「志望した大学に全て落ちてしまった、どうしよう何も考えられない・・・」
「浪人をすべきか、大学は諦めて専門学校に行くべきか・・・」
もしかしたら、今こちらの記事を見ている方の中には、そんな風に思っている方もいらっしゃるかも知れません。
まずは深呼吸してみてください。
ゆっくり息を吸って、息を吐いてみてください。
いかがですか?
大丈夫です。安心してください。
あなたの人生が終わってしまった訳ではありません。
確かに今、絶望の淵に立っている人もいるでしょう。
大規模大学※の入学定員厳格化に伴い、大学合格がひと昔前より難しくなっている現状に、理不尽さを感じている人もいると思います。
自分の努力が足りなかったと嘆いている人もいるかも知れません。
「前向きに考えるなんて、今はムリ」
そうですよね、その気持ちも理解しています。
ただ酷な話ではありますが、全ての大学に受からなかった時に、次の春から自分は何を目指して、どのように動いていくのか、ほんのわずかな時間の中で決めていかなくてはいけません。なぜなら、専門学校や短期大学など、学校によっては次の春からの入学者を3月まで受け付けている所もあるからです。
それに浪人を諦めても、専門学校や短期大学を卒業後、4年制大学の2年次または3年次に編入学できる道も残されています。
この時に冷静さを欠いてはいけません。一時の感情で判断すると後悔をしやすくなります。
今、一番大事なことは、一度自分の心を再整理し、自分のやりたいことや心の向きを確かめることです。
この記事は、「浪人が良いのか、専門学校が良いのか」「浪人したけど結局専門学校に進むのはアリなのか」といった疑問の解消につながるような内容になっています。
ご紹介した手前、矛盾するようですが、専門学校や短期大学が3月まで募集しているという理由だけで、安易に進路選択することはお勧めしません。
本当にそれらの進路を選ぶべきなのか、苦しいとは思いますが、落ち着いた時にぜひこの記事を参考に自分の中で腹落ちするまで考えてみてください。
※定員8000人以上の大学
実は専門学校※や短期大学から4年制大学の2年次もしくは3年次に編入学することが可能です。専門学校や短期大学の在学中(主に2年生の夏~冬にかけて)に、4年制大学の編入学試験を受験し、合格すると翌春から大学2年生や3年生として4年制大学に編入学できます。
日本にある700校以上の大学の内、約7割程度(国公立含む)が専門学校からの編入学を受け入れており、東北大学、名古屋大学、埼玉大学などの国立大学や法政大学、駒澤大学、日本大学のような私立大学に編入学することが可能です。また9割以上の大学が、短期大学からの編入学を受け入れています。
専門学校から4年制大学の3年次に編入する流れについては、以下の記事やイメージ図を参考にしてみてください。
≫【諦めない!】専門学校から大学編入し4年間で大卒の夢を叶える方法
※多くの専門学校でクリアできますが、専門学校卒の場合以下の条件があります。
「専修学校の専門課程(修業年限が2年以上、総授業時数が1,700時間以上又は62単位以上であるものに限る)を修了した者(法第132条)」
目次
1.「浪人」と「専門学校進学」のメリット・デメリット
浪人するか、大学を諦めて専門学校に進学するか?
この選択肢で悩む人は多いかと思います。
念のため列記すると、以下のように浪人や専門学校進学以外の選択肢も考えられますが、恐らく将来的な不安から、4~6は選択しづらく、1~3で悩む方が多いのではないでしょうか。
【大学に合格できなかった時の選択肢】
- 浪人する
- 専門学校(もしくは短期大学)に進学する
- 就職する
- フリーターになる
- 留学・ワーキングホリデーに行く
- 何もしない(ニートになる)
特に大学を目指していた人は、1か2で悩まれる人が多いと思いますので、ここでは浪人と専門学校の比較について詳しく説明していきます。
尚、大学入試の結果が出そろう3月まで出願を受け付けている短期大学もありますが、
- 募集をしている短期大学が多くないこと
- 募集をしていても受入人数が少ない傾向にあること
- 女性が多く通っており、男性は入学しにくさを感じやすいこと
を踏まえ、ここでは専門学校を比較対象として取り上げます。
まずは「浪人(大学進学)」と「専門学校進学」のメリット・デメリットを整理してみましたので、以下をご覧ください。
■浪人と専門学校の比較
結論としては浪人も専門学校もそれぞれ一長一短があるため、どちらが良いということではありません。メリット・デメリットの中から、自分自身が重視したいもの、諦めるものをしっかり判断し、選択していくことが重要です。
それぞれの要素については以下で細かく解説していきます。
1-1.浪人を選択するメリット・デメリット
【メリット】
■さらにレベルの高い大学に挑戦できる
浪人すると一般的には1年間の学習で力が伸びるため、前年度より高いレベルの大学を狙うことができるようになります。
■すべての大学を受験できる
先ほど専門学校や短期大学からの編入をご紹介しましたが、専門学校からの編入学を受け入れしていない大学も3割ほどあるため、浪人はどの大学も受験できるという点がメリットになります。
■合格すれば大学に1年生から通常入学ができる
編入学する場合、やはりいずれの形でも2年次か3年次からの編入になるため、大学生活を1年生からおくることはできません。一方、浪人であれば通常の1年次から大学生活をおくることができます。
■合格して大学生になれれば、就職の間口が広がる
企業や職種によっては、4年制大学の卒業者のみを受け入れているケースがあります。大学を卒業することで、就職の間口は広がります。
【デメリット】
■大学受験のためだけの勉強になりがち
専門学校では専門スキルを身につける勉強や、教養を身につける勉強もできますが、浪人中は「大学受験をクリアするための勉強」にどうしても偏りがちになり、広い視野は持ちにくくなります。
■一人の戦いになることが多く孤独を感じやすい
予備校に通えば授業を受ける中で友達もできますし、全くもって孤独ということではありませんが、浪人中の多くの時間を占めるのは「自習・独学」になるため、浪人中は孤独な気持ちになりがちです。
■周囲からのプレッシャーが強くなることが多い
浪人中は周囲のプレッシャーが強く感じられます。両親や周囲の人から「来年は受かって欲しい」と思われていることもありますが、自分自身がそれを意識し過ぎて、より強いプレッシャーを受けがちになります。
■浪人1年分の費用がかかる
自宅浪人であれば別ですが一般的には予備校等に通う人が多いため、予備校等の費用が1年分発生してきます。予備校の費用は、通常の授業や夏期講習・冬期講習も合わせ約100万円程度になりますので、決して安い費用ではありません。
1-2.専門学校を選択するメリット・デメリット
【メリット】
■職業に必要な技能に特化して成長することができる
工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養といった8つの分野で、職業に必要な技能を身につけることができます。
例えば当ブログを運営する専門学校 神田外語学院は「文化・教養」分野にあたり、具体的には英語や中国語、スペイン語や韓国語などの外国語を学び、働く上で必要になる語学力を身につけた上で社会に出ていくことができます。
■一緒に学ぶ仲間ができる
専門学校に入学すると、同じ目標に向かう仲間ができます。浪人中も予備校などで友達もできますが、どうしても精神的に余裕がなくなりがちなので、遊びにいったりフラットな関係性の友達関係をやや築きにくい傾向になります。
■浪人+大学4年間の費用と比べ支出が少ない
専門学校を2年間で卒業すれば、約2年後には社会人になることができます。一方、浪人を選び大学に4年間通うと、社会人になるのは約5年後になります。
単純計算として1年間に約100万円学費等にかかると考えると、専門学校に進学した方が、浪人+大学進学より、300万円程度費用が少なくてすみます。
■編入試験に合格すれば、4年制大学の2or3年次に編入できる
冒頭で述べた通り編入試験に合格すれば、専門学校を卒業した後に4年制大学の2or3年次に編入できます。3年次に編入した場合、同じ年代の人たちと同様、高校卒業後4年間で大学卒業が可能です。
【デメリット】
■編入しなければ専門卒となり大卒にはならない
大学編入をしなければ、専門卒となるため大卒にはなりません。編入をせずに大卒の資格をとるには、専門学校卒業後に大学に1から入りなおすか、社会人として働きながら通信制の大学に通って学士をとる、といった選択肢が必要になります。
■編入学試験を実施していない大学には編入学できない
専門学校からの編入学を受け入れしていない大学も3割ほどあるため、それらの大学には編入学することはできません。
■大学生になれても2年次 or 3年次から
大学編入という道はご紹介しましたが、やはり大学生になれたとしても1年生からの入学はできません。「1年生から学びたい授業がある」、「入学当初からの仲間が欲しい」という場合は浪人を選択した方が良いでしょう。
■大卒以上と要項で書かれた人材募集には応募できない
専門卒でも十分に就職は可能ですが、大手企業など大卒のみを受け入れている企業へ新卒で就職することは難しくなります。
いかがでしたでしょうか。上記をもとに取捨選択ができればと思いますが、やはりそれでも判断に迷う部分もあると思います。
次章では「現役・1浪・2浪以上の人」、また「経済的に余裕がある人・ない人」、それぞれの条件を掛け合わせた場合、お勧めしたい進路選択の目安をご紹介していきます。
4大卒しか受け入れていない企業の調べ方
-
例えばリクナビ(就職情報サイト)で気になる企業を調べ、その企業の「採用情報」という欄の中にある「給与・福利厚生(待遇)」と書いてある欄を見てみてください。専門学校からの採用を受け入れている企業の場合、「専門卒の月給目安金額」が書いてあります。
逆に専門卒を受け入れていない企業の場合、「大卒」や「院卒」の給料だけしか書いていないことが多いです。
もし企業で働いてみたいと思っている人は、自分が将来働いてみたいと思う企業のイメージが固まっていなくても、
- ・どのような企業が大卒以上しか受け入れていない
- ・どのような企業なら専門卒も受け入れている
というボーダーラインを確かめておくことをお勧めします。
ここに書いていなくても、専門卒や高卒を受け入れているケースもあり100%正しい情報とは限りませんが、受け入れ企業の感触をつかむだけでしたら、かなり高い精度で確認できます。
2.何を重視する?【タイプ別】浪人 or 専門学校の選択の目安
1章では浪人(大学進学)と専門学校のメリット・デメリットを解説してきましたが、
- 家庭の経済的な面で4大に行けるかどうか
- 現役か、(既に)浪人か
という前提によっても判断は変わってくると思います。
あくまで一つの目安にすぎませんが、一つの進路の考え方として、それらを掛け合わせた条件表を作ってみましたので、以下の表をご覧ください。
■タイプ別 浪人 or 専門学校の選択の目安
上記の表の各パターンについて、大きく以下3つのパターンに分けて解説していきます。
(1)現役の人
(2)1浪の人
(3)2浪以上の人
2-1.現役の人
現役の人は基本的に浪人をお勧めします。なぜなら大学生になりたいという夢をもって大学受験をしたのであれば、その夢を諦める必要はないと考えるからです。ただその志望度や経済状況によって変わる部分もあるため、以下をご覧ください。
≪絶対に大学に行きたい≫
(A)経済面は問題ない人
迷わず浪人で良いでしょう。
(B)経済的に厳しい人
可能であれば浪人したいところですが、ご家庭の状況によっては難しい可能性もあるでしょう。もし浪人が現実的ではない場合、一度編入学実績のある専門学校に入って、そのまま就職するか、編入を目指すか、もう1年考えてみるというのも一つの手でしょう。
≪なんとなく大学は出たい≫
(C)経済面は問題ない人
浪人で良いでしょう。ただ浪人は前述の通り自分自身との戦いになることも多いので、大学に入る目的はしっかり整理しておきたい所です。
(D)経済的に厳しい人
浪人はやめておきましょう。万が一浪人して来年も合格できなかった時のリスクが大きいです。専門学校に進学し、経済的に余裕があれば編入を目指す方が良いと思います。
2-2.1浪の人
1浪の人は前提条件により、浪人か専門学校 or 就職か分かれてきます。
≪絶対に大学に行きたい≫
(E)経済面は問題ない人
浪人で良いでしょう。ただ1浪して結果が出なかったことを考えると、勉強方法を見直す必要があるかも知れません。
当ブログを運営する専門学校 神田外語学院でも、1浪した後に結果が出なかったため神田外語学院に入学し、最終的に国公立大学や有名私立大学の編入学試験に合格していった人たちも多くいるため、編入学を視野に入れるのも一手でしょう。
(F)経済的に厳しい人
浪人は諦めることをお勧めします。既に1浪をしていることを考えると、経済的な負担も大きくなっているはず。専門学校からの就職か、可能であれば専門学校からの編入を目指したいところです。経済的に非常に厳しい場合は、就職も考えた方が良いでしょう。
≪なんとなく大学は出たい≫
(G)経済面は問題ない人
浪人で良いですが、1浪をした上で大学を目指す明確な目的を見失い始めていたら、専門学校を視野に入れるのも一つの選択肢です。2浪目に入るとますます周囲のプレッシャーが強く感じられるようになり、精神的にも厳しい道のりになってきますので、幅広い選択肢を検討しましょう。
(H)経済的に厳しい人
浪人は諦めましょう。生半可な気持ちで大学を目指すくらいであれば、専門学校で実践的な職業能力を磨き、早く社会に出る方が自分自身の成長のためにも良いでしょう。また場合によっては就職を目指す必要もあるかも知れません。
2-2.2浪以上の人
2浪の人は医学部受験などを除き、原則として浪人は諦めることをお勧めします。なぜなら3浪以上は周囲からのプレッシャーもかなり大きくなるとともに、モチベーションも続きにくくなるからです。何より受験勉強だけに時間を費やしているのはもったいないです。職業能力を磨き早く社会に出ることで、職能を着実に磨き上げていった方が精神面でも収入面でも安定していきます。
≪絶対に大学に行きたい≫
(I)経済面は問題ない人
経済的に問題がなくても、浪人は上記の通りお勧めしません。編入学の実績が豊富な専門学校に入学し、大学編入学を目指しましょう。
(J)経済的に厳しい人
既に2浪していることを考えると、経済的に厳しい場合、専門学校への進学も厳しい可能性もあるかもしれません。専門学校への進学か就職かご家族とよく相談をした方が良いでしょう。経済面が許すのであれば、専門学校からの編入学も視野に入れましょう。
≪なんとなく大学は出たい≫
(K)経済面は問題ない人
2浪を経ている人の場合、なんとなく大学は出たいというより、「本当に大学に行かなくてはいけないのだろうか」と悩んでしまっている人も多いのではないでしょうか。
経済面の都合がついても、浪人はもうやめておきましょう。専門学校に進学した上で、就職を目指すか編入学を目指すか、一度落ち着いて考えてみても良いと思います。
(L)経済的に厳しい人
浪人は絶対にやめておきましょう。経済的に厳しければ就職も視野に入れて考えましょう。もし可能であれば専門学校に進み、専門スキルを身につけた上で社会に出ることをお勧めします。
既に1浪の方、2浪の方は、判断が難しい部分があったと思いますが、いかがでしたでしょうか。
特に「浪人をした後に専門学校に進むのはアリなのか・・・」、「浪人をして専門学校に進学するのはなんか不安・・・」と思う気持ちから、頭では専門学校の方が良いとわかっていても、選択肢として選びづらいということもあるかも知れません。
そんな皆さんが明確に判断できるよう、次章では浪人生の皆さんに向けて、専門学校という選択肢はアリなのか、解説していきたいと思います。
3.浪人したけど専門学校はアリなのか?
大学を目指して浪人していたのに、大学を諦めて専門学校に入る選択肢をとるということは、とても勇気のいる選択だと思います。
「一生負い目を感じながら生きていくのだろうか」
「周囲から白い目で見られないだろうか」
「今さら専門学校に行っても馴染めるだろうか」
「まともな就職ができるのだろうか」
などなど、不安がよぎっているかも知れません。
しかし結論から言うと、全く問題ないと思いますし、基本的にはとてもお勧めです。
そう言える理由として、以下の5つが挙げられます。
(1)専門学校に入ることに負い目を感じる必要はない
(2)周囲は頑張っている人を白い目で見ない
(3)専門学校には浪人生が多く入学している
(4)専門学校ではしっかり専門スキルを身につけることができる
(5)浪人経験があるからといって、就職が不利になることはない
以下で詳しく解説していきます。
3-1.専門学校に入ることに負い目を感じる必要はない
大学生になれなかったことを必要以上に負い目に感じることはありません。なぜなら学歴がどうであれ、あなたの人間としての価値は変わらないからです。また人生で重要なのは学歴より職歴です。
例えば『転職と副業のかけ算』の著者で本業年収1500万円、副業年収4,000万を稼ぐサラリーマンmotoさんの最終学歴は「短大」です。短大卒後、地方ホームセンターに入社し、5回の転職を経て、現在の収入を稼ぐほどになっています。
この時点でmotoさんの人材としての価値は、平均的な大卒者より高くなっていることは明白です。学歴で悩むより自身の学歴と真っすぐに向き合い、今できることからしっかり始め、職歴を通じ自分を高めていくことをお勧めしたいです。
≫【motoについて】『転職と副業のかけ算』の著者で副業年収4,000万を稼ぐサラリーマン「moto」とは
ご家族の期待などから、どうしても大学生になる必要があるならば、専門学校から編入学を目指すことも可能です。
3-2.周囲は頑張っている人を白い目で見ない
基本的に頑張っている人を白い目で見る人は少ないです。大きなスポーツの祭典があると極めて大きな盛り上がりを見せるように、日本には頑張っている人を応援する文化があります。
もし本当に頑張っていたのに、白い目で見るような人がいれば気にしないでおきましょう。多くの人は頑張って前に進もうとしている人の姿を笑いません。
3-3.専門学校には浪人生が多く入学している
例えば当ブログを運営する専門学校 神田外語学院では、2019年度に入学した人の内、約8%が浪人生です。その他にも大学や短大を中退した人、高校を卒業してしばらく働いていた人なども含めると、高校既卒者が占める割合は約15%にのぼります。
(60歳を超えたシニアの方が入学されているケースもあります)
割合は違うと思いますが、多くの専門学校に浪人生を含めた高校既卒者が入学していますので、その点は安心して良いと思います。
3-4.専門学校ではしっかり専門スキルを身につけることができる
前述の通り、工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養といった8つの分野で、働く上で必要なスキルを身につけることができます。
基本的に大学は職業訓練の場ではないので、仕事の現場で活かせるノウハウを学ぶケースは少ないです。一方専門学校は、実際に服を作ってみる、CGを作ってみる、プログラミングをしてみる、経理処理をする、語学力を身につける、など職業で必要なスキルを実践的に学び、資格や検定等も取得できるため、即戦力という意味合いでは価値が高くなります。
一般的な専門学校は2年制が多いですが、情報処理系や美術系などの学校では、より技能を高めて社会に出るために3年制のカリキュラムになっている専門学校もあります。
3-5.浪人経験があるからといって、就職が不利になることはない
浪人経験があるからといって、就職が不利になることはありません。社会には浪人を経た上で活躍をしている人は沢山います。全く気にする必要はありませんので、しっかり力を磨くことに集中しましょう。
さてここまでは、「浪人して専門学校はアリです」とお伝えしてきましたが、どこの専門学校を選べば良いのでしょうか。
次章では就職にも編入学にも強い、当ブログを運営する専門学校 神田外語学院をご紹介していきたいと思います。
4.専門学校に進学するなら神田外語学院がお勧め
神田外語学院は英語を中心とした語学を学ぶ専門学校です。語学教授法や職業訓練に定評があり、就職内定率は99.3%、大学編入学・進学合格率は97.2%にものぼります。
(いずれも就職もしくは編入志望者を母数とした割合)
4-1.【就職】積み重ねた歴史と実績に企業から厚い信頼が寄せられている
就職においては卒業生の約8割は、企業から学校に届く求人票経由で就職が決まっています。これは創立から60年以上の歴史を持つ神田外語学院と、その卒業生が培ってきた実績に、企業から厚い信頼が寄せられている証です。
具体的な内定先については、以下をご覧ください。数多くの著名な企業や団体に多数の卒業生が就職しています。
【過去3年間[2017年~2019年3月卒業生] 就職内定実績(一部抜粋)】
4-2.【編入学】直近3年間で国公立・私立合わせて915名が合格
4年制大学への編入学においても、直近3年間で合格者が915名と、数多くの学生を大学へと送り出しています。
合格した具体的な大学については、以下をご覧ください。東京外国語大学や東北大学、名古屋大学の国公立大学をはじめ、青山学院大学や法政大学といった有名私立大学など、様々な大学への編入学・進学実績を築いています。
【過去3年間 編入学試験合格者実績】
◆姉妹校・神田外語大学への編入学
また姉妹校である神田外語大学へ編入学することができる専門学校は神田外語学院だけです。神田外語大学は千葉県の国際都市・幕張に位置し、世界の「言葉と文化」を理解し、国際社会の一員として貢献できる人材の育成を教育目標としている大学です。
神田外語大学へは直近3年間で212名もの学生が編入学しています。
編入学試験の指定校推薦
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神田外語学院では東洋大学や駒澤大学など、一部の大学から指定校指名を受けており、その大学の指定校推薦試験を受験することができます。
指定校推薦試験は一般編入学試験より前に実施されることが多く、面接のみで選考する大学がほとんどです。
※学内選抜試験ありこれも神田外語学院の編入学実績に評価が寄せられている証と言えます。
◆指定校推薦のある大学(一部抜粋)
京都外国語大学、駒澤大学、東洋大学、南山大学※、日本大学、龍谷大学、麗澤大学など
※南山大学は国際ビジネスキャリア科の学生のみが対象
その他、編入学入試に合格した学生の声を以下からご覧ください。
◆編入学合格者インタビュー〈立命館アジア太平洋大学/駒澤大学/京都外国語大学〉
◆編入学合格者インタビュー〈神田外語大学イベロアメリカ言語学科〉
4-3.高い語学教育力
◆英語を実践的に学べる
神田外語学院は1957年に創設されてから60年以上にわたり、日本人がいかにして実践的な英語運用能力を身につけられるかという点に注力して、英語教育に向き合ってきました。
その中から生まれたのがEIC(国際コミュニケーション英語)という、外国人教員から英語で英語を習う授業です。1年次に週5回、2年次に週4回授業があり、授業の中で日本語は禁止。英語漬けの環境の中で英語の4技能を向上させます。
また英語発信力を強化するために、プレゼンテーションやディスカッションのトレーニングも行うため、総合的なスキルアップを目指すことができます。
◆高いTOEIC®のスコア実績
神田外語学院の2年生の平均点は611点、大学生の平均点である485点を大きく上回ります。
また在学中に650点以上を取得した学生は279人、学生の約3割が高いハードルをクリアしています。
大学以外にも皆さんが成長できる環境はあります。ぜひ神田外語学院も検討してみてください。
\神田外語学院の“リアル”を体験!/
\2分で簡単!/
≫神田外語学院の教育の特長について以下の記事もご覧ください!
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事では以下5点についてお話してきました。
◆大学全落ち=人生の終わり ではない!
◆浪人も専門学校進学も一長一短
◆浪人か専門学校か、経済状況などによっても選択肢が変わってくる
◆浪人して専門学校に入るのは全く問題なし!
◆専門学校に入るなら、神田外語学院がおススメ
諦めさえしなければ、人生はいくらでも好転できます!
今回の記事を見て、皆さんが迷いなくご自身の進路を選択できるようになることを、心から応援しています!
大学編入学に興味をお持ちの方は、ぜひ以下の記事も併せて読んでみてください。
≫大学編入って難しい?編入サポートのプロが難易度をわかりやすく解説