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大学編入にTOEICは何点必要?必要なスコアと活用できる大学一覧

大学編入 TOEIC

「大学編入試験にTOEICは必要なの?」
「必要な場合TOEICのスコアは何点とれば良いの?」

大学編入試験について調べ始めると、必要な条件や資格について色々気になりますよね。

結論からいうと大学編入試験合格にTOEICは欠かせません。なぜなら受験の条件にTOEICの点数が課されていたり、一定の点数をとっていると英語試験が免除される大学などがあるからです。

例えば、東北大学や埼玉大学の経済学部ではTOEICの点数を英語点として換算していますし、群馬大学の社会情報学部や獨協大学の外国語学部ではTOEICの点数が出願条件で課されています。

その他、日本大学の法学部と経済学部では一定の点数を取得していると英語試験免除というケースもあります。

ただ、TOEICを活用できない大学も多くあり、その場合は英語試験で英語力が問われます。英語試験をクリアする目安としてTOEIC600点以上は最低限欲しいところです。また国公立大学や有名私立大への合格を目指すのであれば、TOEIC700点~800点以上の英語力は必要でしょう。

600点を一つのボーダーとした理由は、600点あれば多くの大学が設定する出願条件や英語試験免除のスコア条件をクリアできるからです(難関大学や外国語系の学部は除く)。

この記事では改めてその重要性や、TOEICを外部試験として活用する大学の一覧を紹介していきますので、ぜひこれらを参考に大学生への夢を手繰り寄せてください!

本記事内でのTOEIC試験の表記について

■TOEIC等を編入試験に活用している大学の情報について
2020年4月入学向け試験の情報をもとに記載しております。入試に関する情報は年度により変更になる場合がありますので、必ず各大学の募集要項等でご確認ください。

■TOEICについて
本記事内で「TOEIC」と表記しているのは、「聞く」・「読む」技能に焦点を当てた「TOEIC® Listening & Reading Test」を指しています。

1.大学編入試験におけるTOEICの重要性

1-1.外部英語試験として活用できる

冒頭で述べた通り、英語試験においてTOEICを外部試験として活用している大学は多く、英語力を上げるだけでなく、その取得したスコアを活用することで、受験を有利に進めることができます

主な活用方法は以下の3種です。

◆TOEICの点数を英語点として換算
東北大学 経済学部 3年次/埼玉大学 経済学部 3年次 など

◆TOEICの点数が出願条件
群馬大学 社会情報学部 3年次(470点)/獨協大学 外国語学部 英語学科 3年次(800点)など

◆TOEICの点数により英語試験を免除
日本大学 法学部・経済学部 3年次・2年次(450点)/麗澤大学 外国語学部・英語コミュニケーション専攻 3年次(650点)など

※上記の情報は2020年4月編入学者向けの募集要項を参照しています
※TOEICは「TOEIC® Listening & Reading Test」のことを指しています

一発試験と違い、TOEICであれば事前に何回かチャレンジする機会がありますので、ぜひとも高得点をとった上で入試に臨みたいですね。

もちろんTOEICを外部試験として活用している大学は、上記以外にも多数あります。2章ではその大学一覧をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

1-2.英語力アップに活用できる

点数を上げる過程で英語力がしっかり身につくため、英語力アップにもTOEICは欠かせません。

前提として編入試験の科目は、主に以下の3つになることが多いです。
◆英語(TOEIC活用の大学あり)
◆小論文
◆面接

この中で英語のウェイトは1/3程度に見えますが、合格までの具体的なイメージとしては、英語で一定の点数を取るのは「前提」、小論文や面接で「差をつける」という感じです。編入試験をパスするためには、高い英語力が欠かせません。

■編入試験合格に向けて英語力を磨くのであればTOEICがお勧め

TOEICは0点~満点の990点まで幅広くスコア帯が設定されており、客観的に自身の英語力が今どのレベルかということが把握しやすいつくりになっています。

目標から逆算してどれくらい英語力を上げなくてはいけないか差分が測りやすいので、効率的に英語力アップにつなげやすいでしょう。また幅広く認知されている試験ですので、対策書や参考書、アプリなど勉強に必要なツールがそろっていて勉強しやすいという点も魅力です。

TOEICを受けたことがない人は、実際に公開テストを受けてみる、もしくは公式問題集を解くことで、ご自身がどれくらいのレベルか把握してみることをお勧めします。

◆TOEIC公開テスト

『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 5』

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5

テストを開発しているETS(Education Testing Service)が制作している公式問題集。本番のテストとまったく同じプロセスで制作されており、テスト2回分(計400問)が収録されている。

※執筆時(2019年10月)の最新版
※画像は(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会より引用

TOEICのスコアの目安に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。
≫参考記事:【一目でわかる】TOEICスコアの目安を100点ごと7段階で解説

■編入試験合格には最低TOEIC600点以上は欲しい

前述の通り合格するためにはやはり目安としてTOEIC600点以上、国公立や有名私立であればTOEIC700点~800点は欲しいところです。以下は神田外語学院の大学編入合格者のTOEICスコアになりますので、参考にしてみてください。

■神田外語学院 大学編入合格者 TOEICスコア

神田外語学院 大学編入合格者 TOEICスコア

※1=北海道大学・東北大学・名古屋大学。
※2=グローバル・メディア・スタディーズ・経済・法・文学部。
※3=外国語学部英語英文学科・国際文化交流学科。
注:神田外語学院での過去3年間(2017年3月~2019年3月の卒業生)の合格者データ。受験シーズンのピークである2年生の秋までに獲得したスコアを抽出。大学や学部は一部抜粋。

600点以下でも合格している人もいるため、600点がないと絶対に受からないかと言われると、そうではないのですが、英語の点数が低いとそれ以外の教科で挽回しなくてはいけなくなってしまうので、最低限のラインとして600点を設定しておくことをお勧めします。

600点を一つのボーダーとした理由としては、難関大学や外国語系の学部は別ですが、大学が設定する出願条件や英語試験免除の点数として、TOEIC600点以上を設定している大学が少ないからということもあります。

2.大学編入試験でTOEICを活用できる大学一覧

では早速編入試験にTOEICを活用できる大学の一覧表を見ていきましょう。以下は2020年4月編入学者を対象にした試験の募集要項をもとに、TOEICを活用している主な大学を抜粋したものになります。

■TOEICが活用できる主な国公立大学(文系のみ抜粋。注がない限り全て3年次編入)

大学名

学部等

スコア

条件等
岩手大学 人文社会科学部 475 外国語試験の免除
東北大学 経済学部 スコア換算
筑波大学 情報学群 スコア換算
宇都宮大学 国際学部 500 出願条件&スコア換算
群馬大学 社会情報学部 470 出願条件
埼玉大学 経済学部 スコア換算
横浜国立大学

経済学部

620 出願条件
静岡大学 人文社会科学部 スコア換算
名古屋大学 経済学部 590 出願条件
滋賀大学 経済学部 スコア換算
神戸大学 文学部 730 出願条件
法学部 500 出願条件&スコア換算
経済学部 スコア換算
経営学部 スコア換算
奈良女子大学 文学部 スコア換算
和歌山大学 経済学部 スコアも考慮に入れ合否判断
愛媛大学 法文学部 スコア換算
長崎大学 経済学部 450 出願条件
都留文科大学 文学部 英文学科 730 外国語試験の免除
山梨県立大学 国際政策学部 スコアも考慮に入れ合否判断
名古屋市立大学 人文社会学部 国際文化学科 580 (志願者数により)出願条件
 島根県立大学  総合政策学部 400  出願条件 ※550点以上で10点英語試験に加点
 北九州市立大学
法学部/経済学部  450  出願条件 
外国語学部 国際関係学科 スコアも考慮に入れ合否判断
宮崎公立大学 人文学部 国際文化学科 550 出願条件 ※2年次は500点

■TOEICが活用できる主な私立大学(文系のみ抜粋。注がない限り全て3年次編入)

大学名

学部等

スコア

条件等
神田外語大学 外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際コミュニケーション専攻 730 出願条件
麗澤大学 
外国語学部(一部の専攻除く) 450~650※  対象となる語学試験の免除 ※専攻・年次により異なる 
経済学部 スコア換算
獨協大学(抜粋) 外国語学部 英語学科・交流文化学科/国際教養学部 800 出願条件 ※2年次は750点
経済学部 国際環境経済学科 600 出願条件
経済学部 経済学科/経営学科 550 出願条件
青山学院大学 文学部 英米文学科 850 出願条件 ※2年次は830
桜美林大学 リベラルアーツ学群/ビジネスマネジメント学群 420 出願条件
グローバル・コミュニケーション学群 600
上智大学 各学部・学科 550~945 出願条件 ※学部・学科により異なる
拓殖大学 外国語学部 英米語学科 スコア提出が出願条件
津田塾大学 学芸学部 英語英文学科/国際関係学科 スコア提出が出願条件
東洋大学 文/経済/法/社会/総合情報 各学部 450 出願条件
日本大学 法学部/経済学部 450 外国語試験の免除
武蔵大学 人文学部英語英米文化学科/社会学部(2年次) スコア提出が出願条件
目白大学 外国語学部 英米語学科 スコア提出が出願条件
立正大学 経済学部 経済学科 国際コース(2年次) 500 出願条件
愛知大学 法/経済/経営/国際コミュニケーション/地域政策 各学部 スコア換算
京都外国語大学 英米語学科 550 出願条件
同志社大学 社会学部 スコア提出が出願条件
龍谷大学 国際学部 グローバルスタディーズ学科 730 外国語試験の免除
 関西大学
商学部 630  出願条件 
政策創造学部 550※ 出願条件 ※別途S&W240点以上も必要
社会学部(※社会学科 心理学専攻のみ2年次)/文学部(※総合人文学科 心理学専修のみ2年次)/法学部 500  出願条件 
関西国際大学 教育学部 英語コミュニケーション学科 785 外国語試験の免除
松山大学
人文学部 英語英米文学科 500 出願条件
経済/経営/人文(社会学科)/法 各学部 450 出願条件
西南学院大学
文学部 外国語学科 英語専攻 800 出願条件
文学部 英文学科 650
上記2種と神学部以外 500
立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部/国際経営学部  780 出願条件 
宮崎国際大学 国際教養学部 700 外国語試験の免除

※「スコア換算」と書かれている部分は、全て英語試験もしくは外国語試験の点数への換算を意味しています。
※全て2020年4月編入学対象者向けの募集要項を参考にしています。
※スコアが表示されている大学は、そのスコア以上が必要ということを表しています。(500=500点以上が必要)
※短大卒以上でないと受け入れていない大学・学部も含まれます。出願時に必ず出願資格を満たすかご確認ください。
※情報は変更になる可能性もありますので、出願前に必ず各大学の募集要項をご確認ください。

上記のように多くの大学でTOEICのスコアが活用されています。編入試験合格を目指すにあたり、TOEIC対策を外すわけにはいかないでしょう。

尚、その基準や活用方法は大学によって様々です。行きたい大学や学部が決まっているのであれば、その基準や目安に合わせて対策していきましょう。

ちなみにTOEICを活用していない大学も多くあります。その場合は、前述の通りTOEIC600点以上というボーダーラインを目指すことをお勧めしたいのですが、TOEIC600点とはどれくらいのレベル・難易度なのでしょうか。

次章ではTOEICの点数ごとの難易度、目安について解説していきます。

3.TOEIC600点以上を取得する難易度

TOEIC600点は難易度としてそこまで高いものではありません。以下のデータが示すように、TOEICの平均点は588点であるため、平均点より少し多くとれれば達成できます。

2019年度TOEICの平均点

  • ■TOEIC L&R
    リスニング:323点/495点(満点)
    リーディング:265点/495点(満点)
    総合点:588点/990点(満点)
    (出典)TOEIC®Program DATA&ANALYSIS 2020

TOEIC600点取得までは100点UPに200時間程度が目安として必要と言われているので、現在400点の方であれば、400時間くらいで達成できる見込みがあります。
1日2時間勉強するとして200日、およそ6~7ヶ月間で600点を達成できる可能性があります。

ただし国公立大学や有名私立大学を目指すのであれば、600点では足りなくなるケースが多く、700点や800点以上を目指す必要が出てきます。

英検でイメージすると、600点は「2級A※」レベルですが、700点は「2級A~準1級レベル」、800点は「準1級レベル」になってきます。

※英検2級Aとは公益財団法人 日本英語検定協会のHPより引用)
2016年度から、実用英語技能検定の「2級A」の認定基準を、英検CSEスコアで示します。「2級A」とは、2級に合格し、4技能合計CSEスコアが2150点以上の方に与えられる資格です。

600点から先は、100点UPに300時間以上が目安として必要と言われていますので、さらに時間を要します。目標の大学・学部によって難易度が変わりますので、まずはどのレベルの大学・学部を目指すのか、という所から決めるようにしましょう。

尚、きちんと点数を上げるためには、TOEICを正しい方法で勉強することが欠かせません。我流で300時間、400時間を費やしても、上がるものも上がらない危険性があります。

次章では正しいTOEICの勉強法をご紹介していきます。

TOEICスコアを取得するタイミング

編入試験の出願は夏~秋にかけて本格化していきます。出願時点でTOEICのスコアが必要になるケースが多いため、出願の時点で提出できるように準備をしておきましょう。
また公開テストでないと有効でないケースも多いため、IPテストではなく公開テストを受験するようにしておいた方が良いでしょう。

4.TOEIC600点以上を取得するための対策

TOEICで600点を達成するには、一般的にリスニングで350点、リーディングで250点程度を目標にするのがお勧めです。
TOEICの平均点において「リスニングが321点」、「リーディングが259点」であることを考えると、リスニングの方が点数をとりやすいと言えるからです。

それを踏まえた上で、「600点を目指す3つの勉強法パッケージ」をご紹介します。

≪TOEIC600点を目指すための3つの勉強法パッケージ≫
(1)TOEICに出る基本単語を覚える
(2)中学レベルの文法をマスターする
(3)公式問題集を使って「音読」を繰り返す
それでは一つずつ見ていきましょう。

※本内容は以下の記事から引用しています。

スコアが伸び悩む人に読んでほしい【TOEIC勉強法虎の巻】

4-1.TOEICに出る基本単語を覚える

TOEICの点数を上げるには、まずは単語です。とはいえ、英検一級レベルの難しい単語を覚える必要はありません。というのも、実は、TOEICの語彙レベルはそれほど高くなく、英検準一級と二級の間のレベルだからです。

600点を目指すレベルなら、最初に高校基礎レベルの単語をしっかり固めましょう。その上で、TOEICに頻出する基本ビジネス単語を1000語程度覚えればほぼ十分です。

4-2.中学レベルの文法をマスターする

TOEIC600点を目指すには、中学英文法を固めることが最も大切です。TOEICで出題される文法のレベルはそれほど高くありません。なぜなら、TOEICで出題される英文は、ビジネスパーソンが普段の生活で耳にしたり目にしたりするような、一般的でわかりやすいものばかりだからです。小説のような複雑な文構造の英文は出題されません。

TOEICで出題される主な文法事項は以下の通りです。

  • 品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞の働き)
  • 動詞(三単現のsや態、時制等)
  • 代名詞の格
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 関係代名詞
  • 五文型

これらは主に中学校で習う文法項目です。まずはこうした基本的な文法事項をしっかり理解しましょう。また、TOEICの文法問題は、毎回同じようなパターンの問題が出題されますので、問題演習で出題パターンに慣れることも大切です。

4-3.公式問題集を使って「音読」を繰り返す

公式問題集をスラスラ音読できれば600点レベルと言えるでしょう。600点目標なら、リスニング用に使う教材はTOEICの公式問題集1冊でほぼ十分です。ナレーターが本試験と同じなので、勉強した効果が試験の結果に直結します。他の教材にあれこれ手を出すより、一冊に絞って繰り返しましょう。

目安として、公式問題集のPart3・4の英文を、テキストを見ながら、音声に合わせて同時読みできるようになれば、600点レベルです。その際、できるだけ音声の発音やリズムを真似てください。自己流の音読では学習効果が薄くなります。

『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 5』

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5

テストを開発しているETS(Education Testing Service)が制作している公式問題集。本番のテストとまったく同じプロセスで制作されており、テスト2回分(計400問)が収録されている。

※執筆時(2019年9月)の最新版
※画像は(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会より引用

国公立大学や有名私立大学を目標にしている方で700点、800点を目指す方は、以下の記事を参考にしてみてください。

≪過去98回TOEICで満点を取得した教師直伝!レベル別勉強法≫
700点を目指す3つの勉強法パッケージ
800点を目指す3つの勉強法パッケージ

編入試験合格に向け、学校からのサポートを受けよう

ここまではTOEICの勉強法について説明してきましたが、TOEICを独力で勉強するのは骨が折れるものです。また冒頭で述べた通り、合格するには英語で一定の点数をとった上で、「小論文」や「面接」で差をつけることが必要になってきます。

そんな時にお勧めするのは学校からのサポートを受けることです。独力では難しいことも、教員や職員がしっかりサポートしてくれます。次章では編入試験に合格するために、押さえておきたい学校選びのポイントをご紹介していきます。

5.編入試験で合格を目指すための学校選びのコツ

前提として大学編入の実績を持つ主な学校は「専門学校」、「短期大学」、「高等専門学校」の3種です。目標通りの志望大学に編入するためには、その中から学校を選ぶ時に、以下の3点を押さえておくことが欠かせません。

(1)TOEIC対策など英語の授業が多く行われている学校
(2)編入に向けたカリキュラムやサポートがある学校
(3)編入の実績がある学校

3つに分けて解説していきます。

5-1.TOEIC対策など英語の授業が行われている学校

TOEIC対策など英語の授業が行われている学校

TOEIC対策をはじめとした英語の授業が行われている学校という点は非常に重要な点です。なぜなら毎日英語の授業が行われていれば、毎日の英語の授業が自然に編入対策になるからです。

編入試験の科目は前述の通り、「英語」「小論文」「面接」の3科目です。その中で英語科目の重要度は非常に高いと言えます。なぜなら「小論文」と「面接」は、それぞれ1教科として扱うには対策に要する時間は短く、どちらも知識としては専門科目を押さえることで十分対応できるので、実質「英語」と「法学や経済学などの専門科目(小論文・面接)」の2科目ととらえても差し支えないからです。

TOEICを含めた「英語」をどう攻略するかというのは、編入試験の肝になってくる部分です。学校の授業自体が編入対策になるのであれば、時間を残りの部分の強化にまわすことができ、非常に効率的になっていきます。

5-2.編入に向けたカリキュラムやサポートがある学校

編入に向けたカリキュラムやサポートがある学校

編入試験は1年生から入学する一般入試に比べて、非常に情報が少ないため、学校を通じて対策を行ったり、情報収集を行うことが欠かせません。

受験者の母数が少ないということから、編入試験についてはインターネット等で検索しても情報がつかみにくく、特に「実践的な対策のノウハウ」や「正しい志望校の選び方」などについて独自で見つけるのは非常に困難です。

学校によっては、カリキュラム自体が編入希望者用に組まれていたり、編入を専門にサポートする職員やスタッフの環境が整っている学校もありますので、学校のサポート体制に関する情報収集も忘れないで行うことをお勧めします。

特に小論文や面接など、誰かのフィードバックをもらわないと改善が難しい、独力で成長しにくい分野について、添削や面接指導の体制が整っているか、チェックしておく方が良いでしょう。

5-3.編入の実績がある学校

編入の実績がある学校

編入の実績がある学校かどうか、特に編入の実績をパンフレット等でPRしている学校かどうか確認することをお勧めします。なぜならその時点で以下の2点が保証されるからです。

A:大学編入ができる学校であること
B:大学編入を良しとしている学校であること

専門学校に関しては、文部科学省のHPにある通り、一定の要件を満たしていない専門学校からは編入ができないため、Aのチェックが必要です。

大学への編入学は、法令上以下のいずれかに該当する方にのみ認められます。

3.「専修学校の専門課程(修業年限が2年以上、総授業時数が1,700時間以上又は62単位以上であるものに限る)を修了した者(法第132条)」

※一部抜粋
※適用:1998年。それ以前に在籍されていた方も、専門学校や受け入れ先の大学により認められるケースがあります。編入を希望される場合、必ずご自身の専門学校や志望される大学にご確認ください。

専門学校からの大学編入については以下に詳しいので、ぜひあわせてご覧ください。
≫【諦めない!】専門学校から大学編入し4年間で大卒の夢を叶える方法

Bに関しては学習環境の確認という意味で重要です。なぜなら編入実績があっても、「たまたま出ただけ」というパターンもあるからです。

多くの専門学校や短期大学は、基本的に就職することをメインにサポートしており、編入志望者は学校の中で非常に少数派、学校も特に応援していないというケースも多いです。
編入すること自体を良しとしている雰囲気が学校にあるかどうかで入学後の学習環境も左右されますので、学校選びの一つのポイントになるでしょう。

でもそうはいっても、専門学校や短期大学はたくさんあるので、選ぶのも大変ですよね。本記事では上記の条件を全て満たしている専門学校 神田外語学院(当ブログ運営)をご紹介したいと思います。

6.大学編入するなら神田外語学院がお勧め

神田外語学院は今お伝えしたポイントを網羅している学校です。特に以下の特徴がありますので、まだ進路に悩まれている方は、ぜひ検討してみてください。

(1)TOEIC対策授業を含めほぼ毎日英語漬けの環境
(2)合格数が3年間で915名と豊富な実績を誇る
(3)大学編入に特化した専攻とサポート体制
(4)充実の大学編入対策講座
(5)神田外語学院だからこそ編入できる大学がある

6-1.TOEIC対策授業を含めほぼ毎日英語漬けの環境

神田外語学院では、EIC(国際コミュニケーション英語)という外国人から英語で英語を習う授業が、1年次に週5回、2年次に週4回、必修になっています。授業の中で日本語は禁止。英語漬けの環境の中で英語の4技能を向上させるため、毎日の授業が自然と編入対策になっていきます。

TOEIC対策授業を含めほぼ毎日英語漬けの環境

また神田外語学院にはTOEICに特化した授業も行われています。在学中に700点以上を取得した学生が約3割にのぼるなど、TOEIC対策もしっかり行っています。また在学中に、全員7回以上定期的にTOEICを必ず受けるカリキュラムになっています。

神田外語学院内TOEIC受験スケジュール

教えている講師もTOEICに関して高い専門性を持つ教員ばかり。また学生一人ひとりに適したTOEIC試験対策を指導する専門アドバイザーが、学生を丁寧にサポートしています。

6-2.合格数が3年間で915名と豊富な実績を誇る

2020 大学編入学 実績

神田外語学院から4年制大学の編入学試験(若干名の進学試験含む)に合格した人数は直近3年間で915名にのぼります。東京外国語大学や東北大学、名古屋大学の国公立大学をはじめ、青山学院大学や法政大学といった有名私立大学など、様々な大学への編入・進学実績を築いています。 

6-3.大学編入に特化した専攻とサポート体制

大学編入に特化した専攻とサポート体制

■英語専攻科 大学編入専攻
神田外語学院の英語専攻科では、1年次の3学期から「大学編入専攻」という大学編入に特化した専攻を選択することができます。
編入に特化したカリキュラムになっており、授業の中で「編入対策に特化した英語」や「小論文の書き方・文章作成能力」を学ぶことができます。

【大学編入専攻 授業例】

◆大学編入対策A
神田外語大学、及びその他の大学への編入学試験に合格するための英語力を強化します。文法・長文読解・和訳・英訳の演習を基礎から上級レベルまで行います。

◆大学編入対策B
大学編入学試験対策として、主に小論文の書き方を学びます。基本的な文章の書き方・文章構成の仕方を学びながら、実際に文章を書く演習を継続して行い、大学編入学試験で合格するための文章作成能力を養います。

■編入センター

編入センター

神田外語学院には、編入のサポートに特化した「編入センター」があります。

◆英語の訳文指導
◆小論文の添削
◆面接練習
◆進路(志望校)選択相談
など編入学に深い知見を持つ教職員が、皆さんの大学編入に向けて一緒に伴走します。

6-4.充実の大学編入対策講座

普段の授業に加えて、大学編入対策に特化した講座も行っています。この対策講座を通じて、学部ごとの専門科目や小論文の対策を行っていくことができます。

編入学試験英語対策
編入学試験に出題される下線部訳、文章の要約、長文の読解など、受験英語特有の問題の解答練習を行います。また、英語小論文対策として、与えられたトピックについて自分の考えをまとめ、英語で小論文やエッセイを書く訓練をします。

学科別専門科目対策
神田外語学院の学生がこれまで学んでいない分野の学部に編入学するためには、その学科の基礎知識を学習する必要があります。過去の実績から各分野の講座を開講しています。

■経済学概論 ■経営学概論 ■国際関係学概論 ■法学/政治学概論 ■社会学概論 ■言語学/英語学概論 ■英米文学概論 ■コミュニケーション学概論

日本語小論文対策講座
文章の構成、的確な表現法、修辞法、比喩法、引用法など小論文の書き方とともに、自分の考えを論理的にわかりやすく表現するスキルを学びます。

編入学対策講座
1年次3学期に、編入学を希望する全学生を対象に実施します。大学研究・志望校選択・小論文対策・英語学科試験対策・面接の受け方(模範模擬面接)など、編入学試験全般に関する対策・準備を授業の一環として受講します。

その他、編入学入試に合格した学生の声を以下からご覧ください。

◆東京外国語大学 3年次編入学 森崎さゆりさんインタビュー
◆筑波大学 3年次編入学 松下 彩華さんインタビュー
◆【編入学合格者インタビュー】東北大学/埼玉大学
◆編入学合格者インタビュー〈立命館アジア太平洋大学/駒澤大学/京都外国語大学〉
◆編入学合格者インタビュー〈神田外語大学イベロアメリカ言語学科〉
◆編入学合格者インタビュー〈神田外語大学アジア言語学科〉

 

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※以下の記事で神田外語学院の教育の特長を紹介しています。興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

【就職内定率95%以上】最後まで責任を持つ!徹底的にこだわり抜いた神田外語学院の教育姿勢とは

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事では以下7点についてお話してきました。

◆大学編入試験にといてTOEICは非常に重要!
◆取得したTOEICのスコアは編入試験で活用できる
◆編入合格にはTOEIC600点以上が必要
◆国公立や有名私立大学を目指すならTOEIC700~800点以上が必要
◆TOEIC600点取得は難しくないが、しっかり対策する必要がある
◆編入試験の合格を引き寄せるには、学校選びが重要
◆第一志望への合格を目指すなら、神田外語学院がお勧め!

また改めてその他の参考記事もまとめておきます。

≫専門学校から大学編入を考える人はこちら
【諦めない!】専門学校から大学編入し4年間で大卒の夢を叶える方法

≫大学編入に必要な英語力についての詳細はこちら
憧れの大学に編入するための英語力と試験対策の重要な3つのポイント

≫TOEICの勉強法についてはこちら
過去98回TOEICで満点を取得した教師直伝!レベル別勉強法

≫TOEICのスコア目安についてはこちら
【一瞬でわかる】TOEICスコアの目安を100点ごと7段階で解説

大学編入試験合格に向けて、皆さんがTOEICの準備を完璧にできるように祈っています!

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大学編入学の実績や特徴を特集記事にまとめましたので、ぜひ一度ご覧ください。

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また理想の就職や大学編入学を実現した先輩たちのストーリーを読むだけでも進路選択の参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

【学校雰囲気・先輩の生の声・カリキュラムなど丸わかり!】
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