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ホテルマンになるには?0からわかるホテル就職 採用ポイントも解説

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家族旅行で泊まったあの素敵なリゾートホテルで働きたい!

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フロントで対応してくれたホテルマン・ホテルウーマン、笑顔が素敵で格好良かった! 憧れる!

素敵なホテルに泊まったら、そんな風に思うこともありますよね。
将来、どうすればホテルで働けるのだろう?と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

実はホテルに就職するには、マインドやスキル、語学力といったさまざまな素養が必要になります。

そこで今回、
■どうしたらホテルマン・ホテルウーマンになれるのか
■学歴によって有利・不利はあるのか
■どのような資格が必要なのか
■必要な語学力(英語力)はどのようなレベルか

といったさまざまな疑問について、ヒルトンホテルに17年間勤務し、神田外語学院から多くの卒業生を有名ホテルに送り出している国際ホテル科 水島先生のお話を交えながら解説していきます。

ホテルから内定を獲得するポイントや有名ホテル内定者の体験談も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1.ホテルマン・ホテルウーマンになるためには

まずみなさんに知っておいてもらいたいのは、突出した学歴・資格がなくてもホテルマン・ホテルウーマンになれるということです。実際にいくつかのホテルでは、高校卒で特に目立った資格を持っていない人も採用しています。

ただし、
■高校卒の採用をおこなっているホテルは少ない
■都心部から離れた立地にあるホテルや旅館など採用地域が限定されがち

というデメリットがあります。

では、どうすれば自分の希望するホテルやエリアで働く選択肢を得ることができるでしょうか?最初に進路選択と資格について解説していきます。

 

ホテルの仕事内容や職種
ホテルには、大きく分けると「宿泊」「料飲」「宴会」「管理・営業」「調理」の5つの部門があります。さらに、各部門にさまざまな職種がありますが、ここでは代表的な日系ホテルの例をご紹介します。

ホテル 職種 仕事

※なお、調理部門は調理系の学校卒の方が主な募集対象者になります。

1-1.ホテルマン・ホテルウーマンになるための進路選択

【ホテルマン・ホテルウーマンになるためのルート】

ホテルマン ホテルウーマン ホテルスタッフ ルート

1-1-1.ホテルの採用人数は専門学校・短大からの方が多い

皆さんがホテルへ就職と聞くと「大学卒が一番有利なのでは?」と思うかもしれません。
実は、採用人数は専門学校・短大卒からの方が多いです。

株式会社オータパブリケイションズ発行の『ホテル業界就職ガイド2020』によると全国の2019年度 新卒採用実績の合計数は、専門学校・短大卒が1483名、大学卒が1477名と微差ながら大学卒の採用人数を上回っています。

◆理由1
特に専門学校の学生は実践的なスキルや知識、マインドを身につけていることが多いことが理由です。ホテルは即戦力を求めており、中でもホテル系の専門学校卒の人材が重宝されています。

◆理由2
ホテルによっては初任給が大学卒と同じ場合がある入社後のキャリアパスもあまり差はないことも理由の一つです。多くのホテルで「大学卒」と「専門学校・短大卒」との間にキャリアパスの違いはあまりありません。入社時点で管理職を目指すコースで採用されるケースもありますが、多くの場合はノンキャリアの人でも入社後にキャリアコースに転換できる機会が用意されています。

◆理由3
企業からの信頼が厚いことも理由です。専門学校からの採用の多くは求人票から決まっています。求人票とは、企業から学校に向けて送られてくる採用情報です。求人票を経由してエントリーすることによって、
・確実に採用する気がある企業へ応募ができる
・大手新卒採用情報サイト経由で申し込む場合に比べて、採用選考のステップが1回少なくなる場合がある

・大学卒と違う土俵で、選考へ応募可能になることがある
などのメリットが生じ、ホテルに就職できる可能性がぐっと高まります。

初任給が大学卒・専門学校卒で差がないホテル一覧

『ホテル業界就職ガイド2020』より一部抜粋

企業名/ホテル名

大学卒 初任給

専門学校卒 初任給

ハイアット リージェンシー 大阪

170,000

170,000

セント レジス ホテル 大阪

180,000

180,000

ザ・リッツ・カールトン 大阪

180,000

180,000

パーク ハイアット 東京

185,000

185,000

ザ・ペニンシュラ 東京

200,000

200,000

ザ・ゲートホテル東京/雷門/両国など(by HULIC)

206,000

206,000

※一部例外はありますが、高級外資系は初任給に差がないホテルが多い傾向です。

ホテルに就職するための専門学校の選び方について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ホテルに就職するための最適な専門学校の選び方!4つの視点から解説

1-1-2.大学卒からホテルに就職するのは、専門学校・短大卒からとほとんど変わらない

大学卒であれば学歴としては充分です。数多くあるホテルの中から自分に合ったホテルを選ぶことができます。専門学校・短大卒より採用人数はやや少ないですが、多くのホテルでは初任給を高く設定しています。

ただし同じ年齢の場合、大学卒は専門学校・短大卒より2年後に入社するので、実質給料の差はないといえます。
入社の時点での初任給に違いはありますが、専門学校・短大卒で入社した人は2年間でキャリアアップし、給料のベースアップも見込めることが理由です。

そこに2年間働いた分の所得も加わるので、初任給の高さは大学卒でホテルに就職するメリットとはいえません。入社後のキャリアパスに関してもあまり差はないこともあり、他の業界と比べて大学卒のメリットをあまり感じることができないでしょう。

  • ただし、ホテルの経営に携わる役職につく人は大学卒の方が多い傾向にあります。トップを目指すのであれば、大学卒である方が良いでしょう。

1-1-3.高校卒でも可能 ただし、採用するホテルは限られている

ホテルによっては、高校卒の採用が行われていない場合があります。実際に多くの外資系のホテルは高校卒の採用を行っていません。

『ホテル業界就職ガイド2020』によると、採用情報が掲載されている全国149ホテルの採用人数合計5105人のうち、高校卒の採用人数は620名と全体の約13%ほどでした。高校卒でもホテルマン・ホテルウーマンになれますが、選択肢は狭まってしまう可能性はあるでしょう。
※合計採用人数が未定のホテルは採用人数合計に含まれておりません。

また、全てのホテルに当てはまるわけではありませんが、高校卒だと採用地域が限られてしまう場合があります。専門学校や大学へ進学した方が採用を行っているホテルの幅が広がる可能性が高いため、基本的には進学をおすすめします。

1-2.ホテルマン・ホテルウーマンになるために必要な資格とは?

1-2-1.特別な資格は必要ない

繰り返しになりますが、ホテルで働くのには特別な資格が必要というわけではありません。資格を持たないままホテルに就職する人もいます。

1-2-2.ただし、ホテルやホスピタリティに関する資格は強い味方になることも事実

「就職活動を少しでも有利に進めたい」
「少しでも自信を持って採用試験に臨みたい」
場合は、ホテルビジネス実務検定】の資格取得をオススメします。

これは、資格取得を目指して勉強する中でホテルの業務に対して理解が深まり、具体的にイメージできることによって入社した後、自分がホテルで何を実現したいか、どんな思いを持って志望しているのか、が明確になりホテル選びや面接の際の志望動機の作成などにも役立つからです

例えば、【ホテルビジネス実務検定ベーシックレベル1級】の期待効果について、一般財団法人 日本ホテル教育センターの公式HPには以下ように記載されています。

「ホテルのサービスオペレーションのみならずマネジメント業務も理解し、接客業務はもちろん基礎的な管理業務に従事する事ができる。」

ご覧の通り、【ホテルビジネス実務検定】の資格を取得することによって、ホテルへの理解がぐっと深まります。

また、高級ホテルではさまざまなお客様が宿泊するので、一般的なマナーについて知っておいたほうがいざという時に落ち着いて対応することができます。

ただしホテルにもよりますが、資格を持っていることが採用の決め手になるほどではないということを覚えておいてください。

※【ホテルビジネス実務検定】とは

総合的な資格制度として、ホテルの実務知識の体系的理解度を測定するための評価基準となる検定試験。

一般財団法人 日本ホテル教育センター より引用

その他にもマナー・プロトコル検定、秘書検定などの取得もオススメします。ホテルで働く際に必要な社会人としての基礎的なスキルや知識を身につけることができます。

2.求められるスキルは「ホスピタリティ」と「語学力」

1章では、ホテルマン・ホテルウーマンになるための進路選択と特別な資格は必要ないということを確認しました。しかし、採用の過程においてもちろん資質やスキルは見られています。

この章では、「自信を持って採用試験に進むためにどのような準備をしておけば良いか」と悩んでいる方のために外資系ホテルで17年間勤務した経験を持つ水島先生が提案する「ホテルから内定を獲得するポイント」を紹介しながら解説をしていきます。

~神田外語学院 国際ホテル科 水島正美先生のご紹介~

水島正美先生

国際ホテル科 コーディネーター
ヒルトンホテルに17年間勤務
フロント、ゲストリレーションズ、営業、総支配人付秘書を経験

2-1.ホスピタリティ・マインドや、人間力の高い人が求められている

ホテルが最も重視しているのは、「ホスピタリティ・マインド」です。「ホスピタリティ」とは、基本マナー、気くばり、心くばりから成り立っています。この3つの要素を持つ人を「ホスピタリティ・マインド」を備えた人と呼んでいます。

そんな「ホスピタリティ・マインド」を育てるには「させていただく」気持ちを持つことが重要です。形だけまねても「ホスピタリティ」にはつながりません。学生には、全ての喜びは自分に戻ってくるので、お客様はもちろんのこと一緒に働く仲間への感謝を忘れないようにと伝えています。

また、授業の中で何度も学生に伝えているのが、「傾聴力」と「発信力」の大切さです。ホテルでは、お客様のお話をまずはしっかりと聴き、その方に合った話し方で何事も分かりやすくお伝えしなくてはなりません。

「ホスピタリティ」と「傾聴力」を高めていくことによって、相手のニーズを素早く察知してそのほしいものを最も適切なタイミングで提供できる人、つまり真の「ホスピタリティ・マインド」を持つホテルスタッフになることができます。

ホスピタリティ業界においては、このような力を総合した「人間力」が大きなアピールポイントとなります。
自身の「人間力」を高めていくことが、ホテル就職のポイントです。

2-2.一定の語学力は必要とされている

ホテルでは多言語に対応できる人材を求めている傾向があります。特に都心部、空港の近く、有名な観光地の近くにある外国人の方が多く滞在するホテルに就職する場合は必須です

ここでは日系ホテルと外資系ホテル、それぞれにおいて特に求められる英語力を中心に見ていきたいと思います。

ホテル分類

英語力の基準

日系ホテル

英語力はあったら良いが、必ずしも求められているわけではない
ただし、入社後に英語力UPが求められるケースが多い
※明確な基準はないが外国語に対してアレルギーがないことが前提

<注意>
都心部、空港の近く、有名な観光地の近くにあるホテルでは、TOEIC®600点以上が好ましい

日系ホテル
(宿泊部門など)

TOEIC®600点以上が1つのライン
※希望する部門によっては英語力をはかる試験がある

外資系ホテル

TOEIC®600点以上が1つのライン
※フロントなどお客様と密に接する部門はTOEIC®700点以上が求められる

新卒の採用選考の際にTOEIC®600点以上持っていれば、どのホテルでも受験資格を満たしているといえます。

補足:外資系ホテルに求められる英語力

新卒採用で外資系に就職希望であれば上記のようにTOEIC®600点以上が1つのラインになります。

中途採用でもいくつかの外資系ホテルの募集要項には「TOEIC®600点以上」と書いてありますが、実際にはTOEIC®730点やTOEIC®800点といったビジネスレベル以上の英語が必要です。

新卒採用で入社後すぐに外資系ホテルの宿泊部門を希望する場合はTOEIC®730点以上の英語力をつける必要があります。

TOEIC®の基準点は英語力をはかる上で必要ですが、現場ではTOEIC®の点数よりもお客様のご要望に対応できるレベルの英語力が必要になります。館内の説明やサインをもらうといったお客様との決まったやり取りというよりも、予定していないやり取りの際に対応できるような英語力が必要になります。

※一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会によると、TOEIC®730点以上が「レベルB」と位置付けられており「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」とされています。

TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表

ホテルスタッフに必要な英語力についてさらに詳しく知りたい方は、良ければこちらの記事をご参照ください。

66種の英会話フレーズ付!ホテルスタッフに必要な本当の英語力とは

2-3.ホテルのタイプと自分の性格を理解することも重要

ホテルは、立地や業態によって従業員の雰囲気や働く環境が変わります。立地を例に挙げると、テーマパークの近くにあるホテルに泊まるお客様と、東京駅の近くにあるホテルに泊まるお客様は違いそうですよね。ご想像の通り、テーマパークは子連れのファミリーが来ますし、主要駅の近くのホテルはビジネスマンが主な宿泊客です。

ホテルは大きく6つに分類されます。以下の表をご覧ください。

ホテル タイプ イメージ 代表例

ここで覚えていただきたいのは、この6つのカテゴリーの中から自分にあったホテルを探すことです。前述の通り、カテゴリーによって雰囲気や環境が違うため、自分に合ったホテルを探すことでミスマッチを防げす。また、ホテル側も雰囲気が合っている人を採用しやすい傾向にあります。

「せっかく憧れのホテルに就職したのに、思っていたイメージと違う」「雰囲気がなんとなく合わない」という理由で退職することになったら非常にもったいないです。

自分に合ったホテルを探しミスマッチを防ぐには、まず「どのような場所で(立地)」「どのようなお客様に(客層)に」おもてなしをしたいのかを良く考えましょう。この2つが明確になったら、自分の希望に当てはまるホテルについてしっかりと企業研究を行いましょう。

オススメの企業研究のやり方

企業研究では「ホテル見学」がオススメです。実際にホテルを訪れ、働くスタッフの様子を観察しましょう。スタッフが醸し出す雰囲気や接客の様子などが自分にマッチしているか、自分が目標にしたいか、が分かります。

例えば、日系ホテルは比較的落ち着いている雰囲気でチームワークを重視して働いています。特にリゾートホテルは土地柄もあり、穏やかな雰囲気のホテル・スタッフが多いです。
外資系ホテルは、チームワークを重視しつつも、個人の積極性や自主性を重視して働いています。洗練されたイメージのホテルが多いので、採用される学生も雰囲気にあった人を選ぶ傾向にあります。

曜日や時間を変えて、何度か見学に行くことも良いでしょう。曜日によって客層が変わるホテルもあるからです。

3. ホテル内定者に聞いた!内定獲得までの準備

ここで実際に舞浜地区のホテルから内定を獲得した学生が内定獲得までにどんな準備を行ったのか、体験談をご紹介します。
島田
神田外語学院 国際ホテル科2020年卒業 島田さん
島田 就職活動 流れ フロー

ステップ1:専門学校入学~7月まで

私は、「英語を使った仕事がしたい」「人と関わる仕事がしたい」と思い、神田外語学院の国際ホテル科に入学しました。入学後は、授業を通してホテルについての基本的な知識を学んでいきました。
ここではじめてホテルにはフロントやドアマン以外にもさまざまな業務があることを知り、さらにホテルで働きたいという思いが強くなりました。

ステップ2:1年生 8月~10月まで

「ホテリエデザイン」の授業の中で業界・企業研究を行いました。企業研究と自己理解を進めていく中で、ホテルが求めている人材と自分のタイプがうまくマッチするかを徹底的に考えます。実際にホテルに足を運び、ホテル見学を行ったことでより具体的にイメージすることができました。

ステップ3:1年生 11月~1月まで

ホテル業界は就職試験が行われるタイミングが早いため、この時期から各ホテルの説明会に参加し始めました。しかし、入学後からしっかりとホテルの基本的な知識を付け業界研究を行っていたため焦ることなく就職活動をスタートすることができました。

ステップ4:1年生 2月~2年生 4月まで

選考に向けての面接対策を行いました。力を入れていたのは「自己分析」と「笑顔の練習」です。特に「自己分析」では、授業で行ったことをさらに深掘りすることによって自分の価値観をより深く知ることができました。価値観が分かると「なぜそのホテルを志望したのか」が明確になり、ホテルで働きたい理由が見えてきました。

その結果、志望理由を面接で自信を持って伝えることができました。TOEIC®も面接時には695点取れており、履歴書にも記載していたのであまり面接の際に英語力を問われることはありませんでした。事前に高得点が取れていたので有利に働いたと思います。
Extra.入社に向けての準備
内定をいただいてからは、さらに語学力を磨いています。英語ももちろんのこと、最近では日本に来る中国人のお客様も多いので中国語の勉強も進めています。

様々な文化を持った外国人のお客様を理解し、失礼がないように心地よく過ごしてもらうために異文化理解にも力を入れています。

4.ホテル就職を目指すなら神田外語学院 国際ホテル科がオススメ

みなさんにオススメしたいのが、専門学校に通いながらホテル就職に必要なスキルや知識、マインドを身に付けることです。
そのなかでも特に、当ブログを運営する神田外語学院の国際ホテル科がオススメです。

世界中には多くのホテルがあり、各ホテルでお客様の層も、スタッフの雰囲気も、給料も、そして入社後のキャリアプランも違います。たくさんあるホテルの中から皆さんが自分にとってベストのホテルを探すことがホテル就職では一番重要になってきます。

たくさんありすぎで、自分ではベストなホテルを選べないかもしれません。就職に向けてサポートしてくれるプロや、自分で判断できる基準を教えてくれる人が必要ですよね。

神田外語学院の国際ホテル科では、ホテル業界に関する知識を習得することはもちろん、ホテル業界で広く求められている「ホスピタリティ」や「語学力」を学びながら2年間でホテルへの就職に備えることができます。ホテルの経験を豊富に持つプロがホテルで働くのに必要な基礎知識やマナーなどを徹底的に教えるので安心してください。

また、外国語の専門学校の強みを活かし、基本的な英語力を身に付けると共に就職後に役立つ「ホテル英会話」なども学ぶことができます。今回は、そのカリキュラムの一部をご紹介します。

4-1.「ホテリエデザイン」で自分に合ったホテルが探せる

ホテル業界の研究を行い、ホテルの種類や外資系ホテルと日系ホテルの違い、自分に合ったホテルを探します。

前述した通り、日本には多くのホテルがあります。単にホテルに就職するならどこの学校、学科でも問題ないですが、この授業ではたくさんあるホテルの中でどこに就職したら自分が活躍できるかを考えられる内容になっています。

また、採用選考の基本や求められる人材像などについても勉強していきます。就職活動前には、面接についての授業がありクラス全員の前で実際の面接練習も行います。面接準備やスーツの着方、女性は面接に向けたメイクの仕方も学びます。
ホテリエデザイン

4-2.多くの卒業生を輩出しており、ホテルからの信頼が厚い

神田外語学院からホテルへの就職はほぼ100%求人票から決まっています。求人票とは、企業から学校に向けて送られてくる採用情報です。
求人票は全ての学校に同じものが届くわけではありません。確かな「語学力」と「ホスピタリティ」を持っている神田外語学院の卒業生が、国内や海外のホテルで活躍し、さまざまな場所で信頼と実績を積み重ねていることから、神田外語学院には多くのホテルから求人票が届くのです。求人票が届くことはホテルからの信頼の証と言えます。

4-3.「EIC(国際コミュニケーション英語)」、「ホテル英会話」で生きた英語を自分のものにできる

必修共通科目の「EIC(国際コミュニケーション英語)」は、全て外国人教員が担当し、「読む」「聞く」「書く」「話す」の英語4技能の強化を図ります。
授業は20名以下の少人数の習熟度別クラスで、日本語禁止という環境で行われています。外国人の英語に慣れることで就職してもすぐに外国のお客様から英語で話しかけられても落ち着いて接客ができます。
また「ホテル英会話」の授業では、フロントやドアアテンダント、ハウスキーピングといった職種別にホテルでよく使うフレーズを含めて学ぶことができます。
EIC 授業風景

EIC(国際コミュニケーション英語)の授業について、詳しくはこちら(動画)

4-4.豊富なインターンシップとホテル実務研修で経験を積める

神田外語グループの国際研修センターである「ブリティッシュヒルズ」で1年次の夏休み、または2学期に約2週間、外国人スタッフと共に英語での接客を体験します。ホテルで接客する際には日本語は一切使えません。

授業で学んだ知識・理論をこの実務研修によりスキルへと変え、将来のホテル実務に役立てます。「ホテル実務+英語」での接客体験ができる経験は神田外語学院・国際ホテル科ならではです。

その他にも希望制で「ホテル宿泊研修」、2ヶ月間の実習を行う「ホテル実務研修」などがあります。

ブリティッシュヒルズ インターン

神田外語学院 国際研修センター 「ブリティッシュヒルズ」

既に大学に進学している方に向けて

もう、大学に進学していてこれから専門学校に入るのは難しいとう方は、4年間の大学生活の中で「人間性」を磨くことをオススメします。さまざまな経験を積んだり、英語力を向上させたり、実践的なスキルを身につけたりすることで新たな道が開ける可能性があります。

また、ホテルでアルバイトをすることもオススメです。アルバイトを通してホテルでの実践的な技術を身に付けることで、就職する際の大きなアピールポイントとなります。

大学のキャリアセンターを活用するのも一つの手でしょう。キャリアセンターには、ホテルから独自の求人情報が来ている場合もあります。ホテルに就職を希望している方は一度足を運んでみることをオススメします。

 

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【就職内定率95%以上】最後まで責任を持つ!徹底的にこだわり抜いた神田外語学院の教育姿勢とは

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。ホテルマン・ホテルウーマンを目指しているみなさんに基本的な知識や進路選択、就職に向けての準備について、お伝えできたのではないかと思います。最後に本記事で解説した内容をまとめると、ポイントは以下の3つです。

(1)採用人数も多く、卒業後即戦力となれる専門学校を選ぶのがオススメです。専門学校で実践的なスキルや知識、マインドを身に付けてください。

(2)特別な資格は、ホテルで働くのに必須ではないですが、間違いなく強い味方になります。

(3)ホテルが最も重視しているのは「ホスピタリティ・マインド」と「語学力」。ホテルマン・ホテルウーマンを目指すなら上記の2点をしっかりと磨いていきましょう。

「憧れのホテルで働きたい!」と思っている皆さんの役に立てたのであれば嬉しいです。
この記事を読んでホテルマン・ホテルウーマンになるための道筋を描き、夢を実現していただければと思います。

参考文献
株式会社オータパブリケイションズ、『ホテル業界就職ガイド2020』、2018年、p185-259

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■就職・大学編入学の実績一覧
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また理想の就職や大学編入学を実現した先輩たちのストーリーを読むだけでも進路選択の参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

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