第32回グローバル・スタディーズにて吉川元国連大使による特別講義「ロシアのウクライナ侵略に対する国連と日本の対応」を開催
2023年6月13日(水)に行われた第32回グローバル・スタディーズにて、吉川元偉元国連大使による特別講義「ロシアのウクライナ侵略に対する国連と日本の対応」が開催されました。
今回は、国連外交に携わってこられた吉川先生が、国連安全保障理事会で「拒否権」を持つロシアによるウクライナ侵攻について、時系列で振り返りながら、「なぜ国連や世界の国々はロシアの軍事攻撃を止めることができないのか」という問いに対して受講生たちと考えていきました。
実効性のある法的拘束力を持つ決定を下すことができない状況で、この侵攻を終わらせるにはどうすれば良いのか、また日本はどのような役割を果たすべきか。受講生たちはこの問題を様々な立場で考察し、各国の主張や和平交渉の難しさを実感した様子でした。
次回のグローバル・スタディーズの講義では、このウクライナ問題に対して「どのような見方を支持するか」「国連は無力なのか」といった点を、グループで発表し、ディスカッションしていきます。
吉川元偉 先生
元国際連合日本政府代表部特命全権大使 神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所 客員教授 1951年、奈良県生まれ。 国際基督教大学教養学部社会学科を卒業後、1974年に外務省に入省。国際連合日本政府代表部特命全権大使・常駐代表、在スペイン日本国大使館特命全権大使、初代アフガニスタン・パキスタン支援担当大使、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部特命全権大使等を歴任。英語、フランス語、スペイン語の3カ国語を話す。
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所における「グローバル・スタディーズ」とは
本学グローバル・コミュニケーション研究所ではリベラル・アーツ(教養)を推進する一環として、その柱の一つであるグローバル・スタディーズをオムニバス形式で開催しています。 この講座で学ぶことの本質は、机に向ってテキストの問題を数多くこなすことではなく、日ごろ耳にするキーワードや日々起こりうる事象に対し、如何に関心が持てるかの感性を鍛えることです。この感性は勉強や本だけでは補うことはできないと考え、グローバル社会で実際に活躍された経験豊かな方々に講師をお願いし実施しています。本学4年間でこの講座をとおし、物事に対して不思議・疑問(wonder)をいっぱい(full)に感じ、互いが議論できれば、大学生活もよりwonderfulになることでしょう。
(グローバル・コミュニケーション研究所 久保谷富美男 先生)
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