金沢工業大学学長がAI,ビジネス、キャリア、コミュニケーションをテーマにしたセミナーを行いました

11月8日(木)、本学豊田聡先生・土田宏成先生のゼミ生が主体となり「プレジデント・セミナー・シリーズ ~金沢工業大学大澤敏学長と広げる学びの世界!~」が開催されました。

金沢工業大学(KIT)は朝日新聞出版「週刊朝日進学MOOK」大学ランキング2018年版で学長からの評価「教育面で注目」全国1位、「総合的(教育+研究)に注目」全国3位、高校からの評価「総合評価」全国8位になるなど、各方面で高い評価を受けています。

セミナーは二部制で、第一部では金沢工業大学大澤学長による講演会、第二部では大澤学長を囲んでの座談会を行いました。

第一部:大澤学長による講演会

第6代学長の大澤敏先生が「AI(Artificial Intelligence)」「ビジネス」「キャリア」「コミュニケーション」をテーマにお話しされました。
「AI」では、本学のホームページ上にある情報をAIに解析させた結果や、画像認識技術、AI・ロボット・自然エネルギーを用いた植物工場の研究などの活用例を説明いただきました。また「ビジネス」では、化粧品の開発において、ユーザーの声(たとえばスキンケア化粧品に関するアンケート調査)を因子分析し、その結果を踏まえて素材を決定し商品開発するなど、「工学×ユーザー」がビジネスに繋がることを説明いただきました。「キャリア」「コミュニケーション」では、「AI(Appreciative Inquiry)」について、理想(ありたい状態)から新しい活動に取り組む「ポジティブ・アプローチ」をご紹介され、その上で、今後金沢工業大学(KIT)と神田外語大学(KUIS)でどのようなイノベーションを起こせるかを問いかけられました。

第二部:大澤学長を囲んでの座談会

豊田聡先生のゼミ生が司会進行のもと、大澤学長を囲んでの座談会(ゼミナール形式)を行いました。第一部講演会での質疑応答を皮切りに、講演内容をさらに深堀する形で進みました。多くの学生から質問が飛び交い、大澤学長もホワイトボードに化学式や商品の構造などを描いて熱弁されるなど、座談会を通じて大澤学長と学生の交流が一層促進されたようです。
参加した学生からは「普段勉強することのない、AI の役割や今後の可能性について学ぶことができ、とても興味深い講義でした」「KUISとKITの将来的なコラボを身近に感じることができた」という声も聞かれ、大変有意義な時間になりました。