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大学中退して専門学校はアリ?進路変更がアリな人・ナシな人を解説

大学中退 専門学校

「大学を中退したい」
「でも中退したいなんて親や友達に言えない・・・」
「大学を中退して専門学校に行くなんてアリ?ナシ?」

通っている大学に魅力を感じなくなり、中退したい気持ちでいっぱいになってくると、もやもや~っとした気持ちでいっぱいになって、進路のことなどで悩み始めてしまいますよね。

しかも世間一般的に中退というとマイナスのイメージが強いので、両親や友達に相談もしにくいと感じてしまっているかも知れません。

最初に大学を中退して専門学校に行ってもOKな人と、中退はやめておいた方が良い人をまとめると以下の図の通りです。

大学中退して専門学校に行ってもOKな人、大学中退はやめておいた方が良い人

OKな人は「and=どれも満たしている人」、やめておいた方が良い人は「or=どれか一つでも当てはまる人」です。詳しくは3章で解説します。

また

■大学を中退して専門学校に進んでもちゃんと就職できる
■専門学校に入学した後、再度4年制大学の2年次または3年次に編入学できる

という事実も押さえておきたいところです。

例えば当ブログを運営する専門学校 神田外語学院でも、1000人以上の入学者の内2~3%ほどの人が大学を中退した人ですが、きちんと就職先等を見つけて卒業しています。
そして入学者の内約200名が、国公立大学や有名私立大学をはじめとした4年制大学に編入学しています。

この記事では皆さんの進路選択を後押しできるように、メリット・デメリットを合わせて情報を紹介していきますので、ぜひこちらを参考に自分が納得できる道を模索してみてください。

1.大学を中退して専門学校に入り直しても大丈夫

大学を中退した後の進路として「就職する」「留学する」「アルバイトをする」「家事手伝い」などいくつかの選択肢がありますが、自分の好きなことを学んで就職を目指すため専門学校に入り直す選択をする人が多くいます。

よく進路相談で「大学を中退することは決めているのですが、専門学校に進んでも大丈夫か不安で・・・」というお話を聞きますが、専門学校に入りなおしても大丈夫です。そう考える5つの理由が以下になります。

(1)専門学校からでも十分に就職できる
(2)専門学校には多くの大学中退者が来ている
(3)専門学校に入ることに負い目を感じる必要はない
(4)専門学校から再度大学へ編入学するという手がある

それぞれ詳しく解説していきます。

1-1.専門学校からでも十分に就職できる

専門学校からでも有名な企業や経営の安定した企業に就職することは十分に可能です。
例えば当ブログを運営する専門学校 神田外語学院の学生は、以下のような企業に就職しています。

東証一部上場企業や一流ホテル、行政や外資系企業など様々な就職先に内定しています。ここでは語学の専門学校である神田外語学院を例に挙げましたが、ITや医療系など他の業界でも豊富な就職実績を持つ専門学校は存在しています。

なぜ専門学校の学生が様々な企業等に就職できるかというと、専門スキルを評価されているからです。

専門学校では主に、工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養といった8つの分野で、職業に必要な専門スキルを身につけることができます。

職業教育・キャリア教育財団「専修学校8つの分野」

(一財)職業教育・キャリア教育財団「専修学校8つの分野」を参考に編集部で作成

例えば前述のIT系の専門学校は「工業」に属しており、プログラミングやCG制作技術など企業が必要としている専門スキルを磨くことができます。他にも医療系であれば、看護師や理学療法士になるために、座学に加えて実習を通して実践的な経験を積むことができます。

専門スキルの素養を磨いた人材を求めている企業も多くあるため、その分野の専門学校が企業から送られてくる求人票をもとに、毎年一定の人数を送り出すという好循環ができています。

1-2.専門学校には多くの大学中退者が来ている

冒頭でも述べましたが、当ブログを運営する専門学校 神田外語学院でも、1000人以上の入学者の内2~3%ほどの人が大学中退者です。他の専門学校も合わせれば、かなり多く人が大学を中退して専門学校に入学していると言えるでしょう。

そもそも中退自体は珍しいものではありません。中央公論新社・読売新聞教育ネットワーク事務局『大学の実力2019』によると、中退率の平均は約7%前後となっています。

だから安易に中退してOKということではありませんが、中退を考える自分をあまり責め過ぎる必要はないでしょう。

1-3.専門学校に入ることに負い目を感じる必要はない

また専門学校に入ることに負い目を感じる必要もありません。なぜなら学歴がどうであれ、あなたの人間としての価値は変わらないからです。また人生で重要なのは学歴より職歴です。

例えば『転職と副業のかけ算』の著者で本業年収1500万円、副業年収4,000万を稼ぐサラリーマンmotoさんの最終学歴は「短大」です。短大卒後、地方ホームセンターに入社し、5回の転職を経て、現在の収入を稼ぐほどになっています。

この時点でmotoさんの人材としての価値は、平均的な大卒者より高くなっていることは明白です。学歴で悩むより自身の学歴と真っすぐに向き合い、今できることからしっかり始め、職歴を通じ自分を高めていくことをお勧めしたいです。

≫【motoについて】『転職と副業のかけ算』の著者で副業年収4,000万を稼ぐサラリーマン「moto」とは

1-4.専門学校から再度大学へ編入学するという手がある

もし途中で大学中退を後悔した場合でも、専門学校から編入学を目指し、もう一度大学生になることも可能です。

実は日本にある700校以上の大学の内、約7割程度の大学(国公立含む)が専門学校からの編入学を受け入れています。つまり専門学校から4年制大学への編入学は十分に可能です。

例えば、以下A君のようなケースもあります。

専門学校から再度大学へ編入学するケース

専門学校から4年制大学に編入する流れについては、以下の記事に詳しく書いてありますので、参考にしてみてください。

【諦めない!】専門学校から大学編入し4年間で大卒の夢を叶える方法

さてここまでは大学を中退して専門学校に入っても大丈夫ということをお伝えしてきましたが、そうは言っても大学を中退することのデメリットもあります。

次章では中退のデメリットを解説しますので、中退を決意する前にもう一度「本当に中退して良いのか」自分と向き合ってみてください。

 

2.中退にはデメリットも多いので安易な中退はお勧めしない

一般的に中退というとネガティブなイメージがあると思いますが、具体的には以下4つのデメリットが挙げられます。

(1)学歴が下がる
(2)お金が余計にかかる
(3)就職面接等で聞かれるケースがある
(4)精神的に後がなくなる

詳しく見ていきましょう。

2-1.学歴が下がる

残念ながら一般論を述べれば、大学卒の方が就職面などを考えた時に有利であることは否めません。なぜなら企業や職種によっては、そもそも大卒しか受け入れていないというケースがあり、4年制大学に編入学しない限りそれらの企業や職種には就職ができないということになるからです。

具体的には簡易的ではありますが、以下の3ステップで4大卒しか受け入れていない企業を調べることができます。

(1)リクナビ(就職情報サイト)で気になる企業を調べる
(2)その企業の「採用情報」という欄の中にある「給与・福利厚生(待遇)」の欄を見る
(3)そこに専門卒・短大卒の月給目安金額が書いてなければ4大卒のみの受け入れです

■リクナビ 2022

自分が働きたいとイメージしている企業や業界が、大卒しか受け入れていないのであれば、どんなに専門学校で頑張ってもその企業や職種に新卒では就職できないことになります。
資格を満たすかどうか、という視点で採用情報を確認しておくことをお勧めします。

「4年制大学であればどこでも良い」という訳でもない

  • 全く大学名を見ませんという潔い企業もありますが、多くの企業はある程度大学名で判断している所もまだまだあり、大学生であれば大丈夫という訳でもありません。

    大学名で判断するなんて・・・と思うかも知れませんが、営利企業が能力の高い人が欲しいと思うことは致し方なく、基礎学力が高い人を効率よく採用するという面で、避けられない現象でもあります。

    ただ偏差値が高い大学=就職がしやすい大学、という訳でもない面もあります。
    偏差値がそこまで高くない大学でも、企業としっかりコネクションをつくり安定した就職実績を残している大学があったり、面倒見がよく就職を手厚くサポートしてくれたりする大学もあるため、自分の通っている大学にどのような就職サポート体制があるか、確認することも必要でしょう。

2-2.お金が余計にかかる

こちらも大きなデメリットでしょう。仮に私立大学に「4年間通った場合(図の左)」と「2年生で中退して専門学校に進学した場合(図の右)」の費用は、以下のようなイメージになり、学校にもよりますが30万~50万円くらいは変わってくる可能性があると思います。

大卒、中退+専門、学費の比較

大学に2年間通った時点で、入学金と2年間の学費で既に200~250万円の出費が発生していると思います。

そこから中退して2年制の専門学校に通う場合、学校にもよりますが入学金などを考慮に入れると、230~250万円くらいの学費にはなるため、4年制大学を卒業するより多くの金額がかかる可能性が高いです。こればかりは回避する方法がありません。

元々大学4年分の学費は予算として考えている家庭が多いとは思いますが、大学2年の残った学費を専門学校にまわす、という話が親に通じるかというと、感情的な面から通じない可能性も高いです。なるべく事前に家庭内で相談しておくようにしましょう。

教育ローンや奨学金を活用することで金額面をクリアすることもできますが、事前に準備しておかないと、それも難しくなります。

大学2年次を修了することで生まれるメリットもある

  • 大学2年次分までの学費を納めてしまっている場合、早めに退学してしまうのはもったいないかも知れません。なぜなら大学編入学を視野に入れる場合、大学を中退すると決めていても、大学2年次まで修了しておくと、受験できる大学の幅が広がるからです。

    冒頭で大学の約7割が専門学校からの編入学を受け入れていると書きましたが、国際基督教大学・上智大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学など、短大卒か大学2年次を修了した人しか編入学を受け入れていない大学もあります。大学2年次まで修了しておくと、専門学校に行かずとも、それらの大学に編入学することも可能です。

    ただし、2年次修了まで籍を置いておけばよいということではなく、多くの大学では「大学で2年次まで修了し、単位を60単位以上修得していること」など、取得単位が定められている場合もあるので、必ず大学編入学の募集要項を確認することをお勧めします。

2-3.面接等で聞かれるケースがある

就職面接や、大学に編入学する際の面接で、過去に大学を中退していると、面接官からその理由を聞かれるケースがあります。答えづらいと感じると思いますが、出来る限り質問されたケースに備えて、前向きな回答を用意しておくことをお勧めします。なぜなら後ろ向きな回答だと心象が悪くなるからです。

具体的にいうと、面接官は「うちの会社に入っても辞めてしまうのではないか?」、または「うちの大学に入っても辞めてしまうのではないか?」という疑問を持ちがちです。面接の際にはこれらの疑念を払拭し、「この人を合格させよう」と面接官に思ってもらわないといけないので、それらの疑念を解消できるメッセージと具体的な行動・経験を用意しておくことが必要です。

ごまかさず、正直で前向きな回答を用意するようにしましょう。

2-4.精神的に後がなくなる

必要以上にプレッシャーを感じる必要はありませんが、少なくとも「専門学校を辞める」という選択肢は極めてとりづらくなります。大学をやめて、専門学校もやめるとなると、就職という選択肢になりますが、上記で述べたように面接官は「うちの会社に入っても続かないのでは?」と感じてしまうでしょう。ある程度背水の陣で挑まないといけないということは、理解しておいた方が良いと思います。

いかがでしょうか。かなり正直に書いてしまったので、落ち込んでしまった人もいるかも知れませんが、ぜひもう一度「本当に大学を辞めるべきか否か」、真っすぐに自分と向き合ってみてください。

ただ何かの指標がないと選びづらい面もあると思いますので、次章では「大学を中退して専門学校に行ってもOKな人」「大学中退はやめておいた方が良い人」をタイプ別にご紹介していきたいと思います。

 

3.大学を中退して専門学校に行ってもOKな人、大学中退はやめておいた方が良い人

まずは大学を中退して専門学校に行ってもOKな人と、中退はやめておいた方が良い人の特徴を一覧表にまとめてみました。

大学中退して専門学校に行ってもOKな人、大学中退はやめておいた方が良い人

 

3-1.大学を中退して専門学校に行ってもOKな人

大学を中退して、専門学校に行ってもOKな人は以下の要素を3つとも満たしている必要があると考えます。

■専門学校に行かないと、やりたいことができなさそうな人
であり、
■専門学校からの受け入れをしている就職先や編入学先を志望している人
であり
■目標に向けてやる気がある人
であれば、専門学校に行ってもOKだと思います。以下で詳しく解説します。

 

■専門学校に行かないと、やりたいことができなさそうな人
自分のやりたいことが、もし大学ではできないのであれば、大学を中退して専門学校に入っても良いと思います。

大学では学べない or 学ぶ機会の少ない分野

(一財)職業教育・キャリア教育財団「専修学校8つの分野」を参考に編集部で作成

具体的には医療系や理美容系、ファッションデザインなど、専門学校を卒業した後に国家試験を受ける必要のある専門職や、ファッションデザインなど大学に学びとして設置されている所が少ない分野は、今の環境で学ぼうと思っても難しい面があると思いますので、専門学校で学び直すという選択肢はありでしょう。

■専門学校からの受け入れをしている就職先や編入学先を志望している人
もし今志望している企業や大学が、専門学校生の受け入れをしていないとしたら、専門学校に行く意味がなくなってしまいます。もちろんそこがダメだった場合は、受け入れている企業や大学を探せばよいのですが、後でがっかりしないように、まずは下調べしておきましょう。

■目標に向けてやる気がある人
専門学校に通うのは、大学より大変になることが多いためやる気がある人でないと続きません。例えば神田外語学院の場合、2年間で130単位程を取得しますが、大学は一般的に4年間で120~130単位程を取得することが多いことを考えると、大学の半分の時間で同じ単位数を取得しなくてはいけない計算になります。

専門学校に入ったら大学生活より確実に大変になりますので、やる気がある人でないと続きません。

3-2.大学中退はやめておいた方が良い人

逆に以下にどれか一つでも当てはまる場合は、中退を再度考え直した方が良い可能性が高いです。

■やりたいことが、大学をやめなくてもできそうな人
■大学をサボりがちで単位がとれなくなり、留年しそうで中退を検討している人
■学歴にこだわりがある人
■経済的に厳しい人
■人間関係が悪くなりやめる人

■やりたいことが、大学をやめなくてもできそうな人
大学に通いながらでも、試しに始めてみることができるのであれば、いきなり大学中退をするという選択肢はとらない方が良いでしょう。なぜならやってみたら気持ちが変わることもあるからです。

例えば映像やカメラについて勉強したい、WEBデザインやCGについて学びたい、という人を見ることがありますが、数ヶ月の通信講座などから始めてみることもできます。以下のデジハリONLINEなどであればWEB制作やCG制作について通信講座で学ぶことができます。

≫デジハリONLINE

前述の通り大学中退にはデメリットもありますので、まずは色々試してみてから中退を考えても遅くありません。

■大学をサボりがちで単位がとれなくなり、留年しそうで中退を検討している人
こちらも先述の通り、専門学校に通うということは非常に大変です。大学に通うのが面倒になった人が専門学校に通っても、結局同じく中退の運命をたどることになってしまうでしょう。まずは自分の大学を卒業することをお勧めします。

■学歴にこだわりがある人
大卒しかありえないと思っていながら、現在の環境には耐えられないと思っている人もいると思います。どうしても学歴が大事なのであれば、退学ではなく転部や違う大学への編入学を検討しましょう。

■経済的に厳しい人
「4年間通う学費はどうにか確保できるけど、経済的な余裕はまったくない」という人は、専門学校に行くと、このまま大学を2年間通うよりお金がかかるため、辞めるべきではありません。

ただ「そもそも大学に通うお金が確保できなくなった」という経済的な厳しさを持つ人は致し方ないでしょう。それでもせっかく入った大学を諦めるのはもったいないので、奨学金や教育ローンが借りられないか、再度確認することをお勧めします。

■人間関係が悪くなりやめる人
よほど酷いいじめに遭ったなどという状況であれば別ですが、人間関係が悪くなるというのは、大学だけでなく、社会人になっても起こりうることです。人間関係が悪くなる度に会社を変えるというのは非現実的な話になってしまうので、その環境を変えられる力、もしくはその流れが去るのを待つ忍耐力は必要になります。

具体的にはとる授業を変える、ゼミを変える、サークルを変える、付き合いのあるグループから抜ける、転部するなど、人間関係が悪い人に近づかないことが一番です。大学生くらいになると高校生までと違い、コミュニティを変えると相手から過干渉してくるケースは少なくなりますが、それでも向こうから過干渉してくるようでしたら、学生部等に相談するなどしてみましょう。

そんなことであなたの学歴を捨てるなんて、非常にもったいないです。

 

さて、ここまでは中退して専門学校に行ってもOKな人、中退するのをやめておいた方が良い人の特徴を挙げてきましたが、もしあなたが中退してもOKな人に当てはまるのであれば、具体的に専門学校に進学するためのステップが必要だと思います。

以下に専門学校へ進学するための5ステップを示しますので、参考にしてみてください。

 

4.専門学校へ進学するための5ステップ

専門学校へ進学するための5ステップは以下の通りです。

  1. 自分の興味のある分野を決める
  2. HPを見て、資料をとりよせる
  3. オープンキャンパスに行ってみる
  4. 学費を準備する
  5. 入試情報を確認する

詳しく見てきましょう。

※大学での単位を持ち込み、専門学校の2年生からスタートできますか?という問い合わせをうけることもありますが、大学とはカリキュラムが異なるため、原則的に専門学校の1年生から再スタートになります。ただ学校により異なる可能性があるため、気になる方は希望する専門学校に問い合わせてみてください。

4-1.自分の興味のある分野を決める

職業教育・キャリア教育財団「専修学校8つの分野」

(一財)職業教育・キャリア教育財団「専修学校8つの分野」を参考に編集部で作成

専門学校では主に、工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養といった8つの分野で、職業に必要な専門スキルを身につけることができます。

それぞれの分野で学べることが異なりますので、自分の興味のある分野を決めましょう。

4-2.HPを見て、資料をとりよせてみる

■学校のHP(ホームページ)を見る

まずは気になる分野+専門学校などのワードでgoogle検索してみましょう。どんな専門学校があるか雰囲気をつかめると思います。例:「服飾 専門学校」など
特定のワードが決まらないという人は、以下のスタディサプリ進路から学校を探すこともできます。

スタディサプリ進路「専門学校を探す」

ある程度学校が定まったら、気になる学校の資料を請求してみましょう。
資料やHPをチェックする時に見ておきたいポイントは以下の4点です。

(1)就職実績
(2)教えている教員陣
(3)学生の声
(4)学費

この4点をチェックすると

(1)しっかり就職ができているか?
(2)教えている先生の腕は確かか?
(3)自分が学びたいと思っていることを学べそうか?
(4)予算が足りそうか

ということを確認することができます。

4-3.オープンキャンパスに行ってみる

HPや学校案内書などではやはり良い点しかPRされていません。大学を退学してまで入学を志す専門学校なのですから、必ず出願前に実際の学校を見に行きましょう。

■オープンキャンパスに行ってみる
オープンキャンパスに行った際にチェックしておきたいのは以下の3点です。

(1)教職員の雰囲気
(2)在学生の雰囲気
(3)各種PR要素の実情確認

この3点をチェックすると、自分が入学しても安心して学べそうかわかると思います。

例えば

(1)自分の悩みをしっかり聞いてくれそうか?事務的過ぎる感じはしないか?
(2)明るい雰囲気や馴染みやすい雰囲気はあるか?
(3)本当に夢が叶えられそうなのか?

ということを確認することができます。

(3)に関しては、

  • 就職率は何をもとに算出されているのか
  • 自分の希望する企業への内定実績があったが難易度はどれくらいなのか
  • 学科の学習要素の詳細

などについて確認をすることで、より詳細なイメージが固まると思います。専門学校の就職率は高くPRされることが一般的なので、その実情の確認をしておいた方が良いでしょう。

ちなみに神田外語学院では割合を出す際、アルバイトなどの数字は含めておらず、「企業にしっかり内定をした学生の数」が分子になっており、分母は「就職を活動をした人」になっています。編入学や留学を希望した人は分母に入っていません。

有名企業への内定実績も10年に一度くらいの偉業である可能性もあるので注意が必要です。オープンキャンパスを数校まわってみて、自分が納得できる情報が集まってから、入試情報を確認し出願するようにしましょう。

平日の学校を見学してみる

  • ちなみにオープンキャンパスは原則的に土日などのお休みに開催されることが多いです。学校の良い所を案内する場ですので、その場の雰囲気が悪いみたいなことはないでしょう。

    もしその雰囲気に関して、疑念点が残るようでしたら、平日の様子を覗いてみたいと専門学校の担当者に相談してみましょう。オープンキャンパスでは見れない、通常時の雰囲気も見ることで、その疑念を解消できる可能性があります。

4-4.学費を準備する

大学に4年間通う想定をしていた人であれば、全く予算が足りないということは可能性として低いかも知れませんが、やはり家庭内で事前に相談し、学費の準備を進めておきましょう。いざ出願し合格しても、学費を払う段になって慌てないようにしたいですね。

もし費用が不足していれば、教育ローンや奨学金を借りることも検討しましょう。

日本学生支援機構 奨学金について

  • 大学生や専門学校生など学生の方であれば、独立行政法人 日本学生支援機構の奨学金を借りることが可能です。ただしこの奨学金は、まとまった金額を借りる奨学金ではなく、毎月2万円~12万円の間※で月額貸与という形になる奨学金になるため、入学前の事前資金にすることはできません。※第二種奨学金(有利子)の場合/2019年12月時点

    また借りたいと思ってすぐに借りられる奨学金ではなく、入学前もしくは4月の入学直後から申請し、1年生の夏前にようやく給付が開始になるというイメージが一般的です。予めご留意ください。

4-5.入試情報を確認する

行きたい学校が決まったら入試情報を確認しましょう。一般的に6月頃からAO入試エントリーを受付開始、10月1日から推薦入試を受付開始、11月1日から一般入試を受付開始する専門学校が多いです。

願書受付スケジュール例

これは学校が設置されている都道府県により、日程が決められています。上記では東京都を例に挙げていますが、どこも似たようなスケジュールになる傾向にあります。

■出願のタイミング
近年、大規模大学の定員厳格化に伴い大学入試の難易度が急上昇しており、専門学校の倍率も上昇しています。特に大学入試の結果が出た後の2月3月は倍率が急上昇するケースがあるので、専門学校進学を決めている人は、出来る限り1月までに出願するようにしましょう。

■受験種別

AO入試エントリー

AO入試エントリーという形で10月以前に事実上早期の学生確保を行っている専門学校もあり、なかには早くAO入試エントリーすると出願料等が割引になる専門学校もあります。

こういった専門学校ではオープンキャンパス等に参加すると、AO入試エントリーへ早めの意思決定を要求されることがありますが、即決は避け必ずよく考えてから出願を決めるようにしましょう。なぜなら専門学校選びはこの先2年間以上の自分の人生を決める重要な決断であり、目先の割引と引き換えに即決するような話ではないからです。

尚、当ブログを運営する専門学校 神田外語学院では、9月以前のAO入試は行っておりません。

推薦試験
単願といってその学校に入ることを前提として受験する試験になるケースがほとんどです。合格したら入学するという前提なので、後述する一般入試より志望度の高さをアピールすることができます。ただし、その他の大学や専門学校を受験する人は使えません。
一般試験

一般試験は他校との併願も可能になります。面接だけというケースもありますし、英語等のテストが科されるケースもあります。

近年人気のある専門学校の推薦入試は、早めに枠が埋まってしまうこともあるので、よく考える必要はありますが、できるだけ早めに出願するようにしましょう。

 

さてここまでは専門学校へ進学するステップをご紹介してきましたが、具体的にどの専門学校がいいのか悩んでしまいますよね。当ブログを運営する専門学校 神田外語学院は、就職を目指すにも、大学編入学を目指すにもお勧めできる専門学校です。

次章では神田外語学院の特徴についてご紹介していきます。

 

5.就職を目指すのも大学編入学を目指すのも、神田外語学院がお勧め!

神田外語学院は英語を中心とした語学を学ぶ専門学校です。語学教授法や職業訓練に定評があり、就職内定率は99.3%、大学編入学・進学合格率は97.2%にものぼります。
(いずれも就職活動を行った人、もしくは編入学試験の受験者を母数とした割合)

2023年3月卒業生 就職内定率

5-1.【就職】積み重ねた実績と歴史に企業から厚い信頼が寄せられている

就職においては卒業生の約8割は、企業から学校に届く求人票経由で就職が決まっています。これは創立から60年以上の歴史を持つ神田外語学院と、その卒業生が培ってきた実績に、企業から厚い信頼が寄せられている証です。

具体的な内定先については、以下をご覧ください。数多くの著名な企業や団体に多数の卒業生が就職しています。

【過去3年間 就職内定実績(一部抜粋)】

 

5-2.【編入学】直近3年間で国公立・私立合わせて915名が合格

【編入】積み重ねた実績と歴史に企業から厚い信頼が寄せられている

4年制大学への編入学においても、直近3年間で合格者が915名と、数多くの学生を大学へと送り出しています。

合格した具体的な大学については、以下をご覧ください。東京外国語大学や東北大学、名古屋大学の国公立大学をはじめ、青山学院大学や法政大学といった有名私立大学など、様々な大学への編入学・進学実績を築いています。
【過去3年間 編入学試験合格者実績】

2020 大学編入学 実績

◆姉妹校・神田外語大学への編入学

姉妹校・神田外語大学への編入

また姉妹校である神田外語大学へ編入学することができる専門学校は神田外語学院だけです。神田外語大学は千葉県の国際都市・幕張に位置し、世界の「言葉と文化」を理解し、国際社会の一員として貢献できる人材の育成を教育目標としている大学です。

神田外語大学へは直近3年間で212名もの学生が編入学しています。

 

編入学試験の指定校推薦

  • 神田外語学院では東洋大学や駒澤大学など、一部の大学から指定校指名を受けており、その大学の指定校推薦試験を受験することができます。

    指定校推薦試験は一般編入学試験より前に実施されることが多く、面接のみで選考する大学がほとんどです。
    ※学内選抜試験あり

    これも神田外語学院の編入学実績に評価が寄せられている証と言えます。

    ◆指定校推薦のある大学(一部抜粋)
    京都外国語大学、駒澤大学、東洋大学、南山大学※、日本大学、龍谷大学、麗澤大学など
    ※南山大学は国際ビジネスキャリア科の学生のみが対象

その他、編入学入試に合格した学生の声を以下からご覧ください。

◆東京外国語大学 3年次編入学 森崎さゆりさんインタビュー
◆筑波大学 3年次編入学 松下 彩華さんインタビュー
◆【編入学合格者インタビュー】東北大学/埼玉大学
◆編入学合格者インタビュー〈立命館アジア太平洋大学/駒澤大学/京都外国語大学〉
◆編入学合格者インタビュー〈神田外語大学イベロアメリカ言語学科〉
◆編入学合格者インタビュー〈神田外語大学アジア言語学科〉

5-3.高い語学教育力

◆英語を実践的に学べる
神田外語学院は1957年に創設されてから60年以上にわたり、日本人がいかにして実践的な英語運用能力を身につけられるかという点に注力して、英語教育に向き合ってきました。

その中から生まれたのがEIC(国際コミュニケーション英語)という、外国人教員から英語で英語を習う授業です。1年次に週5回、2年次に週4回授業があり、授業の中で日本語は禁止。英語漬けの環境の中で英語の4技能を向上させます。

英語を実践的に学べる

また英語発信力を強化するために、プレゼンテーションやディスカッションのトレーニングも行うため、総合的な英語力アップを目指すことができます。

◆高いTOEIC®のスコア実績
神田外語学院2年生の平均点は611点。大学生の平均点485点を大きく上回っています。

また、1学年あたりの学生約600人中、在学中に650点以上を取得した学生数は279名と、約3割の学生が高いハードルをクリアしています。

大学以外にも皆さんが成長できる環境はあります。ぜひ神田外語学院も検討してみてください。

 

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\2分で簡単!/

 

≫神田外語学院の教育の特長について以下の記事もご覧ください!

【就職内定率95%以上】最後まで責任を持つ!徹底的にこだわり抜いた神田外語学院の教育姿勢とは

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事では以下5点についてお話してきました。

◆大学を中退して専門学校に入り直しても大丈夫
◆ただし中退にはデメリットも多いので、判断は慎重に
◆大学中退して、専門学校に進学してもOKな人とNGな人がいる
◆専門学校を選ぶ際は、しっかり情報収集を
◆中退後に専門学校に行くなら神田外語学院がお勧め!

今は大学中退のことで悩んでいて、息が詰まることばかりかも知れませんが、人生雨はずっと降り続けません!晴れの日が来ます!

皆さんがよい「Route」を選択できるように祈っています!

直近3年間で900名以上の合格者!

入りたい大学への編入学をめざすなら神田外語学院

  • 大学に合格できなかったけど、諦めずに編入学したい!
  • 大学に合格したけど、入りたい大学ではなかった・・・
  • もう浪人はできないけど、大学生にはなりたい!

そう思っている人は、神田外語学院から4年制大学に編入学をするという進路も検討してみてください。神田外語学院には編入学の実績・ノウハウ・サポート体制がそろっています。

■直近3年間の編入学試験で900名以上の合格者
■難関国立大・人気私立大に多数合格
■姉妹校・神田外語大学へ編入学できる唯一の専門学校
■編入学に特化した専攻や充実の対策講座
■経験豊富な編入センターがしっかりサポート

大学生になるという夢や入りたい大学を諦める必要はもうありません。
大学編入学の実績や特徴を特集記事にまとめましたので、ぜひ一度ご覧ください。

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また理想の就職や大学編入学を実現した先輩たちのストーリーを読むだけでも進路選択の参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

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