2019年度 新入生オリエンテーションキャンプがスタートしました

福島県・新白河にある本学の国際研修センター「ブリテッシュヒルズ」で、例年実施されている新入生オリエンテーションキャンプ(1泊2日)が本年度もスタートしました。4月4日(木)から英米語学科新入生のうち約140名が第1班として出発し、4月29日(月)まで計7班に分かれて約1,000名の新入生がキャンプに参加します。
アイスブレーク
目標設定シートの記入
はじめに、知り合って間もない新入生同士の緊張感をほぐすため、「FOC学生運営委員会」(※1)に所属する先輩学生が考案したアイスブレークアクティビティを実施しました。全体が和やかなムードになった後、新入生たちは自身の大学生活を通じて達成すべき語学目標を設定しました。
次に、これから授業などで関わる英米語学科の先生方による「先生と語ろう」のセッションが開かれました。新入生は、今後の学習におけるアドバイスや語学を学ぶ意義など、多方面にわたる貴重な講話を聞くことができました。
続いて「先輩と語ろう」のセッションでは「FOC学生運営委員会」の先輩学生が新入生に対して、これからの大学生活に関する様々なアドバイスをしました。個別の相談コーナーでは、履修や海外留学、学習方法など、新入生は気になることや不安だった点を解消できた様子です。また先輩学生は初日の集合から解散までキャンプに同行し、セッション以外でも新入生の学びを多岐にわたりサポートしました。
リフェクトリーにてビュッフェ形式のディナー
2日目はSALCのラーニングアドバイザーの教員によるKUIS WORKSHOPから始まりました。8号館の多様な使い方や英語学習における効果的な勉強方法、語学目標設定における具体的な考え方など、多くのことを学びました。
締めくくりのアクティビティでは、SDGsについて考えるカードゲームを行いました。SDGs(Sustainable Development Goals; 持続可能な開発目標)とは、持続可能な開発のために2030年までに達成すべき17の国際目標のことで、2015年9月の国連サミットで採択されました。実際に新入生が取り組んだのは、金沢工業大学と株式会社リバースプロジェクトが共同開発した『THE SDGs Action cardgame「X(クロス)」』を使ったディスカッション形式のゲームです。リソースカードに書かれたリソースを2つ組み合わせて、SDGsに関連した様々なトレードオフ課題を解決するためのアイディアをグループで話し合い、発表し合いました。講評として、宮内学長や学科の先生が、SDGsを普段から意識することの重要性を新入生に伝えました。
※1 FOC学生運営委員会
FOC学生運営委員会は、本学の2年生以上の先輩学生によって組織される委員会です。毎年12月に次年度の委員会メンバーを募集し、委員の決定、キックオフミーティングを経て、毎週1回オリエンテーションキャンプの実施内容について企画・検討し、キャンプ当日の引率業務から企画の運営までを責任を持って実施します。

〇 FOC学生運営委員会は、下記2点を目的として結成されました。
・FOCを経験した先輩学生の目線で企画することによって、現状の在学生のニーズに合致した運営を行ない、より高い成果を上げるため。
・先輩が後輩を教えて育て、後輩が先輩になって次の後輩を育てる循環型ピアサポートを導入するため。

〇 FOC学生運営委員会の主な役割
・次年度フレッシュマンオリエンテーションキャンプの企画・運営(先輩が担当するセッション)
・キャンプ終了後の振り返りと翌年度への引継ぎ
・オリエンテーションキャンプ後の1年生に対する定期面談(前期終了後等)
・引率学生を志す後輩の指導