元外務省在外公館派遣員の卒業生を招いて第9回『「∞」グローカル教養講座』が開催されました

外務省 大臣官房国際報道官室 小林 瑞季さん(英米語学科2016年卒業)

2021年12月15日(水)に行われた第9回『「∞」グローカル教養講座』では、本学の卒業生で外務省在外公館派遣員を経験し、現在外務省に勤務している小林 瑞季さん(英米語学科2016年卒業/元在アイルランド日本国大使館へ派遣)が登壇されました。

小林さんからは、学生時代の話、アイルランド派遣員時代の体験談、そして現在の外務省での仕事についてお話いただきました。派遣員時代の体験談では、現地でのエピソードや派遣員の仕事について等、わかりやすく説明いただき、在外公館派遣員を目指す受講生たちにたくさんのアドバイスをいただきました。一方、学生たちも興味津々にメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。

今後、在アメリカ合衆国日本国大使館に赴任予定の小林さんは”気遣いのできる人になりたい!”と意気込みを語ってくれました。学生たちも積極的に質問を投げかけ、充実した時間となりました。

神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所における「∞」グローカル教養講座とは

「∞」グローカル教養講座は、“「∞」の皆さんが、「∞」の領域(内外)にわたり、「∞」に学び続ける” ことを願っての講座名としました。 また当該講座は、2012年から始めた「+α」・「+β」グローバル教養講座を継承するものであり、「+α」と「+β」を融合的に学ぶべく集大成したものです。なお基本的には「∞」も引き続き、以下のことを目的として授業を進めて行きたいと考えています。
1.文理の枠を超えた、グローカル教養として幅広く、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶことを目的としている。
2.自分と異なる多様な文化的背景を持つ人々との出会いの場を自らが設け、様々なことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養うことを目的としている。
3.日本語できちんと筋道を立てて話し・書ける能力の基本を養うと共に、自らがグローバルに発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼン)力を向上させることを目的としている。

グローバル・コミュニケーション研究所
久保谷 富美男(アカデミックフェロー)

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