キャリアセミナー「日本航空(JAL)から学ぶ、航空業界の現状とダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み」を開催しました

6月30日(木)5限(16:40~18:00)に、日本航空(JAL)の現役社員の方をお招きし、「日本航空(JAL)から学ぶ、航空業界の現状とダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み」と題したセミナーを開催しました。このセミナーは全学生を対象に希望者を募り、当日は約200名の学生が参加しました。

セミナーでは航空・観光業界を取り巻く現状や、業界の課題に対する今後の取り組み、日本航空のD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)への取り組みなどについて、客室乗務員や大学への出向など豊富な経験をお持ちの社員のみなさんから、現場での実体験を踏まえて語られました。

今後の取り組みについては、ポストコロナ時代の出張の在り方や、旅行・留学への想いの高まりなど、世の中の変化を敏感に感知し、安全・安心、サステナビリティを軸に、消費者のニーズに応えていくことなどが語られました。また、D&Iへの取り組みについては、女性リーダーの育成と輩出、グローバル人財の育成、LGBTQへの理解促進などについて事例をもとに紹介されました。

セミナー終了後には質疑応答の時間を設け、セミナーをご担当された3名の社員のみなさんの前には、多くの学生が行列をつくっていました。

鈴木沙彩さん
(外国語学部英米語学科4年)

グランドスタッフとして内定をいただいているので、就職活動の際に業界研究をしましたが、今日のセミナーに参加して、まだわからないことがたくさんあることに気づくことがでました。仕事を始めるまでの期間にさらに業界研究をして、準備をしたいと思います。

金城璃里香さん、ピーリス サヤカさん(外国語学部英米語学科1年)

D&Iの取り組みが一番興味深かったです。就職活動をする際に、とても重要な取り組みということがわかりました。客室乗務員になるために必要なことは何かを質問しました。あせらず何事にもポジティブに取り組み、自分らしさを大切にするようアドバイスをいただきました。これからの4年間の学生生活や、日常生活においても心がけて過ごしたいと思います。

今回のセミナーは、後期の授業「ホスピタリティ・マネジメント講座」(キャリア開発o・全15回)に先駆けて開催しました。本講座では日本航空から講師をお迎えし、ホスピタリティやサービスの基本的知識に加え、エアラインやホテル、テーマパークなどのケーススタディを通じて実践的な観点からホスピタリティについて学びます。これからの社会におけるホスピタリティの役割や在り方について学びたい学生にお勧めの講座です。

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