2023年度前期第1回『「Team∞」グローカル教養ゼミ』がスタート
2023年4月12日(水)から、『「Team∞」グローカル教養ゼミ』がスタートしました。本ゼミでは、久保谷富美男先生(神田外語大学 グローバル・コミュニケーション研究所)による、外務省在外公館派遣員試験の対策が行われます。
第1回目のこの日は、今年の3月まで在ベトナム日本国大使館で外務省在外公館派遣員として勤務し、本学に復学した梶原 萌音さん(ベトナム語専攻4年)が登壇しました。
新型コロナウイルスの影響で2年次のベトナム留学が途中帰国となった梶原さん。コロナ禍でも何かベトナムで経験を積みたいという思いで見つけたのが、この外務省在外公館派遣員制度でした。その後、『「Team∞」グローカル教養ゼミ』に参加し、3年次後期で受験し合格。2021年3月からハノイにある在ベトナム日本国大使館に派遣されました。
梶原さんは現地での生活を振り返り、「ベトナムでの仕事は予定通りに進まないことが多かった。しかし、神田外語大学のベトナム語専攻での学びを通して、ベトナムの文化や、現地の方の価値観を理解していたからこそ、当局との調整の場面において、困難な状況もなんとか切り抜けることができた。」と述べました。
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所における「Team∞」グローカル教養ゼミとは
「Team∞」グローカル教養ゼミは、真のグローバル人材(国際人)は優れたローカル人材(日本人)でもあると同時に、“「∞」の皆さんが、「∞」の領域(内外)にわたり、「∞」に学び続ける” ことを願ってこのゼミ名とし、主に外務省在外公館派遣員を目指す全学年の学生を対象に開講しています。内容は以前より開講されていた「+α・β」グローバル教養講座を継承するもので、「+α」と「+β」を融合的に学ぶべく集大成したものです。ここで学ぶ目的は以下のとおりです。 1.文理の枠を超えて、グローカル教養として幅広く、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶ。 2.自分と異なる多様な文化的背景を持つ人々との出会いの場を自らが積極的に設け、様々なことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養う。 3.日本語できちんと筋道を立てて話し・書ける能力の基本を養うと共に、自らがグローバルに発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼンテーション)力を向上させる。 グローバル・コミュニケーション研究所 久保谷 富美男(シニアアカデミックフェロー)
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