【グローバル・リベラルアーツ学部】新型コロナウイルス感染症にともなう海外スタディ・ツアーの延期とプログラムの変更について

2020年12月15日


グローバル・リベラルアーツ学部
新型コロナウイルス感染症にともなう海外スタディ・ツアーの延期とプログラムの変更について


グローバル・リベラルアーツ学部長

(2021年4月就任予定)

ロバート・デシルバ


グローバル・リベラルアーツ学部では、カリキュラムに沿って、2021年6~7月に、リトアニア、インド、エルサレム、マレーシア・ボルネオの4地域で海外スタディ・ツアーを実施することとしております。

実施にあたっては、渡航や現地で必要な諸準備の関係から、本年末までには日程をはじめと するプログラムの詳細を決定する必要がありますが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は未だ収束の気配は見られません。何よりも、学生の皆さんの安全確保が最優先課題であることから、教室内での講義だけでなく市中でのフィールド・ワークにも重きを置く海外スタディ・ツアーを予定の時期に実施することは、残念ながら、難しいと判断しました。

そこで、本学部としては、海外スタディ・ツアーの実施を延期するとともに、当初のプログラムを変更することいたします。

まず、来年の6~7月については、4週間にわたりオンラインで4地域と結ぶ代替プログラム「海外スタディ・ツアー2.0」を実施します。このプログラムは、現地の提携大学などと協議し、講義と学生との交流や討議、バーチャルツアーによるNGOなどの訪問とオンラインによる実習などの体験プログラムを中心に組み立て、加えて日本国内の4地域に関連する場所や海外支援機関などを訪問することとしております。また、プログラムのコア部分は、新型コロナウイルス感染予防対策を講じたうえ、本学の国際研修施設であるブリティッシュ・ヒルズにて宿泊研修を行います。詳細は、以下pdfをご参照ください。

学生は、このプログラムに参加することで、本来、各自一つの地域での研修であったものが、4地域について、多文化共生や宗教、人道支援、歴史、サステナビリティーなど各地域のテーマを広く相互に比較しながら学ぶことが可能になります。コロナ禍のなかでも、教育の質を落とさず、最大限できることを実施するという観点に立ち、現在、鋭意、プログラムの最終調整を行っているところです。

一方、実際に、現地に行かなければ体験できないことも多々あることから、新型コロナウイルス感染症の状況がある程度落ち着いた時期に、渡航期間は変更となる予定ですが、現地へのスタディ・ツアーを実施いたします。

本学部では、このように、オンラインと対面を組み合わせたプログラムを構築することにより、当初の計画と遜色ない質の高い、満足度の高いプログラムの実現を目指します。

海外スタディ・ツアーに大きな期待を寄せておられた合格者、受験者の方々、また、保護者の皆様方、そして高等学校の先生方には、誠に恐縮ですが、現下の状況と本学部の取組に対し、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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