外国語能力開発センター(FLP)/ 言語科学研究センター(CLS)

外国語能力開発センター(FLP)、言語科学研究センター(CLS)の活動内容と成果を以下に記載します。

言語科学研究センター(CLS)は神田外語大学における研究教育体制の改編に伴い、2012年3月31日をもちまして閉鎖いたしました。また研究成果と活動は、その研究体制と共に、一部、研究目的をより明確化して、2012年4月1日に『外国語能力開発センター(Center for Foreign Language Proficiency)』に引き継がれましたが、2017年4月にアカデミックサクセスセンター(ASC)に統合されました。

外国語能力開発センター(FLP)

神田外語大学は、神田外語グループの中核として、1987年の建学以来、日本における外国語の研究とその教育について、様々な革新的、画期的な試み、施策、研究などにより、先導的な役割を果たしてきました。本センターは、そうした神田外語グループ・神田外語大学が培ってきたこれまでの実績を踏まえ、グローバル化が加速する社会において、今後益々その需要と重要性が増すことになるであろう「言語能力」「外国語能力」について、その実態把握と開発、教育を全学的・組織的に研究・支援・検証・実践する組織として、「言語科学研究センター(CLS)」の研究組織と成果を一部引き継ぎ、以下の新たな目的をもって、2012年4月に発足し、その活動の中心は2017年4月にアカデミックサクセスセンター(ASC)に統合されることで、発展的解消を遂げました。

活動目的

言語学および言語教育諸分野を巻き込み、日本語を母語とする日本人の外国語力の把握・育成・向上に向け、理論と応用の両面から考察・検証し、日本における日本語母語話者に最も効果的かつ学習者に対応する外国語教育のモデルを開発し、組織的に実施し、その成果を国内外に発信する。

研究活動

公開シンポジウムなど

ニューズレター

研究成果

言語科学研究センター(CLS)

言語科学研究センター(CLS)は2001年4月より10年以上にわたり、様々な角度から言語と言語教育に関する研究を行って参りましたが、神田外語大学における研究教育体制の改編に伴い、2012年3月31日をもちまして、閉鎖いたしました。CLSの研究成果と活動は、その研究体制と共に、一部、研究目的をより明確化して、2012年4月に新たに神田外語大学に付置された研究機関として発足しました『外国語能力開発センター(Center for Foreign Language Proficiency)』に引き継がれました。
本研究センター(CLS)は、言語についての理論的・記述的研究、および言語教育学を含む応用言語学的研究を行いました。その活動内容と成果を以下に記載します。

公的資金補助による研究

紀要(Scientific Approaches to Language)と成果報告書

Scientific Approaches to Language(SAL)は神田外語大学言語科学研究センター(CLS)が年に1度刊行していた機関誌です。これまでに刊行された論文のリストとその要旨です。なお、SALの掲載論文は、以下の神田外語大学「KUIS学術リポジトリ asKUIS」サイトの「紀要」→「Scientific Approaches to Language」からダウンロードできます。

日本学術振興会 科学研究費補助金 報告書

子ども用語彙リスト【KUISEY500】

子ども英語研究グループは、2011年からの公立小学校の英語必修化が円滑で効率的なものになるよう独自の視点から約500語を選定し、【KUISEY500】としてリスト化し、ダウンロードできる形で整備しました。ご活用ください。

なお、【KUISEY500】の開発過程の詳細は、以下の論文に記載されています。

書籍の刊行

CLS井上和子顧問および長谷川信子センター長による書籍が出版されました。
〇長谷川信子(編)(2011) 『70年代生成文法再認識-日本語研究の地平-』開拓社
〇長谷川信子(編)(2010) 『統語論の新展開と日本語研究-命題を超えて-』開拓社
〇井上和子 (2009) 『生成文法と日本語研究:「文文法」と「談話」の接点』大修館書店
〇長谷川信子(編)(2007) 『日本語の主文現象-統語構造とモダリティ-』ひつじ書房