神田外語大学イベロアメリカ言語学科主催ワークショップ開催のお知らせ

ワークショップの趣旨

地域研究には、学際的な観点から国外情勢を深く理解するため、特定地域への高い専門性が求められてきた。だが、その要請はグローバル化が進む中で世界の諸地域に開かれているはずの地域研究者を各々の地域へ過度に没入させる一因となってしまっていないだろうか。本企画は、2019年2月に実施された「東京外国語大学AA研フィールドネット・ラウンジ」ワークショップの継続企画である。ブラジル地域研究を出発点に他地域の研究者との協働と文理融合による協働の実践例を中心に、共同研究をいかに進めうるのか議論を深めたい。

1.日 時:2019年7月21日(日)
2.主 催:神田外語大学イベロアメリカ言語学科
3.場 所:神田外語大学8号館(千葉市美浜区若葉1-4-1)
4.費 用:参加無料
5.申込み:事前登録不要

プログラム

司会:舛方周一郎(神田外語大学イベロアメリカ言語学科 専任講師)
13:00-13:05 開催の挨拶:奥田若菜(神田外語大学イベロアメリカ言語学科 ブラジル・ポルトガル語専攻長)

第一部:研究報告: 13:05~14:50

13:05-13:25 趣旨説明:新川匠郎(上智大学外国語学部 特別研究員)
13:30-13:50 報告者①:矢澤達宏(上智大学外国語学部 教授)
          「地域間関係研究における問題設定と共同研究の可能性――ブラジルとアフリカの関係を例に」
13:55-14:15 報告者②:大石高典(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター 講師)
          「フィールドを共にすること、フィールドワークを分かち合うこと―アフリカでの異分野との共同研究実践から考える」
14:20-14:50 パネル討論
討論者①:グスターボ・メイレレス(神田外語大学イベロアメリカ言語学科 語学専任講師)
討論者②:石丸香苗(福井県立大学学術教養センター 准教授)

~コーヒーブレイク~

第二部:ワークショップ:KJ法の実践 15:10-16:50

15:10-15:25 趣旨説明:奥田若菜(神田外語大学イベロアメリカ言語学科 ブラジル・ポルトガル語専攻長)
15:30-16:15 研究情報提供者:相原由奈(東京外国語大学・院)、重田実麗(上智大学・院)、菅野寿一(上智大学・院)、中尾実日子(上智大学・院)、澤邉優子(筑波大学・院)
※当日お越しになった方にも簡単なアクティビティに参加いただきます。
16:20-16:50 全体討論
16:50-17:00 閉会の挨拶

お問い合わせ先

神田外語大学 イベロアメリカ言語学科

舛方 周一郎(企画責任者)

〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1
E-mail:masukata-s(@)kanda.kuis.ac.jp
※メール送信の際はカッコ( )を削除してください。