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過去98回TOEICで満点を取得した教師直伝!レベル別勉強法

TOEIC 勉強法

「昇進試験にTOEIC®600点が必要になった・・・。どう勉強すれば良いのか」
「TOEIC®のスコアが伸びない!」
そんなお悩みお持ちだったりしませんか?私も一人の受験者として、その気持ちとってもよくわかります!参考書やWEBを見ると、本当に様々な勉強法が紹介されていて、どれが自分に合っているかわからなくなってしまいますよね。

実はTOEIC®の点数を上げるには、ご自身のレベルに合った勉強法を選択することが欠かせません。なぜならレベル別に抱えている課題が違うからです。

たとえば、初めて受験される方や、英語が苦手な方は、リスニングを中心に勉強するのがスコアアップの近道です。高校までの学校における英語の授業や受験対策は、単語や文法、長文読解といったリーディング対策中心で、リスニングの勉強時間が圧倒的に不足しています。にもかかわらず、TOEIC®ではリスニングのスコアに占める割合が半分だからです。

ご自身のレベルに合った、適切な手法で勉強することが、TOEIC®高得点への近道です。

そこで今回は、過去98回のTOEIC®で990点満点を記録しており、当ブログを運営する神田外語学院で豊富な指導経験を持つTEX加藤先生への取材をもとに、TOEIC®のレベル別・点数別の課題と勉強法をご紹介していきます!

TEX加藤先生によるとTOEICスコアは以下の公式で表せるようです。

TOEICスコア=英語力×努力×テスト対策力

今回皆さんには「英語力」を伸ばす勉強法をレベル別にお伝えしていきますので、ぜひ「日々の努力」と「適切なテスト対策」を掛け合わせ、目標スコアを達成しましょう!

≫英語を学ぶやる気をUPさせたい人にはこちらの記事もお勧めです

英語を学ぶやる気を劇的にUPするのに知っておきたい10のメリット

当ブログにおける情報について
当ブログにおける情報は2020年7月15日時点の情報をもとに記載しておりますが、新型コロナウイルスの影響により各種資格試験の「実施概要等」に今後変化が生じる可能性があります。予めご了承ください。状況に変化が生じた場合、情報の更新を行っていく予定です。
本記事内の表記について

■本記事におけるTOEIC®とは
「TOEIC® Listening & Reading Test」のことを指します。「TOEIC® Speaking & Writing Tests」、「TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests」等、他の種類の試験に言及しているものではありません。

■ TOEIC®の表記について
以下本記事では「TOEIC®」を一部「TOEIC」と表記していますが、全て「TOEIC®」のことを表しています。

記事監修

TEX加藤

≪加藤武彦(TEX加藤)先生≫

神戸市外国語大学 外国語学部 英米学科卒業。
TOEIC® 990点。実用英語技能検定1級。
神田外語学院 共通科目TOEIC®専任講師

「TEX加藤」のペンネームで『TOEIC® L&R TEST出る単特急 金のフレーズ』(朝日新聞出版)、『新TOEIC®テスト文法問題でる1000問』(アスク)『TOEIC®テスト BEYOND990 超上級問題+プロの極意』(アルク)など、TOEIC®関連の著書が多数ある。
TOEIC®で、通算98回990点満点を達成(2019年7月時点)。

1.レベル別の課題・傾向と勉強の方向性

冒頭で述べた通り、レベル別・点数別に抱えている課題が違うため、TOEICの点数を上げるには、まずご自身のレベルの課題や傾向を理解しておくことが必要になります。

そこで以下にリスニングとリーディング、それぞれの点数別の課題や傾向をまとめました。

◆TOEICリスニングのレベル別課題や傾向

TOEIC リスニング レベル別 課題


◆TOEICリーディングのレベル別課題や傾向

TOEIC リーディング レベル別 課題

※点数分布の多い得点帯を抜粋して記載しています。

上記の表をもとに、総合得点別に分けた傾向を見ていきます。

TOEICはリスニング4パート(Part1~4)約 45分/495点満点、リーディング3パート(Part5~7)75分/495点満点、計990点満点で構成されています。
2018年4月~2019年3月実施分までの受験者全体の平均点は、リスニングが321点、リーディングが259点、総合点は580点です。特徴としてリスニングの平均点の方が、高くなる傾向にあります。
※参考:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会HP 「TOEIC® Listening & Reading Test」公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧

※総合点のスコア帯別に「できること」や「有効度」は以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

【一瞬でわかる】TOEICスコアの目安を100点ごと7段階で解説

※TOEICのスコアは正解数で決まります(問題の配点はすべて同じです)。以下は、TEX加藤先生が実際の試験をベースに作成したスコア換算表です。すでにスコアをお持ちの方は、自分がおおよそ何問程度正解できているのかの目安にしてください。なお、この換算表はサンプルです。実際の試験とは異なります。

■TOEICスコア換算表
※サンプルです。実際の試験とは異なります。

TOEIC スコア 換算表

※リスニングの24問以下と、リーディングの23問以下は該当データなし

1-1.総合点300~500点程度(英検準2級程度未満)の人の課題と対策

総合点が500点程度までの方は、リスニングが300点未満でリーディングが200点未満、という方が比較的多いと思います。このレベルの方の課題や傾向は以下の通りです。

■総合点300~500点程度の人の課題や傾向

TOEIC 300点 500点 課題

1-1-1.リスニングが200~300点の人の課題

リスニングが200~300点の初級者の課題は、「単語力」と「英語の耳力」UPです

■基礎単語力不足
まず、初級者の方は、基本的な単語力が不足しています。当たり前の話ですが、知らない単語を聴き取ることはできません。また、単語力がないと、Part3やPart4の設問文や選択肢の意味が理解できないこともよくあります。

このレベルの方は、まず、中学レベルの基礎単語や、TOEICに出る基本単語を覚えることから始めましょう。その際、必ず発音も確認してください。なぜなら単語と音が結びつかないことで聴き取ることができないケースがあるからです。たとえば、以前、budgetという単語を「バッドゲット(正しくはバジェット)」と発音している学生がいました。これでは、「予算」という意味は理解していても、単語と音が結びつかないので、聴き取ることはできません。

■英語の耳力不足
加えて初級者の方は、「英語の耳力」が圧倒的に不足しています。日本語と英語は根本的に語順が異なる上、リスニングはリーディングと違って後戻りができません。まずは英語をたくさん聴いて、英語を英語の語順で理解する「英語の耳力」を鍛えましょう。

英語を英語の語順で理解し、発音も向上させるには、「多聴(何回も聴くこと)」と「音読」が最も効果的です。なぜなら音読することで、自分の中に英文を定着させることができるからです。使用する素材としては、以下の一冊だけでも構いません。

『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 5』

問題を解いた後、テキストの内容を理解したら、何度も音声を聴いて発音を確認します。その上で、ナレーターの真似をして音読しましょう。Part3・4の音声に合わせて同時読みできるようになれば、リスニングで300点を超えてくると思います。

≪リスニングが200~300点の人にお勧めの対策≫
◆基礎単語を覚える
◆英語を聴きまくる
◆英語を音読しまくる

1-1-2.リーディングが100~200点の人の課題

リーディング・セクションが100~200点の初級者の課題は、基本単語や基本文法といった「英語の基礎体力づくり」です。なぜならTOEICのリーディング・セクションでは、75分の制限時間内に、気が遠くなるような量の英文を処理することが求められるからです。

これは初級者にとっては、基礎体力がないのにマラソンを走らされるようなものです。いきなり完走は難しいので、まずは地道な体力づくりから始め、少しずつ走れる距離を伸ばしていきましょう。

具体的には、中学レベルの英単語と英文法をしっかり固めることから始めてください。

並行して、『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 5』に取り組みましょう。ただし、答え合わせだけで終わらせてはいけません。必ず、単語や文の構造を確認し、掲載されている英文をじっくり「精読(英文の意味が完璧に理解できるまで読むこと)」してください。まずは「英語の基礎体力」をつけましょう。

≪リーディングが100~200点の人にお勧めの対策≫
◆基本単語を覚える
◆基本文法を固める
◆公式問題集の英文を精読する

1-2.総合点600点前後(英検2級程度)の人の課題と対策

総合点が600点前後の方は、リスニングが300点~350点程度、リーディングが200点~300点程度の方が多いのではないでしょうか。このレベルの方の課題や傾向は以下の通りです。

■総合点600点程度の人の課題や傾向

TOEIC 600点 課題

1-2-1.リスニングが300~350点の人の課題

リスニングが300~350点の人の課題は、「英語の耳力」と「音読」のレベルアップです。

■細部まで正確に聞き取る「英語の耳力」
先ほど述べた、英語を英語の語順で理解する「英語の耳力」をレベルアップさせることが必要です。なぜなら細部までは正確に聞き取れていないからです。このレベルの方は、リスニングの基礎力はあります。Part1・2の基本問題は解け、Part3・4の内容もおおまかには理解できていますが、細部まで正確に聞き取れていないので、高度な問題は解けていないと思います。

■棒読みにならない音読
このレベルの方は、公式問題集のリスニングパートを、テキストを見ながらスラスラ音読できるようになります。ただし、内容をきちんと理解せず、ただ機械的に棒読みで音読しているだけのケースがよく見られます。

たとえば、発音が自己流だったり、音読しているテキストの理解があいまいだったりします。「リズムや抑揚が乏しい日本語読み」や、「意味も分からずただ唱えているだけの念仏読み」では音読の効果が薄くなってしまいます。

テキストの内容をしっかり理解し、ネイティブの発音やリズムを真似して音読するよう心がけましょう。

このレベルの方には、以下の対策がお勧めです。

≪リスニングが300~350点の人にお勧めの対策≫
◆「ディクテーション」に取り組み、細部まで聞き取る練習をする
◆「シャドーイング」に取り組み、英語の発音やリズムをつかむ
◆英文を音読する際、棒読みではなく、内容を意識しながら読む

■ディクテーション
リスニングした音声を聞き取り、紙に書き出して、音声を細部まで聞き取る練習方法です。実際に紙に書き出してみると、自分が聞き取れていなかった部分が正確に把握できます。

■シャドーイング
英語の音声を聞きながら、テキストを見ずに、その音声を真似して発音する訓練方法です。元の音声の影(シャドー)を追うように発音します。英語の発音やリズムを身につけるのに効果的な学習法です。通勤通学の途中の車内等、声が出せない状況なら、口パクでもOKです。

1-2-2.リーディングが200~300点の人の課題

リーディングが200~300点の人の課題は、「単語力」「文法力」「読解速度」をレベルアップすることです。

■やや高度な単語を理解する力
このレベルの方は、基本的な単語力はありますがさらなるレベルアップが必要です。なぜなら読む量やスピードを上げるために、やや高度な単語まで理解できる必要があるからです。単語に関しては、公式問題集に出てくる単語をしっかり理解することが最も大切です。市販の単語集を活用するのも有効です。

■やや高度な文法を理解する力
単語力同様、基本的な文法力はあると思いますが、さらなる点数UPにはやや高度な文法事項まで理解できるようになる必要があります。

■読解速度の向上
リーディング・セクションでは、75分の制限時間内に、膨大な量の英文を処理するスキルが求められるため、読解速度UPが鍵になってきます。多くの人が問題を全て解ききれないままタイムアップを迎えています。そうならないためにも読解速度の向上は欠かせません。

尚、理想的な時間配分は以下の通りです。

【TOEICリーディング・セクションの理想的な時間配分(75分)】
■Part5(短文穴埋め問題)30問:10分(1問20秒)
■Part6(長文穴埋め問題)16問:10分(1問37.5秒)
■Part7(長文読解問題)54問:55分(1問約1分)

TOEICの文法問題は出題パターンが決まっているので、頻出パターンを網羅した問題集に取り組むのも解答時間の短縮に効果的です。

長文読解問題対策としては、公式問題集に繰り返し取り組むのがお勧めです。しっかり精読した上で、繰り返し何度も読み直しましょう。日本語の本と同様、同じ素材を何度も読み直すと、理解が深まるだけでなく、次第に速く読めるようになります。

≪リーディングが200~300点の人にお勧めの対策≫
◆基礎単語に加え、TOEIC頻出単語を覚える
◆TOEICで出題される文法事項をつかむ
◆長文を精読し、何度も読み直す

1-3.総合点700点前後(英検2級A程度)の人の課題と対策

総合点が700点前後の方は、リスニングが300点台後半、リーディングが300点台前半くらいの方が多いのではないでしょうか。このレベルの方の課題や傾向は以下の通りです。

※英検2級Aとは(公益財団法人 日本英語検定協会のHPより引用)
2016年度から、実用英語技能検定の「2級A」の認定基準を、英検CSEスコアで示します。「2級A」とは、2級に合格し、4技能合計CSEスコアが2150点以上の方に与えられる資格です。

■総合点700点程度の人の課題や傾向

TOEIC 700点 課題

 

1-3-1.リスニングが350~400点の人の課題

リスニングが350~400点の人の課題は、全体的なレベルの底上げです。このレベルでは、リスニングの正答率がすでに7~8割あると思いますが、「単語力」「英語の耳力」「音読」のそれぞれをさらにレベルアップする必要があります。

具体的には、公式問題集のリスニングを、「テキストなしで聴いてほぼ理解できる」「シャドーイングがほぼできる」レベルを目指しましょう。音読も、より英語らしい発音・リズムで、気持ちを込めて読めるよう練習してください。

≪リスニングが350~400点の人にお勧めの対策≫
◆公式問題集をテキストなしで聞いてほぼ理解できるレベルを目指す
◆公式問題集のシャドーイングがほぼできるようにする
◆英語らしい発音・リズムで、棒読みではなく気持ちを込めて音読する

1-3-2.リーディングが300~400点の人の課題

リーディングが300~400点の人の課題は、「単語力」と「読解スピード」の向上です。このレベルになると、穴埋め問題は8割程度正解できるようになると思いますが、制限時間内に10~20問程度解き終わりません。

■公式問題集を辞書なしで読めるレベルの単語力
単語集の見出し語だけでなく、派生語や「自動詞か他動詞か」といった語法も頭に入れましょう。公式問題集も辞書なしで読んでほぼ理解できるレベルを目指してください。

■多読やスラッシュ・リーディングによる読解スピードUP
読解スピードを上げるには、単語力UPに加え、できるだけ英語を英語の語順で読むことが求められます。そのためには、「多読」や「スラッシュ・リーディング」がお勧めです。音声素材の活用や音読も効果的です。

≪リーディングが300~400点の人にお勧めの対策≫
◆単語集は派生語や語法も理解する
◆公式問題集を辞書なしで読めるまで繰り返す
◆長文をスラッシュ・リーディングで前から理解する

スラッシュ・リーディング(サイト・トランスレーション)とは、英文を意味のカタマリごとに区切り、前から訳していくトレーニング方法です。リスニング力や読解スピードUPに効果的です。例えば以下のような形です。

Tex Corporation /conducted an analysis / on its new product / by surveying its customers.
Tex社は / 行った。分析を / 自社の新製品に関して / 調査することで。自社の顧客を

1-4.総合点800点程度(英検準1級程度)以上の人の課題と対策

総合点が800点以上の方は、正解率が8割以上で、リスニング・リーディングともに、高いレベルの実力があります。このレベルの方の課題や傾向は以下の通りです。

■総合点800点程度以上の人の課題や傾向

TOEIC 800点 課題

1-4-1.リスニングが400点以上の人の課題

リスニングが400点以上になると大きな課題はありません。ここから先は、聞き取りの精度をどれだけ100%に近づけられるか、というレベルです。

公式問題集を、「聴いて100%理解できる」「シャドーイングも100%できる」レベルになったら、2冊目の公式問題集に取り組みましょう。1冊目と同じ方法で構いません。英語力が上がってくると、1冊を完璧にするのにかかる時間が次第に短くなります。

≪リスニングが400点以上の人にお勧めの対策≫
◆公式問題集を聴いて、100%理解できるようにする
◆公式問題集を、100%シャドーイングできるようにする
◆2冊目の公式問題集や模試に取り組み、解答スキルを上げる

1-4-2.リーディングが400点以上の人の課題

リーディングが400点以上の人も、大きな課題はありません。ここから先は、「単語力」「文法力」「読解力」を総合的に伸ばすしかない、というレベルです。

1冊目の公式問題集が、「正解不正解の理由を100%説明できる」「辞書なしで読んで100%わかる」レベルになったら、2冊目の公式問題集に取り組みましょう。

具体的な目標として、Part5からPart7まで、全ての設問文と本文を読み、制限時間内に全問完答できるレベルを目指しましょう。音読のスピードで黙読できるようになると、制限時間内に解き終わります。

≪リーディングが400点以上の人にお勧めの対策≫
◆公式問題集の正解不正解の理由が100%説明できる
◆公式問題集を、辞書なしで100%読んで理解できるようにする
◆2冊目の公式問題集や模試に取り組み、解答スキルを上げる

1-5.受験したことがない人

未受験の人は、まず『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 5』を実際の制限時間(リスニング約45分/リーディング75分)で解き、ご自身のスコアに該当する部分の対策法を参考にしてください。

2.レベル別 勉強法パッケージ

ここまでは、点数別に抱えている課題と、課題を克服する上で押さえておきたいポイントをご紹介してきました。ここからは、それぞれの点数別に、お勧めの勉強法をパッケージにしてお届けしていきたいと思います。最初は600点を目指す勉強法です。

上場企業の一般社員に求められる平均点が600点であり、キャビンアテンダントやホテルスタッフといった英語を活かして仕事をする人たちに求められる一つの基準も600点であるため、この点数をまずは目指す方が多いかと思います。それでは早速みていきましょう。

※キャビンアテンダントやホテルスタッフに求められるTOEICの点数・英語力は、以下の記事を参考にしてみてください。

TOEIC600点?キャビンアテンダント就職に必須の英語力を解説

66種の英会話フレーズ付!ホテルスタッフに必要な本当の英語力とは

2-1.600点を目指す3つの勉強法パッケージ

TOEIC 600600点を達成するには、一般的にリスニングで350点、リーディングで250点程度を目標にするのがお勧めです。2018年度の受験者全体のTOEICの平均点は以下の通りで、リスニングの方が点数を取りやすい傾向にあります。

■2018年度のTOEICの平均点
リスニング:321点
リーディング:259点
平均:580点
※参考:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会HP 「TOEIC® Listening & Reading Test」公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧

TEX加藤先生はこれまでの指導経験上、正しいやり方で勉強していれば、600点達成までは2時間の学習で1点UPする人が多いと言っています。仮に現在500点の人であれば、2時間×100点=200時間の学習で600点に到達する可能性が高まると思います。時間の目安を持った上で、以下の3つのポイントを押さえることをお勧めします。

≪TOEIC600点を目指すための3つの勉強法パッケージ≫
(1)TOEICに出る基本単語を覚える
(2)中学レベルの文法をマスターする
(3)公式問題集を使って「音読」を繰り返す

それでは一つずつ見ていきましょう。

2-1-1.TOEICに出る基本単語を覚える

TOEICの点数を上げるには、まずは単語です。とはいえ、英検一級レベルの難しい単語を覚える必要はありません。というのも、実は、TOEICの語彙レベルはそれほど高くなく、英検準一級と二級の間のレベルだからです。

600点を目指すレベルなら、最初に高校基礎レベルの単語をしっかり固めましょう。その上で、TOEICに頻出する基本ビジネス単語を1000語程度覚えればほぼ十分です。

600点目標の単語学習に役立つ教材

2-1―2.中学レベルの文法をマスターする

TOEIC600点を目指すには、中学英文法を固めることが最も大切です。TOEICで出題される文法のレベルはそれほど高くありません。なぜなら、TOEICで出題される英文は、ビジネスパーソンが普段の生活で耳にしたり目にしたりするような、一般的でわかりやすいものばかりだからです。小説のような複雑な文構造の英文は出題されません。

TOEICで出題される主な文法事項は以下の通りです。
・品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞の働き)
・動詞(三単現のsや態、時制等)
・代名詞の格
・前置詞
・接続詞
・関係代名詞
・五文型

これらは主に中学校で習う文法項目です。まずはこうした基本的な文法事項をしっかり理解しましょう。また、TOEICの文法問題は、毎回同じようなパターンの問題が出題されますので、問題演習で出題パターンに慣れることも大切です。

600点目標の英文法学習に役立つ教材

2-1―3.公式問題集を使って「音読」を繰り返す

公式問題集をスラスラ音読できれば600点レベルと言えるでしょう。600点目標なら、リスニング用に使う教材はTOEICの公式問題集1冊でほぼ十分です。ナレーターが本試験と同じなので、勉強した効果が試験の結果に直結します。他の教材にあれこれ手を出すより、一冊に絞って繰り返しましょう。

目安として、公式問題集のPart3・4の英文を、テキストを見ながら、音声に合わせて同時読みできるようになれば、600点レベルです。その際、できるだけ音声の発音やリズムを真似てください。自己流の音読では学習効果が薄くなります。

『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 5』

2-2.700点を目指す3つの勉強法パッケージ

TOEIC 700700点目標なら、一般的には、リスニングで380点程度、リーディングで320点程度が目安となります。リスニングで8割程度、リーディングで7割程度の正解率です。

先ほど「600点達成までは2時間で1点伸びる人が多い」と書きましたが、スコアが上がるにつれて、同じ時間勉強しても、スコアの伸びは次第に緩やかになります。当然のことですが、「600→700」「700→800」「800→900」と、同じ100点UPでも、達成するのに必要な時間は増えます。

700点以上を目指す方は、この点を頭に入れた上で、以下の3つのポイントを押さえることをお勧めします。

≪TOEIC700点を目指すための3つの勉強法パッケージ≫
(1)基本単語だけでなくTOEICに頻出する単語を覚える
(2)TOEICに頻出する文法事項をマスターする
(3)公式問題集を極める

それでは一つずつ見ていきましょう。

2-2―1.TOEICに頻出する単語を覚える

700点レベルを目指すには、高校基礎レベルの単語に加え、TOEICに頻出するビジネス基本単語を覚える必要があります。公式問題集に掲載されている単語をこまめに調べつつ、必要に応じて市販の単語集を活用しましょう。

TOEICに頻出する単語学習に役立つ教材

2-2―2. TOEICに頻出する文法事項をマスターする

中学英文法の基礎が固まったら、TOEICに頻出する文法事項を押さえましょう。Part5・6で出題される文法事項は毎回ほぼ同じなので、出題パターンに慣れると効率的に解くことができます。

TOEIC頻出の文法事項をマスターするのに役立つ教材

2-2-3.公式問題集を極める

700点目標の方は、『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 5』を極めましょう。「極める」といっても、答えを丸暗記するのではありません。「英語の素材として極める」という意味です。

■リスニング
リスニングでは、「音声を聴いて100%理解できる」「100%シャドーイングできる」レベルを目指します。そのために、「ひたすら聴いて、ひたすら音読する」ことを心がけてください。

■リーディング
リーディングでは、「正解・不正解の理由が100%説明できる」「辞書なしで読んで英文が100%理解できる」レベルを目指してください。「公式問題集を100回読む」くらいの気持ちでボロボロになるまで読み返すことがスコアアップへの近道です。

2-3.800点以上を目指す3つの勉強法パッケージ

TOEIC 800800点以上が目標なら、一般的には、リスニングで430点以上、リーディングで370点以上が目安になります。

800点以上が目標の方は、以下の3つのポイントを押さえましょう。

≪TOEIC800点以上を目指すための3つの勉強法パッケージ≫
(1)TOEICに出る単語を派生語や語法も含めて覚える
(2)2冊目の公式問題集に取り組む
(3)市販の摸試に取り組む

それでは一つずつ見ていきましょう。

2-3―1.TOEICに出る単語を派生語や語法も含めて覚える

800点以上を目指すには、TOEICに出る単語をより広く正確に覚える必要があります。たとえば、単語帳を使用する際は、見出し語だけでなく、派生語や、「自動詞か他動詞か」といった語法も頭に入れましょう。

TOEICに頻出する単語学習に役立つ教材

2-3―2.2冊目の公式問題集に取り組む

800点以上を目指すレベルになったら、2冊目の公式問題集に取り組むのもお勧めです。勉強方法は1冊目と同じで構いません。英語力が上がってくると、同じ勉強方法でも、1冊をマスターする時間がより短くなります。

『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 4』

2-3―3.市販の摸試に取り組む

800点以上を目指すレベルになったら、市販の摸試を活用し、問題をたくさん解くのもスコアアップに効果的です。週末等を利用し、時間を計って解き、本番前の練習試合のつもりで、さまざまな試験戦略を試してみましょう。

公式問題集以外のお勧めの模試

3.有限な時間を効率よく活用する勉強法

TOEICのスコアアップのためには、時間を効率的に活用することが欠かせません。なぜなら、先ほど述べた通り「600点までは100点UPに200時間」、「600点以上は100点UPに300時間以上」の勉強時間が目安として必要になるからです。

そこでTOEICの勉強時間を確保するために、お勧めしたい時間の活用法もお伝えしていきます。

3-1.「脳のゴールデンタイム」である朝を勉強に徹底活用しよう

朝 TOEIC 勉強脳科学の専門家の間でも「朝は脳のゴールデンタイム」と言われています。徹夜で勉強するより、早寝早起きして、朝集中して勉強した方が、脳科学的にも学習効果が高いからです。朝起きてから出勤・登校するまでの時間を利用して、集中して勉強しましょう。

「朝活(朝の活動)」には、
・静かな環境で集中できる
・毎日同じ時間に確実に勉強できる
・終わりの時間が決まっているので集中できる
・規則正しい生活パターンを維持できる
といったメリットもあります。

習慣化することの大切さ

  • 毎日同じ時間に確実に勉強できる、規則正しい生活パターンを維持できる、ということは特に重要だと感じています。なぜなら学習の習慣化につながるからです。毎朝の歯磨きのように、英語学習も習慣化すれば抵抗なく続けることができるようになります。
    野球の松井秀喜さんが大事にする「心変われば行動変わる、行動変われば習慣変わる、習慣変われば人格変わる、人格変われば運命変わる」という言葉があります。習慣化できていない方は心を変えて行動し、朝の学習習慣を身につけ、自分を変えましょう。

3-2.通勤・移動時間をうまく使って勉強時間を増やす

通勤 TOEIC 勉強以下のニュースによると、首都圏で5年以内に住宅購入をした都内勤務サラリーマンの平均片道通勤時間は58分となっていますので、首都圏のサラリーマンの方であれば往復約2時間が勉強に活用できる計算になります。

・アットホーム 「通勤の実態調査2014」

通勤時間や移動時間でも英語の学習は十分可能です。なぜなら教材を広げる広い空間がなくても、音が出せなくても、学習に取り組める方法があるからです。具体的にいうと、特に取り組みやすいのはリスニングです。リスニングであればスマートフォンとヘッドホンがあれば、満員電車の車内でも取り組めます。例えば以下のような手法に取り組んでみてください。

■Part2対策
質問文が流れた瞬間に答えが浮かぶまで繰り返し聞く。

■Part3・4対策
声に出さずに、心の中でシャドーイングをする。

※Part1は写真を見て回答する必要があるため、ここでは省いています。

■シャドーイング
英語の音声を聞きながら、テキストを見ずに、その音声を真似して発音する訓練方法です。元の音声の影(シャドー)を追うように発音します。英語の発音やリズムを身につけるのに効果的な学習法です。通勤通学の途中の車内等、声が出せない状況なら、口パクでもOKです。

通勤・移動時間の長さや混雑度は人によって異なるとは思いますが、通勤や移動の電車ではリスニングや単語、自宅ではリーディングや音読、問題演習といった形で、勉強内容を使い分けると効率的に勉強できます。

また移動中などの英語学習には、アプリを活用することも有効です。英語学習におススメのアプリについては、以下の記事を参考にしてみてください。

厳選32種!英語学習に最適なアプリを完全収録(英語教員解説付き)

3-3.時間のある休日にしかできない勉強をしよう

TOEIC 休日 勉強まとめて時間が取れる休日は、貴重な勉強時間です。そんな休日には以下のような3つの勉強法をお勧めします。

■2時間で模試を解く
最もお勧めするのが、2時間計って模試を解くことです。平日の勉強の成果を休日に試すことで、自分の実力の伸びがわかりますし、2時間のテストを耐え抜く集中力も養えます。

■弱点の補強に時間を割く
模試に加えて、弱点の補強に時間を割くのも休日の有効な活用法です。休日であれば、冷静に弱点を振り返る時間があるからです。たとえば、単語をまとめて復習したり、文法問題を大量に解いたり、公式問題集を長時間音読する、といった形です。

■勉強会や学習法セミナーに参加する
休日には、TOEIC学習者向けの勉強会やセミナーが開かれることも多いです。そうしたイベントに参加することで新たな学びがありますし、学習を継続するモチベーションUPにも有効です。

 

いかがでしたでしょうか。TOEICのスコアを上げる効果的な勉強法と、時間を効率よく活用する勉強法を組み合わせることで、皆さんのスコアアップが加速すると信じています。

とはいえ「なかなか自分一人では勉強ができなくて・・・」と思っている方もいるかも知れません。そんな方は「勉強せざるを得ない環境に身を置く」ということが必要だと思います。次章ではTOEICのスコアアップに最適な学校をご紹介していきます。

 

4.TOEICのスコアを上げるなら神田外語学院がお勧め

語学を専門的に学び、TOEICのスコアを上げるのであれば、当ブログを運営する神田外語学院をお勧めします。お勧めする理由は以下の4つです。

(1)TOEICの点数を伸ばしてきた実績がある
(2)ほぼ毎日外国人教員から英語で英語を習う授業がある
(3)TOEICを集中的に教えるカリキュラムと、専門性の高い教員が揃っている
(4)TOEICの試験対策を熟知する専門のアドバイザーがサポートしている

以下にて詳細をご紹介していきます。

4-1.TOEICの点数を伸ばしてきた実績がある

神田外語学院に入学した学生は2年間で平均点で379点から624点、つまり「245点」TOEICのスコアが伸びています。

神田外語学院 TOEIC

 

また在学中に700点以上を取得した学生は322人、在学中に300点以上スコアがUPした学生は324人にものぼります。

神田外語学院 TOEIC

4-2.ほぼ毎日外国人教員から英語で英語を習う授業がある

神田外語学院は1957年に創立されてから60年以上にわたり、いかに実践的な英語運用能力を磨けるかという点に注力して、英語教育に向き合ってきました。

その中から生まれたのがEIC(国際コミュニケーション英語)という、外国人教員から英語で英語を習う授業です。1年次に週5回、2年次に週4回授業があり、授業の中で日本語は禁止。英語漬けの環境の中で英語の4技能を向上させます。※一部の学科を除く

神田外語学院 EIC

4-3.TOEICを集中的に教えるカリキュラムと、専門性の高い教員が揃っている

本記事を監修しているTEX加藤先生をはじめ、TOEICに関して高い専門性を持つ教員が神田外語学院にはそろっています。週2回、レベル別に分かれたクラスで、徹底的にTOEICに特化した学習に取り組みます。※一部の学科を除くTEX加藤

4-4.TOEICの試験対策を熟知する専門のアドバイザーがサポートしている

また学生一人ひとりに適したTOEIC試験対策を指導する専門アドバイザーが、学生を丁寧にサポートしています。

神田外語学院 TOEIC サポート

5.まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは最後に大きなポイントをまとめます。

1.レベル別に抱えている課題が違うため、その課題に沿った勉強法が必要

2.600点、700点、800点以上を目指すのに、それぞれお勧めの勉強法パッケージがある

3.TOEICのスコアアップには一定の時間が必要なので、有限な時間を効率的に使うことが重要

4.TOEICのスコアアップを狙うなら、神田外語学院で学ぶのがお勧め!

 

現在の立ち位置から、どのような方向性で、具体的にどんな勉強をしたら良いかが、皆さんの中で明確になっていれば嬉しいです。

皆さんのTOEICの点数が大きく伸びることを祈っています!

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  • 学校で具体的には
    どんな授業を学ぶの?
  • 実際に学んでいる
    先輩の姿はどんな感じ?
  • 学費は
    どれくらいかかる?

学校選びをしていると色々気になりますよね。

神田外語学院ではそんな気になる情報をすべて1冊の入学案内書にまとめています。

学校を選ぶということは、ここから数年の自分の人生を決めるということ。重要な選択になるので、迷いなく進路を選択するためにも、情報をしっかり集めておきたいところです。

■学科別に受講する授業を細かく解説
■先輩インタビュー 進路選択のリアルストーリー
■海外・国内の研修/インターンシップ紹介
■就職・大学編入学の実績一覧
■学費詳細/奨学金とローン案内/入試概要

など、この一冊だけで神田外語学院のことが簡単に理解できます。
また理想の就職や大学編入学を実現した先輩たちのストーリーを読むだけでも進路選択の参考になると思いますので、ぜひダウンロードして読んでみてください。

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