第25回グローバル・スタディーズにて吉川前国連大使による特別講義「パリ協定と脱炭素社会」が開催されました

2021年11月17日(水)に行われた第25回グローバル・スタディーズにて、吉川元偉元国連大使による特別講義「パリ協定と脱炭素社会」が開催されました。

今回は、これまでの気候変動枠組交渉の経緯を振り返りながら、先進国と途上国の間で、地球温暖化対策に対する「責任の差異」を巡り足並みが揃わなかった背景や、脱炭素社会に向けた動きついて取り上げ、吉川先生自身が署名したパリ協定に繋がる流れを解説されました。

講義の後半では、政治や経済、社会など、さまざまな課題が複雑に絡み合う中で、「持続可能な開発」とは何なのかを受講生に問いかけ、世の中の社会問題に対して当事者意識をもって考えるよう述べられました。

吉川元偉 先生

元国際連合日本政府代表部特命全権大使
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所 客員教授

1951年、奈良県生まれ。
国際基督教大学教養学部社会学科を卒業後、1974年に外務省に入省。国際連合日本政府代表部特命全権大使・常駐代表、在スペイン日本国大使館特命全権大使、初代アフガニスタン・パキスタン支援担当大使、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部特命全権大使等を歴任。英語、フランス語、スペイン語の3カ国語を話す。

神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所における「グローバル・スタディーズ」とは

本学グローバル・コミュニケーション研究所ではリベラル・アーツ(教養)を推進する一環として、その柱の一つであるグローバル・スタディーズをオムニバス形式で開催しています。 この講座で学ぶことの本質は、机に向ってテキストの問題を数多くこなすことではなく、日ごろ耳にするキーワードや日々起こりうる事象に対し、如何に関心が持てるかの感性を鍛えることです。この感性は勉強や本だけでは補うことはできないと考え、グローバル社会で実際に活躍された経験豊かな方々に講師をお願いし実施しています。本学4年間でこの講座をとおし、物事に対して不思議・疑問(wonder)をいっぱい(full)に感じ、互いが議論できれば、大学生活もよりwonderfulになることでしょう。

(グローバル・コミュニケーション研究所 久保谷富美男 先生)

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