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ANA成田エアポートサービス様による航空業界セミナーを開催しました

2017.10.18

2017年9月22日(金)ANA成田エアポートサービス様による航空業界セミナーを開催しました。

当日は、ANA成田エアポートサービス様より、総務部人事課の担当者様、そして現在旅客サービス部で活躍されている本学国際エアライン科卒業生をお迎えし、「安全の視点から考える」というテーマでお話をいただきました。

会場に集まった約180名の学生は、その一言一句にうなずき、真剣にメモをとっていました。

出された質問に関して、話し合う学生

担当者様より、「安全」をお客様目線で考え、空港で働く上で気を付けなければいけないこと、大事にしていることなどを様々な視点で実演も交えながら、分かり易く説明していただきました。

 

最初にアイスブレイクで、これからハワイ旅行に出発するお客様になったと仮定して、空港内での出国までの流れなどを学生同士で相談し、発表しました。

積極的に発表をする国際エアライン科の学生

また、グランドスタッフやグランドハンドリングのイメージを考える場面では、「グランドスタッフは、大変な仕事そうだけれど、いつも笑顔」「スピーディで適確。対応が柔軟」など学生それぞれが持つイメージを共有しました。グランドハンドリングについては、「裏方の仕事だけれど、正確さが非常に求められる仕事」という意見も出ました。

それらのイメージから、何を大事にしているかを考えてもらい、今回のテーマ「安全の視点から空港の仕事を考える」を詳しく説明していただきました。
定刻通りに出発到着をさせる「定時性」、お客様がスムーズに手続きなどをすることができる「利便性」、機内で気持ちよく過ごしていただくための「快適性」、どれももちろん大事ですが、1番大事なことは「安全性」。

過去の事故から安全の重要性を学ぶことで、未然防止や改善策に努める姿勢を大切にしており、社員一人ひとりが常に「安全」を意識した行動を心がけるよう、毎朝「ANAの安全理念」を必ず全員で唱和しているそうです。

また、安全理念に沿って様々な取り組みをしており、今回は、安全に対する取り組みを考える練習として実際の空港内での写真を使い、どの場面に危険が潜んでいるかを自分達で考えました。

全員でマーシャラーの体験

最後にグランドスタッフやグランドハンドリングの方々が空港でどのように動いているかをお客様が出国する流れと共に説明していただき、全員で、マーシャラー(飛行機が到着し、定位置まで誘導をする業務を行う人)の業務についての説明を受け、体験させていただきました。
学生からは、「キャビンアテンダントコースだが、普段知ることのできないグランドスタッフのことも知ることができてよかった」「お客様の安全を第一に考えている徹底さに非常に感動した」という感想を聞くことができました。学生達にとって、実際に働いている先輩のお話や、改めて航空業界での仕事について深く考え、知ることができ、非常に良い機会となりました。

アナウンス業務の実演をしていただきました。
マーシャラー業務の説明

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