第10回グローバル・スタディーズにて篠村 勉ボランティアセンター主幹による特別講義『スポーツと国際問題』が開催されました

グローバル・コミュニケーション研究所(GCI)が開催している「グローバル・スタディーズ(オムニバス)」は第10回(12月5日)をむかえ、今回は篠村勉主幹(本学ボランティアセンター)を講師としてお招きし、特別講義を行いました。篠村講師は長年にわたり国際スポーツビジネスに取り組み、その活躍の場は世界60か国にもおよびます。今回の講義の目的は、国際情勢とオリンピックが常に切り離せない関係にあった歴史を学び、オリンピックの未来を考えることに繋げるための内容として実施されました。
その概要は、“五輪のロゴを正確に描けるか?その意味は?”から始まり、オリンピックの根本原則・その歴史、IOCと国連との連携、環境保護・平和運動、SDG’sへの取り組み等々について、それらの表と裏のお話を交えて解説をいただきました。 学生達は「知っている様で知らないことが多かった!」と感想が寄せられました。

グローバル・スタディーズ(オムニバス)感想

オリンピックをただ『スポーツの祭典』のひとつとして今まで捉えていてあまり裏側やその影響力について考えたことがありませんでした。しかし、本日の講義を受け、オリンピックを開催するにあたって、テロなど様々なことが起こっていることを知りました。また、女性と男性の参加率に差があることについて、あまり意識をしていなかったので、特に初期の頃は想像以上に差があったので驚きました。また、オリンピックの経済効果も大きいのだと改めて知りました。今回の講義を受け、オリンピックやスポーツへの興味をさらに持ち、もっと調べたいと思いました。 ぜひまた機会があれば、先生の講義を受けたいと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。
英米語学科4年 松澤奈菜子

グローバル・スタディーズとは

本学のグローバル・スタディーズ(オムニバス)は、各界の専門家・経験者をお招きして、一つのテーマについて解説をいただき参加者と共に考え議論するものです。具体的には基礎教養として実施されている「+α・β」グローバル教養講座で学ぶキーワード等を発展的に捉えて、多角的視点からより専門的にフォーカスし解説いただく内容となっています。
【お問い合わせ】
グローバル・コミュニケーション研究所
久保谷 富美男
kubotani@kanda.kuis.ac.jp