
「大学受験に失敗したら、人生が終わってしまうのだろうか……」
もしかしたら今、そんな不安に襲われているかもしれません。大丈夫です。大学受験に失敗したからと言って、人生が終わってしまうなんてことはありません!
大学受験に失敗しても、浪人を経て志望大学に合格した人、専門学校に進学して自分の好きなことを仕事にした人、高卒すぐに就職をして営業としての腕を磨きトップセールスに輝いている人など、明るい未来を実現させている人は多くいます。
一番やってはいけないことは、大学受験に失敗するかも知れないと過度な不安に陥ること、そして受験に失敗して人生を投げやりに送ってしまうことです。
大学受験に失敗した後も、自分の力で未来を変えていくことは十分に可能です。ぜひこの記事を読んで、前向きなパワーに変えていってください!
目次
1.「大学受験に失敗したら終わり」ではない
冒頭でも述べましたが、「大学受験に失敗してしまったら終わり」にはなりません。著名な作家さんや俳優さんの中にも浪人を経験して大学合格を勝ち取った人や、入学しても結局退学してしまい、学歴としては高卒のまま社会で活躍している人もいます。
それに大学受験に失敗した人は数多くいます、以下の数字をご覧ください。2020年にセンター試験を受験した人の内、18%は浪人生ですので、約5人に1人は昨年以前に残念ながら受験に失敗しているということになります。
大学受験に失敗して辛い気持ちを味わっているのはあなただけではありませんので、あまり過度に落ち込まず、前向きに未来について考えていきましょう。
ただそうは言っても、やっぱり結果が出なかった時は落ち込んでしまいますよね。そんな時にどんな選択肢があるか悩んでしまわないように、次章では大学受験に失敗してしまった時の選択肢を解説していきます。
2.大学受験に失敗したあとの選択肢は6つ
大学受験に失敗したあとの選択肢としては以下の6つが考えられますが、就職やキャリア選択において選択肢の幅が広がるため「1.浪人」か「2.専門学校進学」がお勧めです。
2-1.お勧めする2つの選択肢
1.浪人
【メリット】
選択肢としては真っ先に思い浮かぶのは浪人することでしょう。大学生になる夢を諦めずにすむのは大きなメリットです。
【デメリット】
1年という時間と、予備校等に通うのであれば費用がかかるのがデメリットです。また浪人は体力的にも精神的にも非常に負担が大きくなります。
勉強の仕方や志望校の選び方が悪く、浪人を重ねてもうまくいかない人もいます。浪人をお勧めできる人と、そうでない人を3章で解説していますので、そちらをご覧ください。
2.専門学校進学
【メリット】
専門学校で学べば、就職に役立つ専門スキルを身につけることができます。またそれだけでなく、4年制大学への編入学を目指すことも可能なので、浪人をしないのであれば、専門学校に進学するという道をお勧めします。
【デメリット】
デメリットとしては、編入学で大学生になれる可能性はあるものの、大学1年生から入ることはできないということが挙げられます。
※短期大学から就職や編入学を目指すことも可能です。ただ一般的な大学受験が終了した後に出願受付をしている短期大学は少ないためここでは割愛します。
実は専門学校や短期大学から4年制大学の2年次もしくは3年次に編入学することが可能です。専門学校や短期大学の在学中(主に2年生の夏~冬にかけて)に、4年制大学の編入学試験を受験し、合格すると翌春から大学2年生や3年生として4年制大学に編入学できます。
日本にある700校以上の大学の内、約7割程度(国公立含む)が専門学校からの編入学を受け入れており、東北大学、名古屋大学、埼玉大学などの国立大学や法政大学、駒澤大学、日本大学のような私立大学に編入学することが可能です。また9割以上の大学が、短期大学からの編入学を受け入れています。
専門学校から4年制大学の3年次に編入する流れについては、以下の記事やイメージ図を参考にしてみてください。
2-2.あまりお勧めしない4つの選択肢
3.就職
【メリット】
就職すれば定期的に給与が入ってくるようになるので、独り立ちできるというメリットがあります。
【デメリット】
就職先や収入面で限定されがちになる傾向にあることがデメリットです。大学や専門学校卒に比べると高卒を受け入れている企業は少なく、収入や昇給も低めに設定されることが多いです。
4.留学
【メリット】
海外で学ぶので、英語などの語学力が身につくことがメリットです。語学は机で学ぶだけでなく、使わないと習得できないので、留学してその語学を毎日使うということは、とても良い機会です。
【デメリット】
留学に行く時間と、費用がかかるのがデメリットです。特に中・長期になると100万円以上かかるケースが多くなります。語学留学にかかる費用は、以下を参考にしてみてください。
長期留学は専門学校や短期大学に入学する前にしておこう
2週間~1ヶ月程度の留学であれば、専門学校や短期大学の長期休みを利用して行くことも可能です。ただ2年の在学期間中に半年や1年の長期留学に、休学しないで行くのは難しいケースが多いです。中・長期の留学に行きたいのであれば専門学校や短期大学に入学する前に行っておきましょう。なぜなら専門学校や短期大学を卒業した後に長期の留学に行くと、就職活動で不利になりがちだからです。
日本の企業は「卒業見込み者のみ」を対象に募集することが多く、「既卒者」・「第二新卒」を募集している企業は、まだまだ少ないのが実情です。長期留学するなら、専門学校や短期大学に入学する前にしておきましょう。
5.アルバイト
【メリット】
アルバイトをすることで一時的に収入は増えますので、精神的な安定につながることがあります。
【デメリット】
アルバイトを続けてもなかなか昇給が見込めないことが多く、職歴にもならないため転職による収入UPも見込めないことがデメリットです。将来の収入が増えず、生活の水準が落ちがちになります。
6.家事手伝い
【デメリット】
収入すらなくなり、学歴、職歴にならないことがデメリットです。
前述の通り「もう1年浪人する」もしくは「専門学校に進学する」という選択肢が基本的にはお勧めですが、「自分の場合はどちらを選べば良いのだろうか・・・」と悩む人も多いと思います。次章ではその選び方の目安についてご紹介していきます。
3.タイプ別 お勧め進路一覧表
まずは以下の一覧表をご覧ください。
■タイプ別 浪人or専門学校の選択の目安
上記の表の各パターンについて、大きく以下3つのパターンに分けて解説していきます。
(1)現役の人
(2)1浪の人
(3)2浪以上の人
3-1.現役の人
現役の人は基本的に浪人をお勧めします。なぜなら大学生になりたいという夢をもって大学受験をしたのであれば、その夢を諦める必要はないと考えるからです。ただその志望度や経済状況によって変わる部分もあるため、以下をご覧ください。
≪絶対に大学に行きたい≫
(A)経済面は問題ない人
迷わず浪人で良いでしょう。
(B)経済的に厳しい人
可能であれば浪人したいところですが、ご家庭の状況によっては難しい可能性もあるでしょう。もし浪人が現実的ではない場合、一度編入学実績のある専門学校に入って、そのまま就職するか、編入学を目指すか、もう1年考えてみるというのも一つの手でしょう。
≪なんとなく大学は出たい≫
(C)経済面は問題ない人
浪人で良いでしょう。ただ浪人は前述の通り自分自身との戦いになることも多いので、大学に入る目的はしっかり整理しておきたい所です。
(D)経済的に厳しい人
浪人はやめておきましょう。万が一浪人して来年も合格できなかった時のリスクが大きいです。専門学校に進学し、経済的に余裕があれば編入学を目指す方が良いと思います。
3-2.1浪の人
1浪の人は前提条件により、浪人か専門学校 or 就職か分かれてきます。
≪絶対に大学に行きたい≫
(E)経済面は問題ない人
浪人で良いでしょう。ただ1浪して結果が出なかったことを考えると、勉強方法を見直す必要があるかも知れません。
当ブログを運営する専門学校 神田外語学院でも、1浪した後に結果が出なかったため神田外語学院に入学し、最終的に国公立大学や有名私立大学の編入学試験に合格していった人たちも多くいるため、編入学を視野に入れるのも一手でしょう。
(F)経済的に厳しい人
浪人は諦めることをお勧めします。既に1浪をしていることを考えると、経済的な負担も大きくなっているはず。専門学校からの就職か、可能であれば専門学校からの編入学を目指したいところです。経済的に非常に厳しい場合は、就職も考えた方が良いでしょう。
≪なんとなく大学は出たい≫
(G)経済面は問題ない人
浪人で良いですが、1浪をした上で大学を目指す明確な目的を見失い始めていたら、専門学校を視野に入れるのも一つの選択肢です。2浪目に入るとますます周囲のプレッシャーが強く感じられるようになり、精神的にも厳しい道のりになってきますので、幅広い選択肢を検討しましょう。
(H)経済的に厳しい人
浪人は諦めましょう。生半可な気持ちで大学を目指すくらいであれば、専門学校で実践的な職業能力を磨き、早く社会に出る方が自分自身の成長のためにも良いでしょう。また場合によっては就職を目指す必要もあるかも知れません。
3-2.2浪以上の人
2浪の人は医学部受験などを除き、原則として浪人は諦めることをお勧めします。なぜなら3浪以上は周囲からのプレッシャーもかなり大きくなるとともに、モチベーションも続きにくくなるからです。何より受験勉強だけに時間を費やしているのはもったいないです。職業能力を磨き早く社会に出ることで、職能を着実に磨き上げていった方が精神面でも収入面でも安定していきます。
≪絶対に大学に行きたい≫
(I)経済面は問題ない人
経済的に問題がなくても、浪人は上記の通りお勧めしません。編入学の実績が豊富な専門学校に入学し、大学編入学を目指しましょう。
(J)経済的に厳しい人
既に2浪していることを考えると、経済的に厳しい場合、専門学校への進学も厳しい可能性もあるかもしれません。専門学校への進学か就職かご家族とよく相談をした方が良いでしょう。経済面が許すのであれば、専門学校からの編入学も視野に入れましょう。
≪なんとなく大学は出たい≫
(K)経済面は問題ない人
2浪を経ている人の場合、なんとなく大学は出たいというより、「本当に大学に行かなくてはいけないのだろうか」と悩んでしまっている人も多いのではないでしょうか。
経済面の都合がついても、浪人はもうやめておきましょう。専門学校に進学した上で、就職を目指すか編入学を目指すか、一度落ち着いて考えてみても良いと思います。
(L)経済的に厳しい人
浪人は絶対にやめておきましょう。経済的に厳しければ就職も視野に入れて考えましょう。もし可能であれば専門学校に進み、専門スキルを身につけた上で社会に出ることをお勧めします。
既に1浪の方、2浪の方は、判断が難しい部分があったと思いますが、いかがでしたでしょうか。
でも「本当に大学受験に失敗してもやり直せるのか不安・・・」という声もあると思います。次章では大学受験に失敗した後、専門学校に入りなおし、難関国立大学である埼玉大学に見事に合格した先輩の声をお届けします。
4.大学受験に失敗後、人生をやり直した先輩の声
埼玉大学教養学部グローバル・ガバナンス専修課程 合格
英語専攻科2年
黒瀬 葵さん
千葉県中央学院高校 出身
■難関・埼玉大学に合格した後の素直な感想
まさか埼玉大学に合格すると思っていなかったので、本当に驚きました。筆記も手ごたえがなかったし、面接も厳しいと感じていたので半ば諦めていたのが本音です。
埼玉大学の合否発表日の当日、14時に結果は発表されていたのですが、期待していなかったのでその時間に結果も見ていませんでした。でも同じクラスに埼玉大学を受けていた人が何人かいたので、クラスの後ろの方でザワザワしている雰囲気は感じていました(苦笑)。結局授業が終わった17時頃に勇気を出して結果を見てみたら「合格」の表示があり、しばらくの間は信じられない気持ちでいっぱいだったことを憶えています。
もう1校合格していた大学もあったので悩みましたが、埼玉大学は1年生の時から憧れていた大学でしたので、素直に編入学する気持ちを固めました。今は嬉しい気持ちでいっぱいです。
■大学受験の記憶
「私はこんなに頭が悪かったのか!」
高校3年生の冬に全ての大学受験の結果が返ってきて、第一志望としていた明治大学を筆頭に、受かると思っていた大学にも全て落ちてしまった時の私の気持ちです。後期で受けた大学にも受験生が殺到していて、通常であれば難易度の高くない大学からも合格が出ず、大学受験失敗が確定してしまいました。実は後から振り返ってみるとあの年は大規模大学の定員厳格化が進んだ年で、非常に入試が厳しくなっていました。必ずしも自分のせいだけではなかったようですが、当時の私は大きくショックを受けていました。
大学受験の結果が出た後に親ともさんざん進路について話し合ったのですが、「浪人をさせることはできない、どうするの」という話になり、「いや、どうもこうも」みたいな話になっていました(苦笑)。そんな時にインターネットを見ていたら「編入学」という文字が目に入ってきたんです。浪人をせずに大学を目指すことができることを知り、急いで情報を集め、数校を比較した上で神田外語学院を受験することに決めました。
神田外語学院に合格したあと、高校に進路を報告しに行きましたが、特進コースだったこともあり、当然ですが先生方からあまりポジティブな反応はありませんでした。自分自身も神田外語学院に合格した時は「ようやく行くところが決まった」とほっと安心したのですが、どこかで「専門学校はそんなに勉強しないだろうな」という偏見や「あれだけ勉強したのに専門学校か……」という気持ちもあって「行きたくないな」って正直思っていました。
■神田外語学院 入学後
実際に入学してみると、クラスの友達はみんな「大学受験をしていたけどうまくいかなかった人たち」だったので、ほっとした記憶があります。入学時にクラス分けテストがあるのですが、受験も経験してきましたし上から3番目のクラスまでには入りたいなと思っていました。しかし結果は上から4番目。「まだ上には猛者がいるのか……」と少し落ち込みました。
そんなこともあり、1学期は学校に行くのが少し憂鬱でした。授業を受け課題はこなしたものの、そこまで熱意も持っているという訳でもなく、授業が終わればすぐに家に帰っていました。大学受験をしていたので、英単語や文法に関しては比較的問題なくついていけましたが、会話の経験が少なかったため、EIC(外国人教員から英語で英語を習う日本語禁止の授業)についていくのが大変でした。段々と楽しくなってきたのは2学期になってからですね。
自分にとって大きな転機のきっかけになったのはTOEIC®のスコアです。最初に受けた時のスコアが460点だったのですが、夏にTEX加藤先生(TOEIC®担当教員)から出されたものすごい量の課題をこなした結果、1年生の夏休み明けに725点までスコアが伸びたんです。その経験があったことで「頑張れば伸びるんだ、楽しい!」と思えるようになり、友達と20時まで学校で課題を一緒にやったり、土曜日も学校に来て自習するなど、勉強に前のめりになっていきました。
■編入学試験準備~受験
1年生の時は英語力を中心に伸ばしていましたが、2年生になってからは志望する大学への「志望理由書」を準備したり、編入学する学部に関する専門知識をつけたりするなど、大学や学部ごとの対策を中心に行いました。埼玉大学以外にも東京外国語大学を志望していたのですが、東京外国語大学の志望理由書の提出期限は8月末と早く、対策に苦心しました。第一志望と第二志望は1年生の時から決めていたものの、第三希望の私大を決めたのは2年生の9月に入ってからでした。
受験スケジュールは奇しくも3週連続の入試になりました。10月27日(日)の私大を皮切りに、東京外国語大学、埼玉大学という順番で、1週間ごとに3校受けました。私大は数日後に早々に結果が発表され、そこで合格できたので本当に安心しました。東京外国語大学は11月の末に結果が返ってきたのですが、残念ながら不合格でした。元々チャレンジ校と考えていたこともありましたし、試験本番も手ごたえがなかったので納得というか、その時点でものすごく落ち込むということはなかったです。逆に周囲の先生方の方が「絶対に受かると思っていた……」と仰ってくださっていて、がっかりさせてしまったな、と思っていました。
そして12月の頭に埼玉大学の結果が返ってくるのですが、冒頭でお話した通りこちらも本当にダメだと思っていたので、11月末に東京外国語大学の結果が返ってきた時点で、私は最初に合格した私大に行くものだと考えていました。でも結果的に合格することができて、信じられない気持ちでした。
合格後に高校の先生に報告に行ったのですが、とても驚かれました。先生方におめでとう!と言ってもらえて嬉しかったです。
黒瀬さんが活用した参考書
■2年間を振り返って
2年前の私は「行きたくない」「専門学校か……」と思っていたのですが、全然そんなこと思う必要ないし、自分が想像していた以上に先生や友人に恵まれるし、そこまで悲観的になる必要はなかったですね。
もし現役の時に後期で受けていた志望度の低い大学と神田外語学院の両方に合格していたら、2年前の自分は大学を選択していたと思います。でももしその時の自分に声をかけられるとしたら、「本当にそれでいいのか?本当にそこに行きたいのか?」と聞いてあげたいですね。自分がやりたいと思うことに挑戦できるというのはやっぱり幸せだなと感じます。
■受験生の皆さんへのメッセージ
受験生の皆さんも私のように大学受験に失敗した時、本当に精神的に辛いと思うんですけど、その人が全然勉強を頑張ってこなかったという訳ではないと思うんです。依然として定員減の影響などで大学受験は厳しい状況であると聞いていますし、自分を責め過ぎる必要はないと思います。
多分結果が出た後にいくつか選択肢があると思うのですが、「本当に自分がやりたいことは何か?」と考えてみることをお勧めしたいです。私は現役時代に1校大学に受かっていましたが(志望度が低く学費の支払いタイミングも合わず辞退)、やはりそこで妥協しなくて良かったなと思っています。親とか学校の先生とか、色々と言われることもあると思うのですが、最終的には自分の人生なので、自分を信じて決めて欲しいなと思います。
※黒瀬さんのインタビューフルバージョンはこちらをご覧ください
いかがでしたでしょうか。黒瀬さんのお話が少しでも皆さんの参考になればと思います。また次の5章では黒瀬さんが2年間を過ごし埼玉大学の合格を勝ち取った専門学校 神田外語学院をご紹介していきます。
5.大学受験に失敗した時は、神田外語学院からの編入学がお勧め
神田外語学院をお勧めする理由として以下の5つを挙げたいと思います。
(1)難関校含め、多数の編入学試験合格実績を誇る
(2)毎日英語の授業が行われるため、日々の授業が編入学対策に
(3)充実の大学編入学対策講座
(4)編入学に特化した学科と専攻がある
(5)編入学試験対策を知り尽くしたスタッフがあなたの編入学をばっちりサポート
5-1.合格数が直近3年間で915名と豊富な実績を誇る
神田外語学院から4年制大学の編入学試験(若干名の進学試験含む)に合格した人数は直近3年間で915名にのぼります。東京外国語大学や東北大学、名古屋大学などの国公立大学をはじめ、青山学院大学や法政大学といった有名私立大学など、様々な大学への編入学・進学実績を築いています。
短大併修制度
実は上記の表に記載のある大学のうち、中央大学などは専門学校からの編入学を受け入れていません。しかし神田外語学院では、自由が丘産能短期大学の通信教育課程を在学中に同時に併修することで、卒業時に専門士と短期大学士の両方を取得することができるため、短期大学等からの編入学しか受け入れていない大学にも編入学することができます。
【短大併修が必要な主な大学(一部抜粋/2020年度情報)】
上智大学、学習院大学、明治大学、立教大学、中央大学、明治学院大学
※早稲田大学は「基幹理工学部」と「先進理工学部」のみ編入学を受け入れ
※慶應大学の編入学試験は内部からの転部が主になるため、編入学実績はありません
※原稿執筆時点と情報が変更になる可能性もあります。出願の詳細につきましては、必ず各大学のHPをご確認ください。
5-2.毎日英語の授業が行われるため、日々の授業が編入学対策に
神田外語学院では、EIC(国際コミュニケーション英語)という外国人から英語で英語を習う授業が、1年次に週5回、2年次に週4回、必修になっています。授業の中で日本語は禁止。英語漬けの環境の中で英語の4技能を向上させるため、毎日の授業が自然と編入学対策になっていきます。
また編入学試験にはTOEICのスコアが活用されることが多いですが、神田外語学院にはそのTOEICに特化した授業も行われています。在学中に700点以上を取得した学生が約3割にのぼるなど、TOEIC対策もしっかり行っています。
5-3.充実の大学編入学対策講座
普段の授業に加えて、大学編入学対策に特化した講座も行っています。この対策講座を通じて、学部ごとの専門科目や小論文の対策を行っていくことができます。
(1)編入学試験英語対策
編入学試験に出題される下線部訳、文章の要約、長文の読解など、受験英語特有の問題の解答練習を行います。また、英語小論文対策として、与えられたトピックについて自分の考えをまとめ、英語で小論文やエッセイを書く訓練をします。
(2)学科別専門科目対策
神田外語学院の学生がこれまで学んでいない分野の学部に編入学するためには、その学科の基礎知識を学習する必要があります。過去の実績から各分野の講座を開講しています。
■経済学概論 ■経営学概論 ■国際関係学概論 ■法学/政治学概論 ■社会学概論 ■言語学/英語学概論 ■英米文学概論 ■コミュニケーション学概論
(3)日本語小論文対策講座
文章の構成、的確な表現法、修辞法、比喩法、引用法など小論文の書き方とともに、自分の考えを論理的にわかりやすく表現するスキルを学びます。
(4)編入学対策講座
1年次3学期に、編入学を希望する全学生を対象に実施します。大学研究・志望校選択・小論文対策・英語学科試験対策・面接の受け方(模範模擬面接)など、編入学試験全般に関する対策・準備を授業の一環として受講します。
5-4.編入学に特化した学科と専攻がある
神田外語学院の英語専攻科では、1年次の3学期から「大学編入専攻」という大学編入学に特化した専攻を選択することができます。
編入学に特化したカリキュラムになっており、授業の中で「編入学対策に特化した英語」や「小論文の書き方・文章作成能力」を学ぶことができます。
【大学編入専攻 授業例】
◆大学編入対策A
神田外語大学、及びその他の大学への編入学試験に合格するための英語力を強化します。文法・長文読解・和訳・英訳の演習を基礎から上級レベルまで行います。
◆大学編入対策B
大学編入学試験対策として、主に小論文の書き方を学びます。基本的な文章の書き方・文章構成の仕方を学びながら、実際に文章を書く演習を継続して行い、大学編入学試験で合格するための文章作成能力を養います。
5-5.編入学試験対策を知り尽くしたスタッフがあなたの編入学をばっちりサポート
神田外語学院には、編入学のサポートに特化した「大学編入センター」があります。
◆英語の訳文指導
◆小論文の添削
◆面接練習
◆進路(志望校)選択相談
など編入学に深い知見を持つ教職員が、皆さんの大学編入学に向けて一緒に伴走します。
その他、編入学入試に合格した学生の声を以下からご覧ください。
◆東京外国語大学 3年次編入学 森崎さゆりさんインタビュー
◆東京外国語大学 3年次編入学 守屋あゆ佳さんインタビュー
◆筑波大学 3年次編入学 松下 彩華さんインタビュー
◆【編入学合格者インタビュー】東北大学/埼玉大学
◆編入学合格者インタビュー〈立命館アジア太平洋大学/駒澤大学/京都外国語大学〉
◆編入学合格者インタビュー〈神田外語大学イベロアメリカ言語学科〉
◆編入学合格者インタビュー〈神田外語大学アジア言語学科〉
≫神田外語学院の教育の特長について以下の記事もご覧ください!
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事では以下5点についてお話してきました。
◆大学受験に失敗しても、人生は終わらない
◆全落ちした時の選択肢は主に6つ(浪人か専門学校進学がお勧め)
◆浪人の回数や経済状況などタイプ別にお勧め進路がある
◆専門学校から再チャレンジして成功している先輩もいる
◆編入学を目指すなら、神田外語学院がお勧め
皆さんが不安なく進路を選択できることを祈っています!
大学編入学に興味をお持ちの方は、ぜひ以下の記事も併せて読んでみてください。