中日翻訳・中国語教育ゼミで自作の絵本の読み聞かせを実施

中日翻訳・中国語教育ゼミでは今年も絵本プロジェクトに取り組んでいます。「外国につながる子供たちを元気にしたい!」と、3〜4歳向け、5〜6歳向け、小学校低学年向けの3チームに分かれ、お話もイラストもChatGPTを活用しながら日中二言語で絵本を作り、3箇所で読み聞かせをしました。場所の選定、企画書送付、メールや現地での打ち合わせもすべて学生だけで行いました。

第1弾は9月5日、幕張インターナショナルスクールの幼稚園で約80名の3〜6歳児を前に、大型スクリーンに投影して生読み聞かせを実施しました。お話し中は静かに聞いてくれ、その後の振り返りクイズとポーズ大会はとっても盛り上がりました!会の前には園内を見学させていただき、終了後は小学校低学年の中国ルーツの子供達と一緒に中国語でおしゃべりも楽しみました。

第2弾は9月10日、横浜山手中華学園の熊猫(パンダ)幼稚園年少組(3-4歳)の2クラスで、日中逐次通訳形式で行いました。A3サイズの厚画用紙に貼って紙芝居形式でしたので子供との距離も近く、動物のシルエットクイズは大いに盛り上がりました!子供達の「コケコッコー」が鳴き止まず、進行が大変な一場面もありましたが、楽しんでくれたようでよかったです。

第3弾は9月11日、本学卒業生(国際コミュニケーション専攻)が運営されている「放課後ハウス 日本小屋」(千葉県八千代市 https://nihongoya.com/)をお借りして行いました。5組6人の親子が悪天候の中、集ってくれました。作った絵本をテレビに映し、日中両言語で読んだ後、絵を見て気持ちを表す言葉を考えるクイズをし、その言葉を使ってビンゴゲームをしました。日本語がほとんどわからないお子さんもいましたが、イラストを使ったり、中国語で通訳したり、工夫して取り組みました。日本小屋を紹介してくれたのは、都内の小学校で日本語指導協力員として頑張っている中国語専攻の卒業生です。本学の先輩と後輩がコラボしてできた、あたたかな会でした。