町田明広准教授監修による新書『「旧説 vs. 新説」幕末維新43人』が12月6日(月)に刊行 ~龍馬も西郷も松陰も実は主役ではない~

町田明広先生(外国語学部国際コミュニケーション学科准教授、日本研究所副所長)が監修をつとめた『「旧説vs.新説」幕末維新43人』が2021年12月6日(月)に刊行されました。

著者は編集制作会社「三猿舎」代表で歴史関連の編集・執筆などを手掛ける安田清人氏。町田先生は本書の監修及び3~5ページの「はじめに」の執筆を担当されています。
◆本書概要
最近の研究で大幅に書き換えられつつある新しい幕末人物伝。歴史現場では新史料の発見から教科書に書かれた常識が疑われ、これを覆す新説が続々と披露されています。一例を挙げるなら、薩長同盟の締結。坂本龍馬が薩摩の西郷隆盛と長州の木戸孝允を仲介した倒幕への契機となる重要な出来事で、龍馬の功績のひとつですが、龍馬がこの仲介に深くかかわっていなかったなど、語り尽くされたと思われがちな龍馬ですら続々と真説が登場しています。
本書では、そのような新たな龍馬像をはじめ、大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一、『燃えよ剣』の土方歳三、『峠 最後のサムライ』の河井継之助をはじめとする、幕末維新の激動期に活躍した43人を多様な勢力から幅広く厳選し、これまで語られてきた姿とは異なる正体をあぶりだすものです。歴史に名を遺した人々たちのなかには、実態以上に持ち上げられた人もいれば、いわれのない汚名を着せられた人もいる。43人の旧説と新説を比較することで、思いもしなかった新たな英雄像が見えてくる一冊となっています。

◆書籍情報
書 名 『「旧説vs.新説」幕末維新43人』
著 者 安田 清人
監 修 町田 明広
発 行 エムディエヌコーポレーション
体 裁 新書版192ページ
発売日 2021年12月6日(月)
価 格 本体980円(税込)
販 売 楽天ブックス(参考)
(ISBN:978-4-295-20242-4)