活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.14/イスラエル)

“活躍するKUIS在外公館派遣員たち”というテーマで、赴任中または帰国後の様子を紹介するシリーズ第14弾。

在イスラエル日本国大使館派遣員の佐藤秀信さんをご紹介します

佐藤秀信さん(国際コミュニケーション学科国際ビジネスキャリア専攻4年)

縁も所縁もない、中東の地へ

赴任国であったイスラエルは第一志望の国でしたが、私自身イスラエルはおろかそれまで中東を訪れたことは全くありませんでした。南アフリカ共和国へ留学していた際、よく話題の中で現代版アパルトヘイトとして出てくるイスラエル・パレスチナ問題。しかしアパルトヘイトを克服したこの世界にまだそんなものが存在するのか?するのであればいったいなぜ?自分の目で確かめたい、と思ったのがイスラエルを志望した理由です。全く想像がつかないイスラエルでの生活を前に、山ほど本を買い込んで、出発直前まで極力万全の準備をしようと努めましたが、知れば知るほどよくわからなくなるイスラエル・パレスチナという地域に、大きな不安と期待を抱えながら成田を発ったのは、今では良い思い出です。

イスラエルでの派遣員生活

普段は会計班にて館の会計補助や配車、便宜供与を行っていました。また、私が勤務していた2017年3月から2019年3月の2年間は、非常に多くの来訪に恵まれました。任期中に安倍総理大臣、河野外務大臣の来訪がそれぞれあり、その他にも急速に加速する日・イスラエルの経済関係のお陰もあり、世耕経済産業大臣には2017年、2019年と2回も来訪して頂き、それら来訪に派遣員としてロジに携わらせて頂きました。中東を取り巻く世界情勢が大きく動いている中、日本の中東外交に微力ながら後方支援として関われたことは大変貴重な経験となりました。

2年間の任期を終えて

最初は期待と不安が入り交じって生活がスタートし、初めて接するイスラエル人、パレスチナ人との仕事に少々戸惑い、問題が起こりながら仕事が回り出す独特の感覚にも慣れるまでは苦労しましたが、時間が経つにつれて、「マ・シュロムハ?」と気さくに話しかけてくれて、いつもエネルギッシュなイスラエル人、「アハランワサハラン」といつも懐深く歓迎してくれるパレスチナ人、そしてこの中東で育まれた豊かな文化と歴史を持つこの地が大好きになりました。派遣員として異国の地で過ごす2年間はきっとこれからの人生においてかけがえのない経験、新たなキャリアのドアを開けるきっかけになるかと思いますので、興味があればぜひ一度目指してみてください。

イスラエル国(State of Israel)

【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:2.2万平方キロメートル(日本の四国程度)
2. 人口:約868万人(2017年5月イスラエル中央統計局)
3. 首都:エルサレム
4. 民族:ユダヤ人(約75%)、アラブ人その他(約25%)(2016年9月イスラエル中央統計局)
5. 言語:ヘブライ語、アラビア語
6. 宗教:ユダヤ教(75.0%)、イスラム教(17.5%)、キリスト教(2%)、ドルーズ(1.6%)(2014年イスラエル中央統計局)

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