら学んできました。ご指導いただいた久保谷先生をはじめ、多くの先生方や先輩方に心より感謝申し上げます。 派遣先であるモロッコでは、専攻言語とは異なるフランス語を主に使用するため、不安もあります。しかし、そのような環境だからこそ積極的に挑戦し、日々学びを重ねていきたいと考えています。 派遣員としての責任を自覚し、2年間の業務に誠実に取り組み、公館に貢献できるよう努めてまいります。

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