神田外語学院アジア／ヨーロッパ言語科韓国語コースを卒業し、提携している韓国の大学に編入学をした２人の学生にインタビューをしました。

中学生の時に韓国ドラマにはまったことがきっかけで韓国に興味を持ちました。でもその時はドラマを見ることが好き、というくらいで、語学の勉強はほとんどせず、自分の名前が書けるくらいでした。

韓国に留学ができる学校を進路先にしたいと思って、カリキュラムに留学が組み込まれている大学をまず受験しました。ですが結果は不合格…。それなら専門学校で徹底的に韓国語を学んで、それから留学をしようと思い、選んだのが神田外語学院でした。

一言でいえば、韓国語の勉強がすごい楽しかった2年間でした！入学当初は本当に自分の名前が書ける程度だったので、1年生の時は毎日、新しくできることが増えていって、楽しんで韓国語を学べました。ですので勉強が大変だった、という記憶はまったくありません。

韓国語は日本語と語順が同じですし、単語も似ているので、学びやすいと思います。また、日本語にはない発音や異なるニュアンスの単語もありますので、学べば学ぶほど奥深さを感じます。

効果的だった勉強方法としては、やはり単語力を鍛えることです。語学で一番大切なのは単語です。学べば表現の幅が広くなりますので、時間がある時には韓国語能力試験（TOPIK）に頻出の単語をひたすら覚え、おかげで卒業時にはTOPIKの最上級である6級取得までできました。

留学に行きたい！という思いが強まったのは1年生の夏休みに行った韓国研修がきっかけでした。この時、入学以来高めてきた韓国語力の成長を感じたのですが、このまま韓国語を学ぶだけではもったいない、大学で授業を受けてみたいと、留学がより強く、具体的な目標になりました。

留学先をどの大学にするかはかなり迷いました。そんな時に神田外語学院内で開催された提携大学別の説明会で、神田外語学院卒業生で建国大学校に留学した方が詳しく説明してくれ、一気に候補に挙がりました。建国大学校は留学生に対するサポートがよく、立地もとても素晴らしいです。また、私は韓国アイドルが好きなだけではなく、コンテンツの生み出し方、プロデュースの仕方に興味があったため、それらを学ぶことができる文化学部文化コンテンツ学科を志望しました。

現在は大学近くのワンルームアパートで一人暮らしをしています。最初は学生寮に住んでいましたが、韓国にある日本人向け物件情報サイトがあって、そこで部屋を見つけ、転居しました。

生活費ですが、家賃は月60万ウォン＋管理費7万ウォンです。家賃とか食費をすべて込みで、1ヵ月日本円で15万円ほどでしょうか。外食は1食1,000円ほどですが、大学近くの安いところですと600円ほどですみます。

学費として、私が所属している学部学科は、あくまで私が入学した時の話になりますが、入学金が48万5000ウォン、授業料が1学期403万1000ウォンで、合計451万6000ウォンです。2学期制ですので、年間ですと約850万ウォンになります。でもここから提出したTOPIKの級によって奨学金が決まります。６級だと授業料の60％、5級だと50％、4級だと40％、3級は30％です。入学した次の学期からは授業の成績によって奨学金が変わります。

神田外語学院で2年間学んだ韓国語を実際に使えて、かつ人間的に成長できる環境に身を置けたということで留学してよかったと思っています。例えば私は留学をしたことで、自分から発信・行動できるようになりました。日本国内ですと言わなくとも分かってくれる、という場面がありますが、外国ではそうもいきません。待っていても誰も何もしてくれないと分かってからは、自分から積極的に自分の意見をアピールできるようになりました。

外国で生活するということは簡単なことではありません。だからこそ自分の自信につながります。留学に少しでも興味があるのであれば一度調べてみたら良いと思います。それぞれの学校によって制度も違いますし、同じ学科名でも学ぶことが違ったりします。また、旅行の時とは違う部分を感じることができるのも留学の醍醐味だと思います。今しかできないこともたくさんありますので、いつかではなく、今できることは、今したほうがいいです。海外で生活するということは本当に成長でしかありませんので、ぜひ前向きに考えてみてください。