インドネシア・アトマジャヤ大学に「KANDA/ATMA JAYA JAPAN CENTER」設立

本学とアトマジャヤ大学は、ジャカルタ市内にあるアトマジャヤ大学言語教育センター内に日本語・日本文化を学ぶ人的交流拠点「KANDA/ATMA JAYA JAPAN CENTER」を設立しました。

 

同センターは、現地のインドネシア人学生に日本語や日本文化を教授する施設・教育機関であり、本学の日本語教員が常駐し、日本語能力検定試験対策のサポートや現地日本語教員への日本語教授法を指導するなど、実践的な日本語教育を行います。

 

センターでは、現地で開催される日本文化関連のイベントや国際交流事業を行っていきます。また日系企業に勤務するインドネシア人社員に対して、ビジネス日本語教育を有償で実施することで企業の人材育成にも貢献します。

 

3月8日(木)、同センターの開所式が日本・インドネシア国交樹立60周年を記念して行われました。同式は日本語・英語・インドネシア語の3言語で実施され、開所式では両国の文化交流として、日本からは能楽狂言和泉流和泉元彌氏らによる狂言の舞台公演と日本のポップカルチャーを代表しJKT48メンバーによるパフォーマンスが行われました。一方インドネシアからは、アトマジャヤ大学在学生による伝統舞踊が披露されました。

 

神田外語大学とアトマジャヤ大学は、2001年に「交換留学協定」を締結し、2002年からは毎年2~3名本学のインドネシア語専攻の学生が留学しています。協定締結からこれまで17年間で37名の日本人学生がアトマジャヤ大学に留学し、学術交流を図ってきました。一方、神田外語大学では36名のインドネシア人学生を受け入れています。