令和4年度(2022年度)入学式を挙行しました

4月1日(金)、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、幕張メッセにおいて執り行い、新たな学部生・大学院生合計1170人を迎えました。式典では、在学生の嬉野七樺さん(英米語学科4年生)と田村鯨斗さん(アジア言語学科インドネシア語専攻3年生)の司会により、日本語と専攻語の両方によって進行されました。

宮内孝久学長は式辞で、国際情勢の変動や科学技術の進化、自然災害など急速に複雑化する現代社会において、外国語を深く学ぶことにより、文化的背景や考え方を母語と比較して理解することの重要性を説き「この変化する環境に適応し生きていくためにも自分は何をすべきか、自分は何をしたいのかを問い、他者とのコミュニケーションを通じて『解』を探し続けてほしい」とメッセージを贈りました。

佐野元泰理事長は、祝辞にて本学の建学理念にふれ「語学を学ぶことを入り口として世界の課題に興味をもち、自分なりの解決策を見出す、クリティカルシンキングを心がけてほしい。そして大学で4年間学んだ未来を思い描きながら、充実した大学生活を送ってもらいたい」と新入生たちを激励されました。
新入生代表による宣誓では、原栄里花さん(アジア言語学科ベトナム語専攻)が登壇。これから4年間の大学生活を迎えるにあたり「多文化・多民族化といった社会変動に対応するため、言葉だけでなく、その国の文化について理解を深め、多様性を尊重しながら、国際社会の一員として活躍できる人材になるよう、成長していきたい」と力強く決意を述べました。

また、各学部学科専攻の新2年生による、専攻言語のスピーチが行われ、新入生たちは1年後の自分の姿を想像しながら、大学生活への期待に胸をふくらませた様子でした。