外務省在外公館派遣員として活躍している卒業生を招いて第7回「Team∞」グローカル教養ゼミを実施
2022年6月1日(水)に行われた第7回『「Team∞」グローカル教養ゼミ』では、外務省在外公館派遣員として在ラオス日本国大使館に赴任し、一時帰国中の佐藤万穂さん(国際コミュニケーション専攻卒業)が、ラオスの伝統的な布を使った衣装を纏って登壇しました。
大使館では官房班に所属し、館員のサポートを行っているという佐藤さん。現地での生活について、「業務は基本的に英語で行うが、現地の人とより円滑にコミュニケーションをとることができるよう、自主的にラオス語を勉強し、楽しく日常生活を送っている。」と語ってくれました。
佐藤さんは、少数民族が暮らすラオスでのエピソードを交えながら、英語以外の世界の希少な言語を習得することの重要性についてふれ、多言語を学んでいる在学生たちにさまざまなアドバイスを送りました。
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所における「Team∞」グローカル教養ゼミとは
「Team∞」グローカル教養ゼミは、真のグローバル人材(国際人)は優れたローカル人材(日本人)でもあると同時に、“「∞」の皆さんが、「∞」の領域(内外)にわたり、「∞」に学び続ける” ことを願ってこのゼミ名とし、主に外務省在外公館派遣員を目指す全学年の学生を対象に開講しています。内容は以前より開講されていた「+α・β」グローバル教養講座を継承するもので、「+α」と「+β」を融合的に学ぶべく集大成したものです。ここで学ぶ目的は以下のとおりです。
1.文理の枠を超えて、グローカル教養として幅広く、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶ。
2.自分と異なる多様な文化的背景を持つ人々との出会いの場を自らが積極的に設け、様々なことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養う。
3.日本語できちんと筋道を立てて話し・書ける能力の基本を養うと共に、自らがグローバルに発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼンテーション)力を向上させる。
グローバル・コミュニケーション研究所
久保谷 富美男(シニアアカデミックフェロー)
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