第30回グローバル・スタディーズにて吉川元国連大使による特別講義「気候変動問題とパリ協定」が開催されました

2022年11月30日(水)に行われた第30回グローバル・スタディーズにて、吉川元偉元国連大使による特別講義「気候変動問題とパリ協定」が行われました。

今回は、吉川先生自身が署名したパリ協定に至るまでの流れや、今年の11月に開催された第27回締約国会議(COP27)での内容についてお話がありました。また講義の後半には、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた日本政府の取り組みや、各国の間で意見の隔たりが生じている現状をふまえ、「どうやって脱炭素社会を実現できるのか」という問いを立て、受講生たちと考察していきました。

受講生たちからは、「気候変動の影響は、途上国のみならず、日本のような先進国の脅威にもなりつつある」「政府だけではなく、若い世代が主体となって、社会の基盤を構築していくべき」といった意見が挙がりました。

吉川元偉 先生

元国際連合日本政府代表部特命全権大使
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所 客員教授

1951年、奈良県生まれ。
国際基督教大学教養学部社会学科を卒業後、1974年に外務省に入省。国際連合日本政府代表部特命全権大使・常駐代表、在スペイン日本国大使館特命全権大使、初代アフガニスタン・パキスタン支援担当大使、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部特命全権大使等を歴任。英語、フランス語、スペイン語の3カ国語を話す。

神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所における「グローバル・スタディーズ」とは

本学グローバル・コミュニケーション研究所ではリベラル・アーツ(教養)を推進する一環として、その柱の一つであるグローバル・スタディーズをオムニバス形式で開催しています。 この講座で学ぶことの本質は、机に向ってテキストの問題を数多くこなすことではなく、日ごろ耳にするキーワードや日々起こりうる事象に対し、如何に関心が持てるかの感性を鍛えることです。この感性は勉強や本だけでは補うことはできないと考え、グローバル社会で実際に活躍された経験豊かな方々に講師をお願いし実施しています。本学4年間でこの講座をとおし、物事に対して不思議・疑問(wonder)をいっぱい(full)に感じ、互いが議論できれば、大学生活もよりwonderfulになることでしょう。

(グローバル・コミュニケーション研究所 久保谷富美男 先生)

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