神田外語大学在学生が千葉市の魅力を発信する 「ちはなちゃんモザイクアート展」に参画

▲ 写真右 村井紫音さん(神田外語大学 外国語学部 イベロアメリカ言語学科 4年)
 神田外語大学をはじめ、私立大学・短期大学12校が参画する「ちば産学官連携プラットフォーム (※1)」の学生たちは、株式会社千葉ステーションビル(※2)と連携し、11月18日(金)から12月4日(日)までJR千葉駅構内のペリエ千葉エキナカ4階にて、千葉市の魅力を発信する「ちはなちゃん(※3)モザイクアート展」を開催しました。

 

 本学からは、村井紫音さん(外国語学部 イベロアメリカ言語学科 4年)が参加。モザイクアート展示に至るまでのお話を伺いました。

 

※1 ちば産官学連携プラットフォーム:
千葉市と市原市、佐倉市にキャンパスがある私立大学・短期大学12校が参画。千葉市及び近隣地域の大学・短期大学と、千葉市、産業界が連携することで、地域の教育力や課題の解決への相乗効果を発揮し、学生に「新しい学びの場」を提供するとともに、地元・千葉市の発展に貢献していくことを目的としている。

 

※2 株式会社千葉ステーションビル:
千葉県内でペリエをはじめとする駅ビルやオンラインストアの運営・管理を行うほか、駅業務を受託。地域に信頼される企業を目指し、駅を中心とした交流の場を創出するという企業理念のもと、今回の展示を企画。

 

※3 ちはなちゃん:
千葉県千葉市が推進する「花のあふれるまちづくり」のシンボルキャラクター。千葉市の花、大賀ハス(2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス)の妖精をイメージとしている。

本企画に参加しようと思った理由

 大学2~3年生のときはコロナの影響で、オンラインの授業が多く、もともと目指していた留学も断念せざるを得ない状況でした。そこで、大学4年生になり「最後に何か成し遂げたい」「大学生の思い出を作りたい」という気持ちで、チャレンジできることを探していました。

 

 そのような中で、千葉市が「大賀ハス70周年記念事業」の一環として、大賀ハスを通じた千葉市の魅力を発信する企画を募集していることを知りました。神田外語大学がある千葉市の魅力を、他の大学・短大の学生や教職員、自治体・産業界・地域の方々が「知る、考える、伝える」きっかけにすることができると思い、参加を決めました。

ディスカッションを重ねて考案したモザイクアート

 本企画は、ちば産官学連携プラットフォームに加盟している大学・短期大学の学生が集まって、「大賀ハスを通じて千葉市の魅力を発信する方法」について、ディスカッションをするところからスタートしました。

 

 オンライン・対面で打ち合わせを重ねてさまざまなアイデアが出ましたが、大賀ハスをコンセプトにした千葉市のキャラクター「ちはなちゃん」の塗り絵ワークショップを、6月中旬~末に千葉公園で開催された「大賀ハスまつり」で実施することが決まりました。そこで、ふと「塗り絵をモザイクアートにしたら面白いのでは」とのアイデアが浮かび、他のメンバーにも賛同していただき、私のアイデアが採用されました。

モザイクアートから広がる千葉市の魅力

 大賀ハスまつりでは、小さい子どもから大人の方まで多くの方々に塗り絵に参加していただきました。塗り絵は全部で511枚、ご参加いただいた方々のさまざまな個性や思いを集めることができました。

 

 集めた塗り絵は、アプリを使用して4枚のモザイクアートに仕上げました。本企画の集大成として、11月18日(金)から12月4日(日)まで、JR千葉駅構内のペリエ千葉エキナカ4階で「ちはなちゃんモザイクアート展」を開催しました。

 

 モザイクアート展でも、幅広い世代の方々にお越しいただき、大賀ハスやちはなちゃんについて、またモザイクアートが作成された経緯などについてご説明させていただきました。皆様とのコミュニケーションを通じて、千葉市の魅力について「知って、考える」きっかけにしていただくことができたと思っています。

 

 最後に、本企画に携わっていただいた方々、ご来場いただいた方々が、今回の私たちの活動をきっかけに、大賀ハスをはじめとした千葉市の魅力を「伝える」ことに繋げていただけたら嬉しいです。
▲塗り絵ワークショップの様子
▲モザイクアート展の様子

参考リンク