第88回外務省在外公館派遣員の壮行会が行われました

2018年7月18日(水)に、第88回在外公館派遣員試験赴任内定者の壮行会が行われ、試験に合格した在学生・卒業生10名が参加しました。 当日は宮内孝久学長や久保谷富美男先生(グローバル・コミュニケーション研究所)が同席し、これから各国に赴任する合格者と懇談を行いました。
宮内学長は一人ひとりに記念品を贈呈し、学生たちの努力を称え、今後の活躍を期待するお言葉をかけられました。また学生からも、宮内学長と久保谷先生に感謝の言葉と寄せ書きが贈られました。

今回、第88回外務省在外公館派遣員に内定した在学生は久保谷先生が開講する『「+α」・「+β」グローバル教養講座』に参加して勉学に励んできました。今回の合格者をはじめとして、現在まで多くの神田外語大学、姉妹校・神田外語学院の卒業生・在学生が世界中で在外公館派遣員として活躍しています。

「+α」・「+β」グローバル教養講座の概要

1.文理の枠を超えたグローバル教養として、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶ。
2.自分と異なる多様な文化的背景を持つ人々との出会いの場を自らが設け、様々なことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養う。
3.日本語できちんと筋道を立てて話し・書ける能力を養うと共に、自らがグローバルに発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼン)力を向上させる。

この講座は全学科・全学年の学生、及び卒業生を対象に年2回(5月・10月)の外務省在外公館派遣員試験に向けて地道な学びを継続しています。

赴任予定者のコメント

相磯 花衣さん

英米語学科4年
在ヒューストン日本国総領事館

2年以上前から勉強会に参加し、多くの輝いている派遣員の先輩方を見てきました。ずっとその方々に憧れていたので、今回在外公館派遣員の試験に合格でき、大変うれしく思います。これも、久保谷先生のご指導のおかげです。まだ少し、語学面や生活面で不安はありますが、派遣先であるヒューストンを好きになることを目標に、今まで神田外語大学で学んだことを活かし、2年間精一杯頑張りたいと思います。

富沢 菜那さん

IC学科国際コミュニケーション専攻4年
在ミャンマー日本国大使館

一年間の留学から帰国後、就職活動と並行して派遣員を目指し始めました。就職活動を通して将来について考える中で、派遣員制度の魅力を強く感じるようになり、受験を決意しました。短期戦ではありましたが、久保谷先生にサポートしていただきながら切磋琢磨できる仲間と学ぶことができたことに心から感謝しています。未知の地での長期滞在に不安もありますが、学びで溢れるであろう日々に期待が膨らみます。自分らしく精一杯任期を全うしてきます。

名和 美羽さん

IC学科国際コミュニケーション専攻4年
在バーレーン王国日本国大使館

まずは2年間任期を全うすることを目標とします。そして成長し、今の時点では考えられないくらいの自分になって帰ってきます。また現地でも帰ってきた際にも、後輩など周りの人に良い影響を与えられるように頑張ります。さらに赴任先の国を好きになり、また赴任先の国にも好かれて帰ってきたいです。

平田 善福さん

IC学科国際コミュニケーション専攻3年
在アラブ首長国連邦日本国大使館

日の丸を背負って日々勤しむ外交官の方々を側で支える事ができる、派遣員として職務を全うしたいと思っております。才能も、大した結果も残したことが無い僕ですが、しっかりと勉強をし対策を重ねて、今回試験に合格できた事を誇りに思っております。これから多くの困難が待っていると思いますが、その困難がある事に感謝をし、任期を満了してきます。

阿久津 玲乃さん

イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻4年
在グアテマラ日本国大使館

この度、在グアテマラ日本国大使館に内定を頂くことができました。大学で学んできたスペイン語を伸ばしつつ、自分自身が成長できるこの在外公館派遣員制度は、私にとって非常に魅力的でした。久保谷先生の講座では一般教養を学ぶだけでなく、同じ目標に向かう仲間と互いに切磋琢磨できる貴重な時間でした。内定を頂くことがゴールではなく、始まりだということを忘れずに日々努力していきます。

澤井 志保さん

英米学科 2018年卒業
在香港日本国総領事館

今回が2回目の受験でした。3年次の交換留学中に海外で働きたいと思い、ヒューストンに赴任する相磯さんからこの制度を教えて貰いました。帰国後に勉強会に参加し、4年次の秋にも受験しましたが非常に悔しい思いをしました。卒業後に就職しても、派遣員になる目標を諦めきれず、再度受験することを決意しました。在学中だけでなく、卒業しても常に親身になってサポートしてくださった久保谷先生には感謝しきれません。ようやく掴めたこの機会を次のステップにも繋げられる様、ハングリー精神を持って2年間頑張ります。

石田 詩乃さん

英米語学科 2017年卒業
在チェンナイ日本国総領事館

私は神田外語大学卒業後、民間企業に就職をし約1年間勤務をしておりました。しかし、すぐにでも海外で働きたいという気持ちが強くなり派遣員を目指す決意をしました。前職を退職してからは講座にも参加させて頂きながら、久保谷先生にはとてもお世話になりました。この度、ご縁があり在チェンナイ総領事館に内定を頂きました。インドは今まで一度も行ったことのない国ですが、2年の任期の間に多くのことを学び成長できると確信しています。今後の目標達成のための1ステップとして精進して参ります。

澤田 実佳さん

英米語学科 2017年卒業
在アメリカ合衆国日本国大使館

私は卒業生になりますが、今回幸いにもご縁を頂き、在米国大使館へ赴任させて頂きます。神田外語大学卒業後、食品商社に就職し貿易に関わって働いておりました。将来的には海外で働きたいと常日頃思っておりましたが、やはり「若い頃」から海外勤務を経験出来る派遣員という道に非常に魅力を感じ、今回受験を決意致しました。ワシントンDCは正直私にとって未知の場所ではありますが、このご縁を決して無駄にしないよう、実りある2年間にしたいと思います。アメリカのことをもっと好きになれるよう、精一杯学んで参ります。

林 来夏さん

英米語学科 2015年卒業
在バヌアツ共和国日本国大使館

3年間教員として働く中、目を輝かせながら日本や世界について学習する子どもたちの姿に、「もっと自分が経験を積み挑戦し、語学や世界を知る楽しさを伝えたい」と思い、この度の試験を受験しました。卒業後3年が経っているにも関わらず、久保谷先生には快くサポートしていただき、大変感謝しております。在外公館派遣員のお仕事を、バヌアツという国を、より多くを身につけ、後のステップに生かしたいと思います。

野上 由佳さん

イベロアメリカ言語学科ブラジル・ポルトガル語専攻 2015年卒業
在リオデジャネイロ日本国総領事館

私が派遣員として赴任するのは今回で2度目となります。1度目は在ブラジル日本国大使館で本年3月まで派遣員として務めさせていただきました。再度挑戦しようと考えたのは、派遣員の業務内容が自分に合っていることや、現地での出会い、また日本では得られないような経験を在外では出来るからです。私のような卒業生であっても、久保谷先生には親身に相談をお受けいただき、今期も受験する決心が出来ました。赴任地が変われば業務内容も異なるので、心を一新して精進したいと思います。

第88期派遣員の皆さんへ

久保谷 富美男 先生
グローバル・コミュニケーション研究所(元在オランダ日本国大使館派遣員)

~在外公館派遣員のすゝめ~

いよいよ赴任も間近となりました。緊張と不安、されど期待の方が上回るという複雑な気持ちで準備を進めていることでしょう。
本学ではこの11年間で姉妹校神田外語学院とあわせて、130名が派遣員として赴任し、既に帰国したOBOGたちは固有のキャリアを積み上げています。つまり、内(国内)から外(外国)へ、外(外国)から内(国内)へと、グローバルとローカルを融合したそのマインドで、まさにグローカルな活動を国際社会の中で具体的に実践しています。
今回もあなたが想像もしていなかった運命的な国へと赴任し、若い内に海外の公的機関で仕事をし、世界を見て異質の考え方や多様な文化、また現地の人々やそのライフスタイルに触れて自分を磨く2年間は、“人生100年時代に、それが無駄な時間と冒険だという時代ではない!”と私は考えています。
第88期の皆さんが元気に無事任期を全うし、帰国後の人生においても個々のつぼみを大きく開花させて、たゆまなく自身の将来に向かって歩み続けてください。

人生の本舞台は常に将来にあり
            政治家 尾崎行雄

 
皆さんのさらなる成長した元気な姿で再会できること、今から楽しみにしています!